ゆず味噌作り 身土不二
「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」で毎回柚子味噌を少しだけ使用していますが、3年寝かせた美味しい柚子味噌がとうとう切れてしまいました。
今年は柚子味噌を作らねばならないと思い、恵那の自然に実った柚子をいただいていましたが、忙しくてなかなか作れませんでした。 柚子も古くなってくるので、ようやく、時間を見つけて作りました。
材料
恵那の野に自然に実ったゆずの皮
地元恵那市の白みそ 米味噌
恵那の蜂が採ってきた柚子蜂蜜
恵那市の醸造元の日本酒
みりん(マクロビのオオサワジャパン製)
(食材は、無農薬か自然栽培品のみを使い、砂糖は基本的に体に良くないので使いません)
A
ゆずの皮2個を下ろし、
2個を微塵切り
ゆずの搾り汁適量
鍋に、白味噌(米麹を使って作られる甘口の米味噌)と米味噌味噌
日本酒と味醂、柚子蜂蜜を入れ火にかけます。
粘りが出た頃に材料Aを入れ混ぜ合わせて数分火にかけて出来上がり。
これをまた3年ほど冷蔵庫で寝かせて熟成させます。
まったりと練れた味の美味しい柚子味噌ができあがります。
味醂以外は全て地元恵那産の食材です。
身土不二 地産地消
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身土不二(しんどふじ)とは、「身と土、二つにあらず」、つまり人間の体と人間が暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にあるという意味の言葉です。言葉の起原は大昔の仏典に遡ることができますが、現在では食の思想として「その土地のものを食べ、生活するのが一番健康によい」という意味で使われています。