春の白菜、「オレンジクイン」で苗作りです。 | のうえん!

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今年は、白菜「オレンジクイン」を春栽培するので、苗作りを始めました。



2025.02.02撮影
2日(日)は節分ですが、残念ながら予報通りに朝から雨が降り続いています。幸い、この地域は予報された雪の心配が無く済みそうです。
こんな天候の日には、いつものように苗作りをすることにしました。


(左.栽培する白菜、右.種袋の裏面)

今年は、いつも秋に栽培する白菜を、害虫の被害が最も懸念されるので敬遠していた春に栽培しようと考えています。

写真左:春に向けて、野菜作りの準備で種を購入した際に、黄色の葉が多く、サラダ感覚の白菜の種を選んだのが、「オレンジクイン」でした。その種が、偶然にも春にも栽培できる白菜でした。

これを機に、春の白菜栽培にチャレンジしてみることにしました。

写真右:購入した「オレンジクイン」の種袋には、栽培期間が示されています。

中間地の春栽培は、温床育苗で2月から3月に始めることが出来るようです。

これを見て、チャレンジすることにしました。

しかし、早蒔きには、適温での栽培に気を付ける必要があるようです。



(上.使用する連結ポット、左下.蒔き床の準備、右下.ポットの浸水)
写真上:今回の白菜苗を作るにあたり栽培予定先は、小区画に植え付けることにしているため、長さが3㍍の畝で株間を40㌢で2列にすると12株となります。

そこで使用する連結ポットは、何種類かの中から4×4の16ポットを使うことにしました。

写真左下:今回も、手持ちに種蒔き専用の培養土がないので、野菜の培養土を使うことにしました。
ただし、前回のように培養土をフルイに掛けることはせず、そのまま使用しました。

写真右下:次に、連結ポットに入れた培養土は、種蒔き前に濡らして準備しました。

連結ポットに入れた培養土を湿らすために、水を張った受け皿を用意して、その中に連結ポットを沈めて浸水させました。



(上.蒔き穴作り、左下.種蒔きの種、右下.種蒔き)
写真上:培養土を入れた連結ポットを沈めて、十分に培養土が湿ったら受け皿から上げて、水を切って種蒔きの準備をしました。

種蒔きは、各々の連結ポットに楊枝の頭を使って、各ポットに0.5㌢ほどの穴を作りました。

写真左下:「オレンジクイン」の種は、ペレット種子でした。

白菜の種は、小さく軽いのでペレット種子だと種蒔きがしやすく、発芽も安定しているので苗作りをする上では助かります。

写真右下:当初は2粒ずつを蒔くつもりでしたが、予定の12ポットに対して予備も含めて16ポットあり、また購入したばかりの新しい種かつペレット種子なので1粒ずつ蒔きで行いました。

蒔き穴に種を入れたら、周囲の土を楊枝で寄せて覆土しました。最後に指で種を軽く圧着させて、表面を均せば種蒔きは完了です。



(播種後の保管)

 
今年の、これまでの苗作りと同じで防寒用にビニール袋を被せました。

保管は、発芽適温を維持するために夜間を室内で、昼間を縁側に置いて日光を当てることにしました。
ただ、今週末から強い寒波が襲来するため、予想の最低気温が氷点下5、6度まで下がると共に最高気温も10度を下回ります。苗作りには最悪の環境となりそうです。