先日、「井上澄子先生を偲ぶ会」を行いました。

井上先生の講師仲間、教え子など31人が集まりました。

 

このブログでも何度かお伝えしていますが、

今年2月に旅立たれた井上先生は、私たち世話人のフォーカシングの恩師でした。

井上先生は私たちにとって、師であり、時に母でもありました。

そして井上先生も、時に、私たちに娘のように接してくださっていました。

先日神戸で井上先生のお墓参りをして、今回幹事を務めて、

やっと少し落ち着いたような感じがしています。

 

偲ぶ会では、長い間井上先生と一緒に「東京フォーカシング研究会」を主宰されていた

白岩紘子先生にご挨拶をいただきました。

井上先生とジェンドリンのお話、またジェンドリンの夫人であるメアリーから「貴方たちは貴方たちのやり方でフォーカシングをやっていいのよ。」と直接伝えられたというエピソード等、貴重なお話をうかがいました。

 

その後、参加者全員にもひと言ずつ話していただきました。

笑顔あり涙ありのスピーチでした。

そこには、井上先生の様子が手に取るようにわかるお話や、

初めてうかがうお話もありました。

 

会場は、集まった皆さんが井上先生を慕い、そして偲ぶ気持ちでいっぱいでした。

井上先生は、今も、これからも、皆さんそれぞれの心の中でしっかりと生き続けていらっしゃるのだと思います。

 

9月2日(土)、フォーカシングを楽しむ会を開催しました。

前回初めて参加してくださったお二人が今回も続けて参加してくださって、6名の会となりました。新しい方がこうして定着していってくださると、とてもうれしいです。

 

メンバー同士、初顔合わせの方もいらしたので、簡単に自己紹介をした後、世話人たちが参加したアジア・フォーカシング国際会議の様子について、皆さんにお伝えしました。アジアにおけるフォーカシングの広がりや、多言語でのコミュニケーションのエピソードなど、皆さん興味をもって聞いてくださいました。論理的・操作的思考よりもそのままのからだで感じることを大切にするフォーカシングは、実は西洋よりも東洋の思想・文化となじみがよいのではないかとも思います。世話人たちの恩師である井上澄子先生も、仏教や西田哲学などに造詣の深い方で、手続き的なことや技法的なことをせずに、素朴に素直にそのままのからだを感じるということを私たちは学んできました。今回のアジア・フォーカシング国際会議では、同じような方向性でフォーカシングをされている方たちが増えているように感じられ、うれしかったことなどもお話ししました。

 

次に森の香りのアロマオイルを使って足ほぐしをしました。参加者の方から、優しく自分の足に触れていると、普段生活の中でいかにからだのケアをしていないか、自分のからだに関心を向けていないかに気づいたというお声もありました。自分のからだに優しく触れてみることは、自分のからだに注意を向ける準備として、やはりとてもいいのですね。

 

休憩を挟んで、ペアになってフォーカシングをしました、フォーカサーをされた方たちは、それぞれご自分のからだの感じにじっくりと取り組まれ、そこから実に豊かに感じられるからだの実感を「あー、こんな感じがあるんだ!」と楽しまれていて、まさに「フォーカシングを楽しむ会」でした。

 

次回は10月14日(土)です。

お申し込み・お問い合わせは focusingfocusing@gmail.com までどうぞ。

 

 

 

8/25~8/27に神戸で開催された、第1回アジア・フォーカシング国際会議に、世話人の鈴木と蓮沼が参加してきました。第1回とあるように初めての試みで、「アジアの伝統とフォーカシングを交差させる」というコンセプトのもと、アジア各国から数百人のフォーカサーが集まりました。

 

会場は生田神社‥のお隣の生田神社会館。

 

仏教や儒教などのアジアの宗教や哲学と、西洋の文化・哲学に基づいて生まれたフォーカシングとの関係についての発表がいくつもあり、まさに「アジアの伝統とフォーカシングの交差」でした。そうした専門的・学術的な発表がある一方で、フォーカシングを始めて間もない人でも参加できるようなワークショップもあり、フォーカシングを愛するすべての人に門戸が開かれて

いるのを感じました。

 

グループになって、メンバーそれぞれにその人をイメージした漢字を贈りあうというワークでは、同じ漢字でも中国や台湾の人とは微妙にイメージするものが違って面白かったです。

 

学びだけではなく、美味しいランチもいただきました。

 

たくさんの人と出会い、たくさんの刺激をもらって、本当に充実した3日間でした。毎日とても疲れながらも、どこかでずっと心地よさを感じていたのは、それがフォーカシングを愛する人たちの集まりだったからなのかもしれません。

 

次回のフォーカシングを楽しむ会は、千代田区で9月2日土曜日13時15分からです。

お申込み・お問い合わせ フォーカシングを楽しむ会focusingfocusing@gmail.com 

8月19日(土)、フォーカシングを楽しむ会を開催しました。

今回もネットを見て新しく参加してくださった方2名を含む、7名の会でした。

前回新しく参加してくださった方も続けて参加してくださったりと、確実に会の広がりを感じられ、続けていくことの大切さを実感しています。

 

新しい方たちをお迎えして、まずは自己紹介から始めました。

今回新しく参加してくださった方は、世話人たちの恩師である井上澄子先生に教わったことのある方だったり、井上先生と共に活動されていた白岩紘子先生に学んだ方であったりとご縁のある方たちで、初めましてながらも互いに親しみを感じながら会を始めることができました。

また、何度も参加してくださっている方からは、この会にきてフォーカシングすることで、立ち止まって自分を見つめ直したり、自分を整えたりすることができるというお話を伺うことができました。フォーカシングによって、生きるのが楽になったというお声を聞くのは、何よりうれしいことです。

 

次に、アロマオイルを使って足ほぐしをしました。フォーカシングで感じるからだの感じというのは、意識と無意識の境目(辺縁)あたりで感じられるものですが、アロマの香りで得られる深いリラックスは、この辺縁にアクセスするのを容易にしてくれるように思います。

 

休憩の後はペアになってのフォーカシングです。フォーカシングは久しぶりという方もいらっしゃいましたが、フォーカサーの方はそれぞれ自分のやりたいことを存分にできたようで、これからも参加したいとおっしゃっていただけたのがとてもうれしいです。

 

次回は9月2日(土)です。
お申し込み・お問い合わせは focusingfocusing@gmail.com までどうぞ。

 

毎日暑いですね。世話人の鈴木です。

 

以前、皆さんにフォーカシングをしてよかったことを聞いてブログに書きましたが(「フォーカシングを続けると、どんないいことがあるの?」)私自身がフォーカシングを大好きな理由をまだ書いていなかったので、それを書いてみようと思います。

 

なんといっても素晴らしいのは、自分を信頼できるようになり、肯定的に受け止められるようになったことです。私はもともと自己否定の強い人間でした。カウンセリングを学ぶようになって、それがだいぶ和らいではきましたが、まだまだ自分を否定しがちだった頃にフォーカシングに出会いました。

 

2泊3日のフォーカシング合宿だったのですが、そこでの体験は驚きの連続でした。まったくの初心者だったので、「”からだの感じ”って何のこと???」と戸惑いながらも、自分の内側に注意を向けてみると、あらびっくり!自分の抱えている問題について、実にいろいろなことをからだが感じていることに気づきました。それらをじっくり感じていると、「ああ、そうか、私はこう思っていたんだ!」と、からだの奥深くから湧き上がるような納得感が生まれ、やがて行き詰まりから解放されたり、新たな方向性が見えてきたりしたのです。

すごいのは、それらが全て自分自身の中から生み出されてきたということです。リスナーが私の言葉を聴き、それを伝え返してはくれますが、何か解決策のアドバイスをくれるわけではありません。ただ、寄り添って私の言葉をしっかり受けとめてくれる、それで安心して私は自分自身を感じることに集中していると、そこから今まで思ってもみなかったような新たな何かが生み出される。初めてでわからないことだらけでしたが、どにかくすごいものに出会ったと興奮したのを今でも覚えています。

 

それから本格的にフォーカシングを学ぶようになり、フォーカシング体験を重ねる中で、自分への信頼感、肯定感は確実に増していきました。なにしろ、自分のからだの声にじっくり耳を傾けてみると、本当は何が苦しいのか、何が怖いのか、どうありたいのかをちゃんと教えてくれて、しかもそこからさらに、自分を生かす何かが生まれてくるのです。

どんなに落ち込んでも、自分にはこんな力がちゃんとあって、からだの声に従えば大丈夫と信じられるその心強さ!だからこそ、私はフォーカシングが大好きで、ひとりでも多くの人にこの体験をしていただきたいと思うのです。

 

カウンセラーである私にとって、こうした自己への信頼感は、カウンセリングを受けにくるクライエントの中にも同様の力があると信じることにもつながりました。クライエント自身の生きる力を信じて、それが発揮されるように援助し続ける、そう本心から言えるようになったのは、フォーカシングのおかげです。

 

そうそう、もうひとつ。フォーカシングは最高に自分自身を慈しむ時間でもあります。忙しい日常は一旦わきにおいて、自分の内側をじっくりとゆっくりと感じてみる。感じられたものはすべて、優しく大切に受けとめる。‥実に贅沢な時間だと思いませんか?

フォーカシングを楽しむ会で、そんな時間を過ごしていただければうれしいです。

 

次回のフォーカシングを楽しむ会は、8月19日(土)、千代田区外神田で開催します。

お申し込み・お問い合わせは focusingfocusing@gmail.com までどうぞ。