七十七番札所 桑多山 明王院 道隆寺 代々高僧が勤めた観音様のお寺 | ドライブお遍路始めました

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四国八十八カ所 ドライブお遍路の記録です

10月17日
13時50分
七十七番札所 桑多山(そうたざん)
明王院 道隆寺(どうりゅうじ)到着飛び出すハート
 
 
今回のお遍路
順不同ではありましたが
10月13日~17日 5日間の
29ヶ寺を巡礼するラストのお寺です
感慨深いおやすみ
 
 
仁王門

 
 
 
心して参拝します
 
 
仁王像
 
 
入口から目を惹いたのはずらっと並ぶ観音像
日本全国の観音霊場の本尊などを
祀ったもので、255体にも及ぶそう
 
西国33、坂東33、秩父34を合わせた
100霊場のミニ霊場になっているそうです
 
 
 
 
鐘楼
またまた脚が長いですね~
 
 
寺を開いたのはこの地の領主
和気道隆
かつて一帯は桑の木が生い茂り
その木が夜な夜な光っていた
これを怪しんだ道隆が矢を射るといて座
乳母が倒れていた
嘆き悲しんだ道隆が桑の木で
薬師如来を彫り
草堂に祀ったのが始まりとされています
 
道隆の息子・朝祐公が住職となって
伽藍を建立し、父の名をとって
『道隆寺』としたそう
このとき弘法大師は朝祐の願いで
薬師如来を彫り、胎内に
父の像を納めたという
 
次の住職は弘法大師の弟・
真雅僧正(法光太子)
その次は円珍(智証大師)、
5代目は聖宝(理源大師)
高僧が相次いで寺についたそうです
 
 
大師に許しを請う衛門三郎の像
なぜここに衛門三郎さんが?
 
 
本堂
ご本尊は薬師如来様
腹ごもり薬師や二体薬師とも呼ばれています
 
道隆寺は真言宗醍醐派の大本山なのだそう
総本山は京都の醍醐寺
醍醐寺を開山したのが聖宝(理源大師)で、
道隆寺の5代目住職です
 
 
なんと50年に一度のご開帳に
巡り会うことができました
 
キラキラと輝くキラキラ
黄金のご本尊でした
ありがたかったですおやすみ
 
 
 
十二神将かな?
 
 
五鈷杵
 
 
 
 
 
小坊主君
 
 
 
 
大師堂
 
 
 
多宝塔
 
 
 
交通安全千体観音
交通安全千体観音
 
道隆寺は観音様がたくさんいらっしゃる
札所なのですね
 
 
 
 
ミニ観音霊場のお砂踏み
 
 
 
 
屋根付きの仏足石は珍しい足
 
 
 
仏手石パー
 
 
道隆公と朝祐公の御廟
 
 
 
潜徳院殿堂は撮り忘れてしまいました
 
幼少の頃から盲目だった丸亀藩主の
京極左馬造が道隆寺の薬師如来の功徳によって
目が見えるようになったそう
このことに感謝した左馬造は医学の道へ進み
御典医となり、眼科治療の達人として
知られるようになり、身分関係なく
領民の治療に当たったそうです
左馬造の死後、領民達は道隆寺に
お墓と潜徳院殿堂を建立
こちらも眼病平癒の御利益があると
されています
 
 
 
 
 
 
 
 
サラサラの肌触り
竹の祓布を納経所で購入しました
 
お土産に札所の前の売店で
購入しました
 
 
納経
今回の記念スタンプは
実修実証
 
道隆寺様より
修行を通して自らの心と体で学んだことを
「実修」また学んで得たことを人々のために
活かして行くことを「実証」とし、
この二つの修行を「実修実証」という。
 
 
 
補足
実修実証~入りて学び出でて行なう」は
聖宝(理源大師)の教えで、
醍醐派で脈々と受け継がれている
言葉だそうです
 
 
 
御影と88記念カード
薬師如来様
おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
 
 
予定通り無事29ヶ寺
打ち終えました気づき
このあと、香川を後にして
地元まで約10時間のドライブです
 
 
淡路ハイウェイオアシス
夜景がきれいですスター
 
このあと、ジャンクションを間違えて
さらに時間がかかることに…えーん
 
 
 
大阪のSAで食べた
かすうどんがおいしかったです
初かすうどんでした
 
 
次回のお遍路は春にまわる予定です桜