啓蟄(けいちつ) | foo-d 風土

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自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

 

 

水ぬるみ

 清流(ながれ)にのせる

    白梅は

  緋色の鯉の

     髪飾り

何故かやさしく懐かしい花

日本では平城京の時代まで花といえば梅でした

この想いが遺伝子の奥に香りと共に忍んでいるのでしょう。

 観ずれば感ずるほど いい花ですね。

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今日2023年3月6日は二十四節気の一つ『啓蟄(けいちつ)』です。

恵那の野も

 この少しの陽気に

    誘われて

  梅も随分ほころび

    心も春に

   動物たちも長い眠りから

    出てくる今日この頃。

春告げる

  鳥のさえずり

     導びかれ

  川のほとりで

      白梅を愛で

 

物語のある料理

「野の花料理 恵那の野山の 蕎麦懐石」

 旬の野山の花料理と野の料理、超々粗挽き十割蕎麦を堪能して頂き、最後のお抹茶に添えてお出しするお菓子

「みなも梅」

   笹舟を添えて

食材は全て

自然のものか無農薬

 身土不二、地産地消

  医食同源

 体に優しいものばかり

恵那の梅園に咲く梅の花

自然栽培人参の緋鯉

有機栽培大豆の豆腐で梅の花

恵那のアカシア蜂蜜で煮た小豆

恵那市山岡町名産の寒空で晒した寒天

恵那の野にある梅を摘み

恵那の櫨の花の蜂蜜だけで漬けた優しい梅のつゆ

(蜂蜜は恵那市 堀養蜂園製)

梅の咲くこの時期だけお出しできる 味わっていただきたいお菓子です。

  梅の香と共に どうぞ召し上がれ