10月12日火曜日 ライブ座席ラッキーの巻
不満ってわけじゃあ、ないんだけどさっ…
ライブの座席って、どうやって決まるんだろー?!
というのも、狙ってもいないのに決まって、メチャクチャ後ろの、しかも隅っこ席の連続記録更新中のアタシなのだ。
本当に、毎回、見事に後ろの後ろで、隅っこに追いやられる運命の真っ最中っす。
果たして、アタシのすみっこ暮らしに終わりは来るのか。
ここまで後ろ席で(しかも隅っこ)徹底されるとさ、前とか、真ん中とかに行ける気が全然しないんだわよね。
運命に逆らう気はないので謹んで受け入れています。
ということで、最近の合言葉は
座席ラッキー!また後ろだぜー(しかも隅っこ)
である。
決して、一階の真ん中、前列でトシちゃんを拝みたいわけではない。
だってアタシは40年遅れの後発ファンで、トシちゃんのレアな曲は全然知らんのだ。
それに…手拍子も、ハンドコールも、ペンライトもよくわからんから、もし前列で間違えたりしたら、空気乱すし、こういうプレッシャーと戦う気はゼロである。
その点、後ろはオペラグラスが欠かせないけど、ライブ全体の雰囲気を体験できる。トシちゃんを応援するファミリーを観察するのも楽しい。
精神的にリラックスできるから、最近、後部座席をアタシの特等席と呼んでいる。
アタシはTwitterでつぶやいているファミリーの中ではダントツでトシちゃんちゃんから遠い場所にいると自覚しているし、むしろ、遠いところから(勝手に)愛を叫ぶのが好きだ。
田原俊彦ファンになって3年間、前進なし、この遠いポジションは、ほぼ変わらない。Twitterのフォロワー数も増えもせず減りませずだしね。
でもアタシはこの気楽なポジションに満足している。ファミリーとして、身の丈に合った応援の仕方があるというものだ。
と、控えめの心構えでいるんだけどさ…。
それにしても、毎回毎回、よくもこんなに後ろの(隅っこ)になるよね…。
受け入れているとは言え、この運命マジか。
そんなアタシでもたった一度だけ、前から6列目という神席の経験がある。しかし、これは自力ではなく、強運ファミリーの恩恵にあずかってのことだ。
その方は、確かアタシより後の会員番号のはずなのに何故か、こんな神席をサラッと獲得できる星の下にいらっしゃる。
この差は何さ?!
これぞ運命←としか言いようがない。
一応、ファンクラブの先行販売でゲットしているんだけどさ、いっつも、アタシよりトシちゃんから遠い席の人って数えるくらいしかいない。
ライブ会場に入ると、思ったよりステージが遠くて、覚悟が足りないと思い知らされる。
あーあー、わかってはいたけどこんなに遠いのーっ?
必ず振り返って,後ろの席を確認ちゃうのだ。まだ少し、後ろがあるではないか!と。→後ろの人に失礼だぞ。
とーちゃんは、トシちゃんライブの席にこだわりは全く無いから、後ろの隅っこでも、いいじゃん、いいじゃん、よく見えるよ!って、毎回ポジティブなんだけど、ってか、彼の場合、どちらかと言うと、隣や前の人に、あーだ、こーだ、不満が出るタイプなのだ。
しかし、今はコロナでスタンディングと声援無しだから、ゆったり座って見れるようで、ひじょーに平和です。
「ねー、ねー、もしかして、(あくまでも想像)座席の割り振りってさ、ファン歴、つまりファンクラブの会員番号に準じているのかなぁ。例えば、40年以上応援しているファミリーから優先して、前列を埋めてるのかなぁ?そーじゃなきゃ、毎度毎度こんなに後ろ(しかも隅っこ)にならないよねー?!」
「あー、そーなんじゃない。もし、そうだとしたらさ、その座席決めは公平で素晴らしいね!さすがトシちゃんだな」
ちと、とーちゃんの上から目線が気になるけど…。でもさ、もしそうだとしたら、昔からのファミリーを大事にするトシちゃんの姿勢は、素晴らしいではないか!
アタシが常々企業のマーケティングで気に入らないと感じるのは、既存顧客より、新規客向けのサービスに力が入っていることだ。お得なキャンペーンは、初回限定とか、新規の方とか。典型的なのが、昔の新聞契約がそうで、新規で契約すると洗剤とか後楽園とかジャイアンツのチケットとか気前よくくれたではないか。
あのさ、何年もオタクに投資しているんだから、こっちを大事にするのが本当のサービスってもんじゃ無いの?と、新聞屋の人に言いたかった。
しかし、田原俊彦の場合はちがう。
40年田原俊彦のライブに足繁く通い、40年会費を払い続けているファミリーと、
つい最近、偶然TVでジャニーズ辞めてからの田原俊彦の活動を知って、慌ててファミリーになったアタシとを同じ扱いにしたとしたら…そりゃー、不公平だわ。
ってか、トシちゃん目線からすると、新しいファミリーも、ちょうウェルカムだろうけど…
脇目もふらず(苦楽を共にした)フォローし続けてくれたファミリーの方は最も愛おしいと感じているんじゃ無いかなぁ…。
あるファミリーの人に「40年もずーっと、トシちゃんファンって、すごいですねーっ」って言ったら、あっさりと彼女は答えた。
「他に好きな人ができなかっただけよ」
なんて、クール、あなたは桃井かおりか…。
他に好きな人が出来ないって…トシちゃんがそばにいたらさ、そりゃー、周りの男は霞んでしまうでしょ…。
アタシなんて、一瞬マッチが好きで、あとはしばらくモッくんが好きだったけど…。次々と好きな人が現れたもんね。アタシの場合何故かいつも身近にいる男の子に心を奪われてばかりだった。
絶対、モックンの方がカッコいいのに、何で、吹奏楽部の林先輩の事を好きになっちゃうんだろー?!って不思議と現実の世界の人に心を奪われていた。
ってことは、今、リアルに恋愛していないから、トシちゃんに夢中になっているってこと?
だとしたらなんと健全なんだ。
ところで、さっきから何故かアタシは胸騒ぎがしてならない。
何かあるぞ!
雨の中、トシちゃんライブの発券をしにファミマに出かけた。
座席は全く期待していない…。
いや、期待などしてはいけない身分なのだ。
ファン3年目のアタシは隅っこ暮らしの運命の真っ最中なのだから。
運命に抗うとろくなことはない。どんな結果でも従うのだ。受け入れろ。
ん?
しかし、今日のアタシは何故か淡い期待が込み上げる…。
引換レシートを外国人の女性店員さんに渡す。
「これ、お願いします」
お願いします…の言葉にいつもより心がこもる。
店員さんは、レシートを受け取るとにっこりと微笑んで何か話しかけてきた。
しかし、既にアタシは音のない世界にいた。
彼女には笑顔を返して誤魔化した。
もしかすると…
今度こそは…
隅っこは嫌いじゃないけど…
せめてもう少し真ん中寄りに…
後ろは大好きです、が、
あと、10列、いや、5列でいいから前へ…
お願いします…
手に汗を握る…
喉の奥がドクドクする。
覚悟を決める。
レジカウンターの向こうにある発券機から印刷された運命の紙が、ひら〜りと、出てきた瞬間…チケットの数字に後光が差した!
よんじゅう…
アタシは即座に運命を受け入れた。
座席ラッキー。
トシちゃん万歳🙌


