ダート1900m
平安ステークスが1900mになってからどのくらい経ったんだっけ?と調べてみたら、もう丸10年が過ぎていた。今年で11回目になる。そんなに経ってたっけ?と思ってしまうほど、個人的には平安ステークスと言えばダート1800mのイメージだ。
もっとも重賞に格上げされる前のオープン特別時代は1400mだったんだよなあ。。。
1800mと1900mの最大の違いと言えば1コーナーまでの距離。
280mと380mでは外枠に入った先行馬に騎乗する騎手のストレスはけっこう違いそうだ。
そうは言っても1900mだって先行馬には内枠のほうがいいのは当然のことだが。
重賞メンバーに入ると終いの脚ではやや劣りそうなカフジオクタゴンなんかは前で運びたいところだが、この枠では厳しい競馬を強いられそうだ。モーリス産駒だけに頑張ってほしいのだが。。。
この枠順だとロードヴァレンチがすんなりハナに立つか。それともテリオスベルが外からハナを主張するか。メイショウフンジンも先行したいところだろうが、この並びなら2~3番手に収まりそう。
人気のグロリアムンディもこの枠なら好位から逃げ馬を見ながら運びたいところだが果たしていいスタートを切れるか。前半に行き脚がつかないようだと内枠だけに前に入られてどんどん位置取りを悪くする可能性もありそう。前走は最内からするする進路が取れたが中央のレースでそんなに楽に内の進路が開くだろうか。前が開かずに人気を裏切るというパターンも想定したほうが良さそうな気がする。
ハギノアレグリアス
近3走、重賞3連続連対中のハギノアレグリアス、この枠なら中団の前辺りで内の先行馬を見ながら運べれば終いは確実に脚を使えるし、馬券圏内に来そうな軸馬としては一番良さそうな気がする。
もちろんダイオライト記念で2着を9馬身も千切ったグロリアムンディを軽視はできないが、この枠順ならオッズ的にも多少は妙味のありそうなハギノに期待したくなる。
馬場状態は?
土曜日の京都競馬場は天気は悪くはなさそうだが金曜日の雨がどの程度残っているだろうか。
金曜日正午の発表ではダートコースは稍重だが、その後もけっこう降っていたようでどこまで悪化しているのか。そして土曜日にどの程度乾いていくのか。
通常の良馬場ならダートコースは前々で運んでどれだけ粘りこめるか、といったパターンが多いが稍重や重で脚抜きの良いスピードの活きる馬場なら直線での伸び脚勝負、二転三転というケースもあるので馬場状態の変化には注意をしておきたい。
今のところ
◎ハギノアレグリアス
○グロリアムンディ
▲ノットゥルノ
△タイセイドレフォン、ヴァンヤール
といった印を考えているが、前残りが顕著な馬場ならロードヴァレンチやテリオスベルなども相手に検討したいところだ。