先日、知り合いの学生から「科学」と「技術」の違いは何か?という質問を受けました。

普段何気に使っていますが、確かに疑問に思っても不思議じゃないことかもしれない・・・と思いました。

「科学」とは、簡単にいえば「自然の法則を追求する学問」だと思います。
ある事象について独自のアプローチで体系立てるものであり、物理、化学、数学、地学などの自然科学です。
広義では社会科学や人文科学も含まれますが、一般に使う場合には、自然科学のことを指すケースが多いと思います。

これに対して「技術」とは、簡単にいえば「科学を利用した手段・方法」ではないでしょうか。
また、エンジニアリングとは、自然の法則と社会の必要性の中で技術を作り上げることをいいます。

ちょっと乱暴ですが、理学部が「科学」、工学部が「技術」に近いでしょうか・・・。

原理や法則を研究する学問(科学)と、それを基に何かを作り上げる技(技術)、これらが組み合わさって初めてイノベーションが起こると思います。

ついでですが、「科学」とたまにごっちゃにされる「化学」について。
「化学」は、原子や分子をあらゆる物質の構成要素と捉えて、物質の構造や性質を研究する科学の一分野ということができます。

「科学(かがく)」と区別するために、意図的に「ばけがく」と呼ぶことがあるのはそのためです。

ちなみに「ノーベル賞」は、 物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の各分野において大きな貢献を果たした人に送られます。

科学賞ではなく、科学の各分野において受賞が分かれているのは興味深いです。
中国と縁の深い日本人は少なくありませんが、大きな貢献をしたにも関わらず、歴史に名前が残っていない人も少なくありません。

梅屋庄吉氏はその一人ではないかと思います。

梅屋庄吉氏は、1900年前後に活躍した実業家ですが、中国革命の父と呼ばれる孫文の盟友として兄弟ほどの親しい間柄にあったことは、これまで知られていませんでした。

もっともその理由は、庄吉氏の遺言で口外を禁止されていたというものですが、これは政治家である孫文への影響を考慮したものだと思います。

庄吉氏が香港にいたときに孫文と知り合い、財政面での支援を約束し、以降孫文が革命途中に何度か日本に逃亡してきたときを含めて全面的に彼をバックアップして、結果孫文は辛亥革命に成功し、中華民国(現在の台湾)の基礎をつくったのです。
しかも、実際には財政面のみならず、孫文の宋慶齢(後の国家副主席、妹は蒋介石夫人の宋美齢)との結婚をまとめたと言われています。

支援額は現在の貨幣価値で1兆円にも昇ると言われますから驚きです。
そういう意味では今の中国の基礎を作った陰の立役者と言えると思います。

ところで、この事実が、庄吉の孫の手により記された書籍が最近出版されました。
また、上海万博の日本館において、8月24日から29日の間に「孫文と梅屋庄吉展」が開催されることになっています。

来年は辛亥革命100周年にあたります。
それもあってか、角川映画で、孫文と梅屋庄吉の友情の歴史を映画化されるそうです。

この映画が上映されたらもちろん観に行きますが、その前に彼らのゆかりの店である「日比谷松本楼」(昨年胡錦濤が来日した際にも来店した場所)で、一度食事をしてみたいです。
皇位継承という難しい問題を論じるためではなく、事実と所感を述べるだけですのであしからず・・・(^^;)。

日本の女性天皇は何人いたか知っていますか?

記録では8人(再即位しているケースもあるので10代)となっています。

日本で初の女性天皇は「推古天皇」です。
推古天皇といえば、歴史の教科書で「593年、聖徳太子が推古天皇の摂政となる」というのが思い出されますね。

ところがアジアに目を向けると女性天皇(女帝)は極めて稀なのです。

中国の場合、則天武后(武則天、即位期間690年~705年)が唯一の女帝と言われています。

朝鮮半島の場合も女帝は新羅時代の3人のみで、初の女帝が私の好きなテレビドラマにもなった「善徳女王」です。

武則天は自ら権力を求めて即位し、専制政治を行ったことで有名です。
余談ですが、彼女は「則天文字」なる独自の文字もつくりました。
この中には「圀」もあります。
水戸光圀の「国」がどうして「圀」なんだろう・・・と不思議に思っていたのですが、ここから来ているそうです。

新羅の女帝は、やむを得ず即位したというのが特徴です。
しかも3人とも独身で子供はいなかったそうです。

あとは、ベトナムの李昭皇ぐらいでしょうか・・・。

中国や朝鮮と比較すると日本は女性天皇が多いように思われますが、日本の特徴は「万世一系」にあると言われています。
つまり、初代神武天皇(起源前660年)から現代の125代今上天皇まで、男系の血筋のみでつながってきている(夫が天皇か皇太子。これについては諸説あり)。
言葉を変えれば女系天皇(母のみが皇統に属する天皇)はいないということです。

こうして見てくると、各国の事情や特徴があって興味深いものがあります。
相変わらず暑い日が続いていますが、甲子園では高校球児達の熱い闘いが続けられています。

昨日は私の地元の仙台育英高校の試合があったのですが、延長12回の激戦の上に勝利しました。

後半は相手側のペースでしたが諦めずに頑張り続けた結果ではないかと思います。

さて、昨日の『hirog』で、GREEの好業績は中年層を抱えていることにある、ということを書きましたが、これからのビジネスを考える場合、中高年層を無視することはできないし、逆に彼らをターゲットとしたビジネスは成長する可能性を秘めていると思います。

もちろん、少子化の流れの中で高齢化社会が進んでいる、ということはあるのですが、それ以外にもコアなユーザーになりやすい(若い世代は嗜好も様々で移り気がち)ということと、収入が安定していて経済的に余裕があるということがあります。

一時期、我々の世代をターゲットとした80年代の音楽やグッズが流行ったときがありましたが、そういったものを全く躊躇なく購入できる購買力がそこにはあるのです。

その中でも特に60代以上のシニア層は、支出が可処分所得を上回っているという調査結果があります。

つまり、シニア層は貯蓄を崩してまで消費をしているのです。

これは注目すべきことで、年金その他の収入分+貯蓄の一部がお財布の中に入っているのですから、携帯代が払えない若年層よりも確実にお金を落としてくれることになります。

以前、株式上場したベンチャー企業の「シニアコミュニケーション」は、シニアをターゲットとしたビジネスを展開していたので個人的には注目していたのですが、最近粉飾決算が発覚してしまい、非常に残念です。

高齢者の生活を豊かにする事業、サービスは魅力的だと思います。

先週、業界の勢力構造の変化を顕著に示す出来事がありました。
それはGREEの前期決算発表。


既にご存知の方もいると思いますが、売上高352億円、税引後の当期利益が115億円にも達しました。
これは前期と比較して2.6倍になっています。

営業利益率は55.6%。
前期は60%でしたが、広告宣伝費などの増加で利益率が若干低下したものの、驚異的な数字です。
インターネット業界ならではの利益率です。


GREEは6月に一部上場を果たし、最近も株式分割を発表するなど、インターネット業界で最も波にのっている企業です。


収益の内訳は有料課金収入と広告収入の2本柱で、前者が281億円、後者が70億円となっています。

つまり、ソーシャルゲームのアイテム課金などの収入とアクセス数をベースとした広告というビジネスモデルです。

広告収入の増加は鈍化していますが、有料課金収入が伸びているのです。

数年前には予想できなかったソーシャルゲームが大きく収益に貢献しているわけですが、この背景にはGREEユーザーの44%を占める30代以降の収入がある人達を抱えているからだと思います。


そして・・・、ついにユーザー数はmixiを超えて国内コミュニティサイトNo.1となりました。

mixiの2,102万人に対してGREEが2,125万人。

ともにすごい数ではありますが、GREEの増加率が大きいのでこの傾向は続くものと思います。


それにしても一見無料としているゲームで、実際にはアイテム課金などで300億円も稼いでいるというのはすごいですね。

私が嫌いなことに「待つこと」があります。

なぜかというと「物事を先に進められないから」です。
待っている間は、状況把握ができないし、相手が何を考えているのか分からない状態が続きます。

特に「返事をしない」ことと「指示もしくは合意したことをやってくれない」と、ついついイライラしてしまいます。

例えばこちらから出したメールに対して、社内外にかかわらず返事をしない場合は相手は何を考えているのだろうと思いってしまいます。

自分と関わりたくないのか、返事できない問題があるのか、状況を確認するために返事が遅れているのか・・・。

理由はどうあれ、それをきちんと相手に示すことは必要ではないかと思います。

自分と関わりたくない場合、永遠にかかわらないような場合は別ですが、そういうケースは稀だと思いますので、時間を繰り延べるだけになります。
問題があった場合には、先送りしたら更に問題が肥大化するかも知れません。
状況を確認するためであれば、その旨をとりあえず伝えるべきだと思います。

指示もしくは合意したことをやってくれない場合も理解に苦しみます。

自分の意思に反する指示があったり、やむを得ず合意をしたのかは別として、指示を受けたり合意をした以上は、それを実行するのが責任だと思います。

指示もしくは合意したことをいつか忘れてくれるだろう・・・という考え方はしてほしくないものです。

いずれのケースにおいても、客観的に見れば単純に逃避しているだけです。
問題に正面から向き合わない人は、問題解決ができない、つまり仕事ができない人ではないかと思います。

プライベートの場合でも、人間関係や信頼関係の構築は難しくなるでしょう。

結局は自分が損するということに気づいていないのだろうか、と思わずにはいられません。
私はこれまで幸い火事には遭遇したことがありません。

火事というものは実際にその場にいないと、その恐怖は分からないものだろうなと思います。

最近モスクワで森林火災が多発しています。
煙が市内を覆い、首都機能に影響が出始めているようです。
記録的な猛暑で雨が降らないことも被害の拡大を助長しているとか。

モスクワに限らず、シベリアでは毎年かなり大きな森林火災が発生していて、その規模は日本の半分にも相当すると言われていますから想像もできません。

昨年はオーストラリアで173人が死亡するという同国史上最悪の惨事もありました。

日本では、そこまではいきませんが、それでも年間2千件もの山火事が報告されているそうです。
日本も国土の7割近くが山林であることを考えると山火事が起こりやすいことは理解できますが、2千件というのは驚きです。

山火事は、立地的に水が不足していたり、道路が無かったりして、消火活動が思うように進まないため、被害が大きくなりやすいのです。

森林火災は、生態系バランスを崩すことになるので、野性動物保護の観点はもちろんのこと、気象にも影響を及ぼしかねません。
また、地球温暖化に対してもマイナスです。
一度消失してしまった森林の復活までには数十年かかると言われています。

落雷などの自然な要因もありますが、人為的なものが過半を占めているそうで、焚火やたばこの火が原因と言いますから、人々が留意することで防げることを考えると気が引き締まります。
私達の身の回りのお店で、最も数が多いのは何だと思いますか?

コンビニ? 銀行? などと考えがちですが、実は「髪を切るお店」なのです。

理容・美容室を合わせた全国店舗数は21万件とも言われています。

次に多いのは、バー・スタック・クラブなどの飲み屋さん(居酒屋除く)。
不況で店舗数が減少しているとはいえ、15万件もあるのです。

確かに都心はもちろんですが、田舎にいっても何件かは目にしますもんね。

せっかくの機会なので他の業種はどれぐらいかについて。

冒頭触れたコンビニは4万件、銀行(ATMのみ除く)は1.2万件ほどです。

このコンビニより多いということでよく話題にのぼるのが歯医者さん。
コンビニの1.5倍と言われているので、6万件ぐらいあるようです。

飲食店でいうと、ファーストフードがどこまで含めるかにもよりますが2万件程度、ファミレスが1万件。
喫茶店は意外に多く8万件もあります。

次にエンターテインメント系。
よく見掛けるパチンコ店ですが、最近は減少傾向にあり1万件ほど。
ゲームセンターも、飲食店併設を除くと5千件しかありません。
意外に多いのが雀荘で、一時期は3.5万件もあったとか。
今は減少して1.5万件。

ビリヤードやダーツなどが2千~5千件、ボウリング場は1千件。
映画館や2千件で、漫画喫茶は3千件ぐらいのようです。

他に意外に多いのが、塾やスクールで、3万件の登録があります。

こう見てくると、普段目にしているものやイメージと実際の数とには開きがあって興味深いです。
日本国の2010年6月末時点の借金は904兆円となりました。

この904兆円というのがどの程度の金額かは想像しにくいところもあるとおもうのですが、日本の人口で割った国民一人当たりの借金という見方をすると、710万円にも上ります。

一つの指標として、GDPに対する借金の割合というのがあります。
日本のこの数字は1.9倍になりますが、欧米諸国のこの割合が100%を未満であることを考えると、いかに危険水準にあるかが分かりますし、財政危機のあったギリシャにおいても115%だったそうです。

企業の場合には、金融機関からの借入は、いくつかの指標で判断されることがあります。

一つは総資産に対する借入の割合である借入金依存度。
これが50%を超えると一般的に危険水準と言われます。

日本国の総資産は、10,000兆円ともいわれますが、上記借金は中央政府のもので地方分は含まれないため、仮に日本の借金は個人金融資産がベースにあると考えると、個人金融資産に対する借金の割合は65%程度なので、危険水準といってもいいかも知れません。

もう一つが売上に対する借入金の割合です。
この指標だと借入金月商倍率が3.0を超えると危険と言われたりします。

これも乱暴ですが、さきほどのGDPに対する割合に置き換えると、0.25倍ですから1.9倍はすごい数字ということになります。

最後に家計ということで考えてみましょう。
平均世帯人数が2.5人とすると家庭の借金は1,775万円となりますが、家のローンなどと違って、担保がないローンですから必ず返さなくてはならないものですし、
この借金は減るどころか借金を返すために更に借金をしている、ということを考えれば想像に難くないと思います。

以前の『hirog』でシミュレーション をしたことがありますが、まさに自転車操業なのです。
今日、街頭のティッシュ配りの人からティッシュを受け取り、いつものようにそれをマジマジと眺めながら、自分は変なところ律儀なのかも知れない、と思いました。

ティッシュを配っているのは、当然広告目的であり、何かしらのチラシが入っています。
今日のケースで言えば「キャバクラ」。
他にもパチンコだったり、不動産だったり、居酒屋だったり・・・。

ティッシュは実用的なので受け取ることが多いのですが、受け取る以上、その広告に目を通さないと、広告依頼主に申し訳ないという心理が働くのです。
なので、自分に必要なことは何もないのに、ついついマジマジと見てしまいます。

同様のことが他にもいくつかあります。

運転しているとき。
自分が車線変更をして入れてもらったときに、そのあとに車線変更をしようとしている車をみたときは、自然に譲ります。
夜中や田舎道で、全く他の車が無いときにも赤信号は守る方です。

ホテルに泊まっているとき。
ホテルの宿泊代を払っているので、室内のものは使って良いわけですが、タオルもなるべく枚数を限定したり、歯磨きやシャンプーも最小限の使用にする癖があります。

飲み会のとき。
社内の飲み会を除いて、外部との飲み会のときは、自ら締めたり自ら帰るということは滅多にありません。
自分が主催した飲み会のときは、意図してハイテンションになります。

人の紹介を受けたとき。
知り合いの紹介で、というパターンで人が連絡してきたときには、基本断ることはありません。
また、人から書籍、映画、音楽などの紹介を受けたときには、社交辞令と分かっているときでも、それを見たり聞いたりすることが多いです。

会食で苦手な食材が出たとき。
その食材を隠すか、我慢して食べます。
もちろん、大事な人が作ってくれた料理は、おいしくなくともおいしいと言って食べます。

営業電話。
会社に来た営業電話は対応することはありませんが、プライベートのときは、自分がオフの時に相手が仕事をしている、と考えるとついつい相手をしてしまいます。

自分が損したとき。
お金は巡り巡って戻ってくるものと考え、自分が損をしてもイラつくことは少ないし、時折太っ腹になることがあります。

既述した中にはマナーといえば聞こえはいいかも知れませんが、よくよく考えるとそこまでする必要がないかなと思うことが少なくありません。