魂のミュージックセラピスト
飯田 夏代です。
"聴くだけ" ”見るだけ”で
あなたの脳を守る音楽と絵画で
『あなたの魂に還る』をサポートしています。
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▶私を知る旅 #58
ママが治してあげる＆生きていてごめんなさい
今日は、、、
私を知る旅 #59
写真は撮る人の心を写すもの
7歳の頃に観た映像が、
私の人生を大きく変えました。
それは、、、
アフリカの飢餓を救う
キャンペーン。
アフリカの子供が
ガリガリに痩せていて、
顔にはハエがたかっていて、
裸でテントに住んでいる。
「どうして？
キャンプしてるの？
家に変えれば良いのに。。。」
7歳の私は、
そう思いました。
けれど、、、
大人になるにつれて、
世界には
戦争や、環境破壊や、
民族間の争いなどがあって、
自分の家すらも追われてしまう人、
食べるものがなくて亡くなる人、
といった、
『生きるために生きている人』
がたくさんいるのだ、
ということを知るようになりました。
中学生の頃から
アムネスティの人権保護の活動に
寄付をしたり、
アフリカの子供の
里親制度に参加したり、
（働かず学校に行ける生活費の支援）
障害者が作る石鹸を買ったり、
ネパールの人々の暮らしの支援をする
活動資金を集めたり、
いくつかの活動に
携わってきましたが、、、
『国際協力』という
仕事があることを、
実は知りませんでした。。。
知ってはいたものの、
小さい頃から
「アフリカとかの支援をしたい」
という私に、
「そんなものは、
お金持ちになってからするもの。
他人のことなんてやってないで、
まずは自分のメシのことを考えなさい。
考えが甘すぎる。」
と、母に言われてきたことが、
こういったことを仕事にしている人を
見ないようにしてきたのかもしれません。
世界的に活動するなら、
国連の職員というのがあります。
UN、
ユニセフ、
ユネスコ、
WHO、
WFP
あたりは、
目にすることがあるかもしれません。
それから日本の外務省が所轄する
国際協力機構（JICA）＝ジャイカ。
各団体が活動する
NPOやNGOがあります。
そして最近は、
事業のスキルを、海外に伝える。
という、
株式会社や研究者も、
自分の分野で、途上国に働きかける
ということも広がってきています。
30歳になって、
本当に『たまたま』なのですが、
このJICAでお仕事を
させていただくことになったんです。
JICAは税金をつかって
途上国を支援する組織。
100カ国以上に事務所があって、
青年海外協力隊や
専門知識を教える専門家などが
現地の人のために
仕事をしています。
彼らの活動を、
日本の人たちに伝えるのが仕事。
始めは派遣社員でしたが、
コンピュータの専門知識が
必要な仕事だったため、
後に業務委託という形で
8年間、お仕事させていただきました。
#40 フォトジャーナリストの追っかけ少女
でも書きましたが、
高校生の頃に追っかけをしていた
フォトジャーナリストの方の
写真なども扱わせていただきました。
仕事は、、、
毎日毎日、
数十カ国の写真を見て、
どんな写真があるかを
把握することから始まりました。
現地の人々が
どんなところで
どんなふうに生活しているのか、
協力隊や専門家たちが
どんな活動をしているのか、
それぞれの国は
どんな建物で、色彩なのか、
といったことを見る。
それは全て、
プロカメラマンが
磨きに磨いた腕で
『現地の人に撮らせていただく』
という精神で
撮影してきてくれた写真です。
慣れてくると、
アフリカといっても
53カ国それぞれの顔も違うし、
海か陸かで性格も違う。
それらがだんだん
見分けられるようになりました。
また、
写真を撮る人の心も
写真に現れます。
この人は
人が怖いんだな、
大胆なんだな、
自己顕示欲が強いんだな、
ということも分かるようになりました。
#40 フォトジャーナリストの追っかけ少女
でも書いたように、
「誰もが、
なにか一つのことを通して、
『自分とはなにか？』
を人は知っていくもの。
それを知りたいから、
人生を生きていくのだ。」
というのがよく分かっていきました。
写真は、
「真実を写す」
と書きますが、
「撮った人の心を写す」
という方が、
近いような気がしています。
そして、
この仕事を通して、
様々な国際協力のかたちを知り、
世界のしくみがわかるように
なっていくのです。
に続く…
あなたが、魂のままに
過ごせますように。
今日もありがとうございます☆
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