長雨の後の台風が過ぎ去り、東京は久しぶりの青空が広がっていますが、各地で大きな被害もあったと伝え聞きます。被害に遭われた皆様が少しでも早く平穏な日常を取り戻されるよう、お祈り申し上げます。
さて、タイトルに掲げた”我がまま”ですが、これは子どもに「わがまま言わないで」などというときのわがまま(身勝手で人の迷惑を顧みないこと)ではなく、自らの感じるがまま、あるがままに自由にいるということです。フォーカシングをするときは、この”我がまま”であることが大切です。
リスナーとフォーカサーがペアでフォーカシングをするときには、まずフォーカサーに「部屋の中の好きな場所に好きな方向を向いて座ってください」というところから始めます。リスナーが座る場所もフォーカサーに決めてもらいます。
そうして自分のからだを感じてもらうのですが、対面で会話するカウンセリングと違って、フォーカシングで自分のからだの感じを言葉にするには、しばらく自分の内側をじっと感じてみる時間が必要です。そうすると、フォーカサーはどうしても沈黙する時間が長くなって「黙っていたらリスナーに申し訳ない」と思ってしまう人もいるのですが、焦って何かを感じようとしてはかえって逆効果です。リスナーに気兼ねすることなく、自分の中に微かに感じられる何かを大事にじっくり、感じたいだけ感じてみましょう。
また、出てきた感じに自分でダメ出しするのもなしです。例えば、自分の内側を感じているうちに、「〇〇さんのことが大っ嫌い!」という感じが出てくるかもしれません。そんなときも、「そんなこと感じてはいけない」などと思わずに、感じられたそのままの感じを大切に「あぁ、そうか。こんなに○○さんのことが嫌なんだな」と優しく受け止めてみましょう。以前、別記事(「感じることにいい・悪いはない」)で書いたように、フォーカシングの中で感じていけないものなどないのです。自分を解き放って、からだの奥深くで感じられる本来の自分を大切にしましょう。
そうやって、思う存分我がままに自分のからだを感じ尽くしたら、そこからきっと生の方向に向かう何かが生まれてきます。とても贅沢な時間だと思いませんか?
そんな贅沢な時間をぜひご一緒に体験しましょう。
次回のフォーカシングを楽しむ会は11月11日(土)、四ツ谷で開催します。
お申込み・お問い合わせは focusingfocusing@gmail.com までどうぞ。





