藤の咲く頃 胡桃採り | foo-d 風土

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藤波の
 茂りは過ぎぬ
  あしひきの
 やまほととぎす
   などか来(き)鳴かぬ
         久米広縄
 
 藤(ふじ)の花の盛りは過ぎてしまいましたのに、どうしてやまほととぎすは来てて鳴かないのでしょうか。
こんなに長くお待ちしていますのに、どうしてあなたは来られないのでしょう。
この歌は、大伴家持(おおとものやかもち)から贈られた歌(「君のところにはとっくに霍公鳥( だから、僕は 何事も自然に任せ余分な事をしない。
 (万葉集で藤は、一輪では咲かないので「藤波」と表現されることが多いです)
 
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山藤の花が満開 もう今週でおわりですね、
 その足元で鬼グルミの実を採りました。
 
この時期にクルミ採り?っと驚かれるでしょう。
一般的には晩秋に木から落ちたクルミの実を拾うのですが、落ちた実はビワの様な形と色がしてネバネバしていて触るとかぶれますし、タネを出す作業が大変です。その後も何日も置いてから、付いた黒いものを撮る作業も大変です。
 だから、僕は 何事も自然任せ、自然が解決してくれますから、余分な事はしません。
 クルミの木の目星だけつけておいて半年後、外の実が腐って黒く乾燥したり、完全に種だけになっている今頃に拾いに行きます。
この様に、私にとってクルミ採りの季節はまさに今なのです。
 
 枯れ葉の下になっていたり枯れ葉と同じ様な色なので探しにくいですが、それでも数十個見つけました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 西洋ぐるみと比べて濃厚な味でとても美味しいのですが、ここで問題があります。
日本で生息しているくるみは主に鬼ぐるみと姫ぐるみで、美味しい鬼ぐるみは とてもとても硬く、靴で思いっきり踏んだくらいでは割れず、適当な工具だと工具が負けてしまいます。
この為、ペンチの様な和くるみ用の頑丈な工具で開けます。
 
市販のくるみとは違う味の濃さをお楽しみください。
 
いま恵那の山は、藤の花が満開で
 
季節の「今」を何よりも大切にする「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」では、この時期だけ藤の花の料理をお出ししています。
 
 藤も今週で去っていきますが、恵那の野山の大自然はまた素晴らしいものを用意してくださいます。
次に皆様が来られる時、 自然ははどんなすばらしい幸をくださるでしょう、また楽しみです。