誰一人いない全ての美を独り占め
静寂の中
苔の美しさ
日本人ならではの喜び
この あたたかな やわらかな 緑の段通
とてもうれしくなる
こんなにも美しいのに
紅葉の頃はさぞや更に美しいだろう
しかし その時は 人 人の山だろう
人のいない
心に爽やかな空気を感じ
この美しい緑を愛でながら
紅葉を想う美しさこそ
なお 美しいであろう
…………………………
箱根美術館・神仙郷
箱根で最も古い美術館であり、MOA美術館を建てる前の原点の美術館
衣・食・住・生きとし行けるものすべてに対する美意識の美術館
館内は鎌倉・室町時代に製作された力強く重厚な六古窯の壺や甕などを中心に、「日本のやきもの」が陳列されている。
陳列品は全体的に地味だが、しっとりとしてどっしりとして大地から作られた いいものがある。
そして、この美術館の最高の作品は敷地面積約3万坪にひろがるという庭「神仙郷」である。
箱根の山々を借景としながら約130種類の苔と200本のモミジの「苔庭」や、「萩の道」、「竹庭」など変化したお庭が広がっている。
先回は館内の作品を載せましたが、今回は真骨頂「神仙郷」です。
…………………………
ちょっと一服
お抹茶 葛羊羹
目の前の緑の涼しさの様に
綺麗なさらっとした柔らかな葛のお菓子
お抹茶もいい味
ここも熱海のMOA美術館も創始者岡田茂吉の美学に則っとり上品で美味しい
とても美味しい