第1弾トウモロコシの受粉とヤングコーンの収穫です。 | のうえん!

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トウモロコシの受粉作業と併せてヤングコーンの収穫をしました。

*本日「インゲン豆の摘芯です。」に続いて、2回目の投稿です。


2024.05.21撮影

2月27日に蒔いた第1弾トウモロコシ「ゴールドラッシュ」は、雄穂の花が開いて、雌穂もヒゲが出てきました。
しかし、昨日からの雨が朝方まで残り、受粉作業が出来ませんでした。今日(21日)は、昼過ぎまで待って、雄穂と雌穂が完全に乾いたところで受粉作業をすることにしました。


(上.第1弾トウモロコシの様子、左下.雄穂、右下.雌穂)
写真上:第1弾トウモロコシの雄穂が出始めてから、既に1週間近くなります。昨日は、雨後の後に暑く天候も良かったことから一気に開花が進んで、花粉を撒き始めてきました。

写真左下:昨年は、付着したアブラムシに悩まされた雄穂でしたが、今年は全くアブラムシが付着していません。

雄穂の下葉には、既に散らした花粉が付いていました。

写真右下:少し遅れて出てきた雌穂は、雄穂に追いつくように1、2日でヒゲを伸ばし始めて来ました。中には、上下2つの雌穂がヒゲを伸ばしているものも数本ありました。受粉作業を始めるのには、最適な時期です。


(上.雄穂の切断、左下.その拡大写真、右下.切り取った雄穂)
写真上:雄穂は、栽培しているトウモロコシの半分以上が開花していました。
開花して花粉が出ている雄穂を選んで切り取りました。
切り取った雄穂は、他のトウモロコシの雌穂に叩きながら花粉をバラまきました。
写真左下:雄穂を切り取るときには、先端から1枚目の葉の下から切断しました。これは、穂先からアワノメイガの幼虫が降りて来るのか、よく一番上の葉と茎の隙間に溜まっている花粉に紛れている小さな幼虫を見かけることが多いためです。
写真右下:一本切り取っては、近くの雌穂に受粉させましたが、今回は15、6本を切り取って行いました。
この後から開花する雄穂や雌穂もあるので数日かけて、全ての雄穂を切り取ったら受粉作業は終わりです。


(左.ヤングコーンの収穫前、右.収穫後)
受粉作業に合せてヤングコーンの収穫もしました。
写真左:当初は、2個のままでトウモロコシを収穫しようかと考えていましたが、隣の農家さんから折角立派に育っているのだから欲張らないで1個にした方がいいよとのアドバイスもあり、1個はヤングコーンで収穫することにしました。
写真右:雌穂が1本のトウモロコシに2個付いているうち、栄養を1個に集中することで大きなトウモロコシの収穫を目指すため、下の方の雌穂を取り除きました。


(上・左下.収穫したヤングコーン、右下.茹でたヤングコーン)

写真上・左下:今回、収穫したヤングコーンは、ヒゲが出た雌穂を選んで収獲しました。

該当した雌穂は全部で11本でした。

残りは、暫くしてヒゲが出たら収獲しようと思います。

写真右下:収獲したヒゲが出たばかりヤングコーンは、写真の大きさです。

収獲する時は、このタイミングが良いと思います。柔らかくて甘いヤングコーンです。今回は、茹でたヤングコーンで採りたてを味わいました。