七十六番札所 鶏足山  宝幢院 金倉寺  智証大師を祀った天台宗のお寺 | ドライブお遍路始めました

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四国八十八カ所 ドライブお遍路の記録です

10月17日
13時
七十六番札所 鶏足山 
宝幢院 金倉寺
(ほうどういん こんぞうじ)到着飛び出すハート
 
 
仁王門

 
天台宗寺門派の宗祖であり、
弘法大師の甥にあたる智証大師(円珍)が
生まれた寺として知られています
 
四国霊場では4ヶ寺しかない天台宗のお寺です
他の3つのお寺はまだ行っていないお寺ですが
43番札所 明石寺
82番札所 根香寺
87番札所 長尾寺
となります
 
 
広くてフラットな境内
大木が写っていますが...
 
 
近くに行くとこんなに
大きいご神木ですびっくり
 
 
 
 
 
足の長い鐘楼ですが
ちゃんと撞くことができました
 
 
何の木だろう?
 
 
 
入山大師像(智証大師
山伏の格好をされています
 
弘法大師が金倉寺を訪れた際、
3歳の智証大師を一目見て
『文殊菩薩の応化なり』キラキラと驚き、
「智慧童子」と言わせるほど
聡明だったそうです
 
 
本堂
774年、智証大師の祖父・和気道善が
創建したのが始まり 
当初は道善寺という名だった
858年、唐から帰国した智証大師
道善寺を訪れ、
唐の青龍寺を模して伽藍を造営
薬師如来像を刻んで本尊としたそう
 
醍醐天皇の勅命により金倉寺に改称
 
 
 
 
 
 
 
 
金倉寺の本堂にはちょっとした
アトラクションのようなものがありました
 
音曼荼羅というそう
自分や大切な人の干支の音を
叩いて鳴らします
 
 
ちょっと楽しかったです
 
 
 
 
 
 
この数珠回しも楽しいですね
カタンカタン気づき
 
 
 
 
 
 
大師堂
 
 
 
扁額には
弘法大師
智証大師
神変菩薩の文字
 
 
 
大師堂には、智証大師像
伝教大師像(最澄)と
天台大師像(智顗ちぎ)を脇仏として
中央に安置されているそうです
右奥に弘法大師像、左奥に神変大菩薩像

五祖師像が安置されています

 

五祖師像が安置されているのも、
中央に祀られているのが弘法大師じゃないのも
四国霊場で金倉寺だけだそう
 
 
 
訶利帝堂(かりていどう)
智証大師さま5歳の時、訶利帝さまが
突然現れ智証大師さまを守護すると
約束されました
この出来事から金倉寺の訶利帝母さまは
日本最初出現訶利帝母」と呼ばれ
子供と母親の守り神として
信仰を集めています
 
訶利帝母様は鬼子母神様のことです
地元では「おかるてんさん」と
呼び親しまれていて、子授けや安産、
子どもや女性の守り神として
信仰されてきたそうです
 
 
 
 
 
 
 
 
不動明王がいらっしゃったので
お参りしました
 
 
 
乃木将軍像
 
乃木将軍 妻返しの松
 
日清日露戦争で活躍した
乃木希典将軍が善通寺に着任した際、
ここ金倉寺に住んでいたそう
 
寺が女人禁制のため、
東京から訪ねてきた妻と会わず、
妻はこの松の下で
途方に暮れていたそうです
乃木将軍らしいエピソードです
 
 
 
 
 
71番~77番の札所を廻って
7ヶ所参りという七福神参りができるそうです
 
 
 納経
今回の記念スタンプは
知自心
 
金倉寺様より流れ星
釈尊の教えは一説に八万四千の法文があると
伝えられ膨大な経典が現存しております。
それら多くが衆生済度の教えです。
その中で最終の教えと伝えられている
教典に大日経という経典があり、
その一説に如実知自心という文言があります。
それはつまり多くの教えがありますが
最も大事な教えは如実に
自分自身の心を知る事が大事であると
記されています
 
 
この言葉、聞いたことあるなと
思ったら、10番安楽寺様の
記念スタンプが『如実知自心』でした
 
悟りとはつまり
自分の心を知ることだそうです
 
 
 
御影と88記念カード
薬師如来様
おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
 
 
次はいよいよ今回のお遍路のラスト
七十七番札所 桑多山
道隆寺へ
車で10分車ダッシュ