一保堂茶舗 2023.4.22 | foo-d 風土

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自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

京都市内15ヶ所で開催されている『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』をレンタサイクルで観て回っていますが、4月22日 まだ4月なのに気温が25℃自転車に乗っておる時は涼しいけど 暑い日。

午後に小休止

 途中でお茶をしました。

 

創業1717年(享保2年)の一保堂茶舗

久しぶりの訪問

 

クラシックな店内を通り

 

 

奥の喫茶へ案内されお品書きを拝見。

玉露をいただこうとお品書きを見たら3種類あり 一番高いのが 2200円

 

天下一という玉露

  「究極の一滴」と書かれている

「究極」

  惹かれる言葉  なら飲んでみたい。

 

玉露やお煎茶は一回で3煎か4煎飲むから、お抹茶などよりも安く上がる。

1杯換算だと500円。

 

甘くて濃厚

特別旨い玉露

 

おまんじゅう

きんとん

甘さ抑えてサラッとおいしい。余分なものの入っていないきれいなおいしさ。

こういうおいしさは京都ならではのものですね。

 

丁寧に 二煎目、三煎目を入れる温度まで教えてくれますが、

2煎目も3煎目も指定された温度より更に下げてお湯を注ぎコクのある美味しさでいただきました。

二煎目

三煎目

 

 

美味しいお茶とお饅頭

暑さで、まだ飲めるから、もういっぱい注文しました。

 

玉露や煎茶と違いそれほど多くは飲まないのでお抹茶にしました。

 

今度は濃茶(こいちゃ) 

雲門の昔 力強く濃厚な旨味とあり 濃茶1650円

これも良いお値段ですね、だけどこういう高級品は京都でも来なければ頂かないので まあいいか。

飲んだ後に、声をかけると茶筅と白湯を持ってきていただけます。

飲み終わると濃茶はたくさんお茶碗についていますから勿体無いので、お店も用意していてくれるのです。

きめ細かくまったりと濃厚な旨味のいい濃茶 とてもおいしい。

 

 

 唐衣(からぎぬ)というお饅頭

唐衣とは平安の女官が清掃するときに一番上に着た短い上着のこと

 とても綺麗なお饅頭

これも甘さ抑えてサラッとおいしい いいお菓子だ

 

これを本当の唐衣にして纏ったのはどんな方でしょうね

 淡くしなやかで美しい女御だったことでしょうね。

 

 

 最後に、茶筅と白湯をお願いして、濃茶のお茶碗に白湯を入れて薄茶にしていただきました。

ごちそうさま。

さあ今からまた。自転車で京の写真展をまわります。

 

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山陰地方(鳥取・島根出雲)では、お抹茶が普段の生活の中に広く浸透していて、作法などではなくポットからお湯を注いで普段茶として気楽に飲む習慣があり、今でも一部の家庭で行われています。

私の実家でも、常にお茶碗とお抹茶のセットがお盆に用意されていました。

 

 子供の頃 こういう美味しいお饅頭をお土産などで頂くと、母はすぐに、「お茶ですよ」っとみんなを呼んでお茶を立ててくれました。

お茶碗に抹茶を入れ、ポットでお湯を入れ点てるだけですからどんなお茶よりも簡単でおいしいですから、子供も自分でも点て手ていました。 

 (世界最古のインスタント飲料ですね。)

 

そして、今回のように美味しいお菓子を食べるときには「東を向いて笑え」といつも母に言われていました。

全てのものを育て導く太陽の出る東に感謝していただくのです。

 

 

 

 

 

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山陰地方(鳥取・島根出雲)でお抹茶が盛んなのは、おそらく、松江のお殿様で、大名茶人として名高い松平家7代藩主の松平治郷(1751~1818年)松平不昧公から広まったものと思われます。 美術工芸の振興も図り、陶芸や漆工、木工、作庭など名品を指導し、不昧流という茶道を興しています。

  私の父もこの不昧流でした。

 

お抹茶は、お茶を入れると言わずにお茶を点てると言いますね。

また、お茶を点てる一連の作法のことを「点前」と呼びますが、その漢字も「お手前」ではなく「お点前」と書きますね、なぜこんな言い方になったのでしょう。

 

 これは焼売や餃子などを食べたりする飲茶(やむちゃ)でおなじみの「点心」が由来です。

点心とは、空腹に点を打つ(小腹を満たす)という意味があり、禅宗では茶とともに軽くとる食事のことも指します。

中華料理の点心ですが、40年程前香港によく行っていた頃、夜食べたくてやっている店を探しましたが、どこもやっていません。点心は軽い食事なので夜はやっていなかったのです。午後4時くらいまでしかやっていませんでした。

ちなみに肉まんをヒントに、お茶請けに欠かせないお饅頭が誕生したそうです。