2024/5/5(日)祝こどもの日、まいづる艦船ラジコンワークショップin大丹生コミュセン | yet another 舞鶴電脳工作室

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 京都府舞鶴市で、舞鶴電脳工作室(cyber Work Shop in Maizuru)と言う、プラモデル/ラジコン/鉄道模型/電子部品/街角工作室そしてプログラミング教室の店をやっています。いろいろ雑多な絵日記風のブログですが、よろしくお願いします。

2024/5/5(日)祝こどもの日に、舞鶴電脳工作室は、京都府舞鶴市の大丹生コミュニティセンターで、「まいづる艦船ラジコンワークショップ」を開催しました。舞鶴の艦船ラジコン愛好家から、ぜひ艦船ラジコンを航行できる場所を見つけて欲しいとのことだったので、舞鶴市役所の地域づくり振興課に相談に行ったところ、大丹生コミュニティセンターを紹介され、そこの瀬野さんと一緒にいろいろと相談させてもらったところ、毎年9月第二日曜に陸海空ラジコン体験会を開催すること、そして子供たちに夏休みの工作の参考にワークショップを開けたらと言うことで、GWでの実現の運びとなりました。ゆくゆくは、海事関係各方面(海上自衛隊、海上保安庁、造船所、etc)、学校(小中高校、舞鶴高専、ポリテクカレッジ京都)など、海の京都の違う側面として、発展していければと思います。何か水上(水中)関係のロボコンがやれればいいねと話し合っているところです。

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 やっぱり、小学生は元気が良くて良いですね。でも、「ここ大丹生の前を護衛艦が通るとき、ボーと警笛を鳴らすけど、どうしてかわかる?」と聞くと、「自分の場所を知らせるためです」と即答されて驚倒しました。さすが、海事関係者の子供が多い舞鶴ですね。このようなイベントを機会として、海上自衛隊や海上保安庁、そして舞鶴高専やポリテクカレッジ京都に、将来進んで舞鶴ならではの海事関係を職業にしてくれるようになれば最高です。イベントの最後には、いろいろアピールさせてもらいました。

 

 

 冒頭は、トイラジコンモジュールを組み込んだタミヤ1/350戦艦大和です。面舵は効くようになりましたが、ワークショプ開始前に舵故障を起こし、製作者の少年に完全な形で渡せずに残念でした。ごめんなさい。40秒からは、IoTマイコンESP32を組み込んだタミヤ1/350ビスマルクです。舵のホーンを押し引き(プッシュプル)できるので、面舵も取り舵も良好ですが、もっと最大舵角を大きくすべきでした。またあまりに快晴のため、スマホで屋外ではほとんど画面が見えす。ミーティングルームからノートパソコンとマウスで操船しています。2分10秒からは、ラジコン操船体験です。子供たちは理解が早く、一周づつのローテーションでもどんどんうまくなっていきました。4分55秒からは、船が浮かぶ理由や、進む方法(スクリューを回転、オールで漕ぐ、風や潮で流れる)の説明などです。12分40秒からはロープワークの体験の様子です。

2024/5/5(日)祝こどもの日13:00、ミ-ティーングルームで解説:まいづる艦船ラジコンワークショップ
2024/5/5(日)祝こどもの日の、まいづる艦船ラジコンワークショップin大丹生コミュニティセンターのスタートの、ミーティングルームでの、ごあいさつから、スケジュール案内、そして艦船ラジコンの作り方です。このイベントの開催経緯や目的が最初に話されています。

 このイベントは、舞鶴市役所から4月の広報(3行ほど)、そして市内の全小中学生に案内配布していただき、参加申し込み開始から2,3日で定員に達しました。ありがたいことに、「またこのような機会はあるんですか?」とも聞いていただいています。はい、毎年9月第二日曜日(2024は9/8)に陸海空ラジコン体験会を開催します。それにもちろん、大丹生コミュニティセンター(https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kyouiku/0000005686.html およびhttps://o-newcomcen.jimdofree.com/)に電話(0773-68-1075)で問い合わせていただければ、極低料金で、プールを活用できます。艦船ラジコンは海や川では流されて行って、手が届かないところに行ってしまったりするので、プールが最適です。(広島県呉市の大和ミュージアムの大和池での航行会が有名ですね)

 全小中学生が対象ですが、もちろん舞鶴らしく海上自衛隊はじめ海事関係のご家庭が多く、既にかなりの知識を持っている子供もいて、頼もしく感じました。舞鶴には、舞鶴高専、ポリテクカレッジ、そして造船、計器関係の会社、そして海上保安学校、海上自衛隊(教育隊)があり、ぜひ海事関係に行きたい!という子供たちが出てきてくれることを祈っています。舞鶴ならではですからね。
 観覧者も、一般市民に加えて、海事関係者が多く、海自の大ベテランの方たち、海自広報課の方、そして舞鶴市役所の方らが来ていただけ、貴重な話を聞けました。
 このビデオの1分50秒からは、大丹生コミュニティセンターの瀬野さんのご挨拶、4分50秒からは舞鶴電脳工作室店長の町田のトーク、7分50秒からは。実際の船の話をしていただく海のベテランの亀谷さんのトークがあり、その後、艦船ラジコンについての店長のプレゼンがあります。

2024/5/5(日)祝こどもの日 iPhone8動画:まいづる艦船ラジコンワークショプ
2024/5/5(日)祝こどもの日に、京都府舞鶴市・大丹生コミュニティセンターで行われた「まいづる艦船ラジコンワークショプ」でのiPhone8動画です。舞鶴の指物師(大工さん)の作られた屋形船のおかげで詳細な説明デモ走行と、こどもたちの体験ができました。これだけの大活躍ができて、大工さんも喜んでおられるだろうなあという感想がありました。
 また、舞鶴電脳工作室店長が作った、タミヤ1/350戦艦大和(トイラジコンモジュール)と、タミヤ1/350ビスマルク(IoTスマホリモコン)、およびタミヤの(水上)楽しい工作シリーズ(手漕ぎボート、アヒル、カヌー)も好評でした。家内が5/9の静岡ホビーショー(西日本業者招待日)に商談に行くので、模型/ラジコンメーカーに、ご協力のお礼と、相談に行かせてもらう予定です。

 

準備中、実演・解説をしていただいた亀谷さんは、飛行機ラジコンなどのベテランで、舞鶴電脳工作室にドローンで撮影してみたいとのことで、100g未満ドローンをお貸しして、「これでも俯瞰を撮るには十分ですね」とレビューしていただき、大変参考になりました。

 もちろん、海上での経験が長く、霧中航行の話とか抜群に面白いです。鯉のぼりを立てたブイも自作していただきました。鯉のぼりは子どもの日らしいですが、風向きを見るのに有効です。

 さて、手前の屋形船が今回のワークショプの主役で、舞鶴のラジコン関係では、有名だった故人の指物師( 家具職人をいい,箱,長持,机,椅子(いす),たんすなどを,板材をさし合わせて組み立てる者。 指物大工,箱大工ともいう。 )が作られたもので、すばらしい作りこみです。

完璧な造形と、防水性能で、頑丈で、子供が荒く扱っても全く問題がなく、「大工さんもこんな風に使ってもらって喜んでいるだろうなあ」と言う感想が出ていました。

鉛のウェイトを小分けに配置してバランスを取ります。凄く浮力があり。ある程度沈まないとバランスが悪いんですね。

船首の船倉にもウェイトを入れてバランスを取っています。それにしても、モータの肋骨材やキールの造形、そしてバルク版/ベット、サーボホルダー、ユニバーサルジョイント、リンク棒など、素晴らしすぎます。

ラジコンは現在では、このような構成になっています。SANWAやFUTABAなどの国産メーカーが安心です。価格的には1.5万円からと言う感じで、安くはないですが、高性能で安心感が違います。

船内の前からバッテリー、モーター、ユニバーサルジョインとスクリュー軸、サーボ、リンク棒、舵棒/舵軸、内側側面に受信機、アンプ、灯火用の配線もあります。夕方に走らせるのも楽しいでしょう。

呉の方に SNS で教えてもらった防水方法、エディプレートというのを形成します。

タミヤ1/350大和とビスマルクのスクリュー軸の防水工作

 

1/350ビスマルク

2024/5/5日に京都府舞鶴市大丹生コミュニティセンターで行われる「艦船ラジコンワークショップ」で紹介予定の、IoTスマホリモコン実現したタミヤ1/350ビスマルクの公試(テスト)が、ようやくうまく行きました。ほっとしています。 もうスマホはだれでも持っていて操作に慣れているので、リモコン送信機としては適していると思います。ビスマルク側は、WiFiおよびBlutoothが組み込まれているESP32マイコンで、Thonny Python IDEで、MicroPython言語でプログラミングして、ラジコンサーボとモータドライバTA8080Kを駆動しています。スクリュー軸セットはAmazonで入手しました(モータは130モータで、電源は単三が3本)。呉の方に、防水方法などを教えてもらい、瞬間接着剤とパテで防水しました。  もともとタミヤ1/350ビスマルク(Item No:78001)は1978年発売と46年前のプラモデルで当時はモーターライズで、ギヤボックスなどもあったのですが、現在ではディスプレイモデルとなっています。さすがのタミヤで非常に作りやすくて精細です。

タミヤ1/350戦艦大和、バルバスバウ(球根状艦首)があり、あまりにも美しいウェーキ(引き波)

前日のテストで、ストロークが足りずに、舵棒(ホーン)をダブルにしました。

M2のビスナットを軸にしましたが、M3にすべきでしょう。フラついています。

もともと、モーターライズの1/350大和ですが、舵は固定だったようで、あと工作が必要です。

それで、当日、イージス艦あたご(当店で買っていただいた、ピットロード社の1/350フルハルモデル:現在、もっと大きな艦も製作中とのことで、また9月第二日曜に走らせてもらえそうです。店長もまた、なにか作りたいと思っています)を走らせてもらった西舞鶴の方が、翌日5/6月振替休日の舞鶴電脳工作室にご来店いただいて、構造を説明してもらえました。まったく同じトイラジコンです。ユニバーサルジョイントでなく、ゴムパイプ、そして舵取り装置の構造を分解して移植されています。

クラウンギアとバネそして、真鍮ピンです。プラバンで押さえられています。マブチモーターがよいですね。はんだ付けも。

大和はワークショップ開始直前に舵が破損したので、翌日、オーナーの小学生が修理に来てくれました。舵棒工作中

トレース台を使って、舵板をトレース

さすがプラバン、チョキチョキで来ます。

修復完了。またテストしたいところ。

 

タミヤ社の水上模型(楽しい工作シリーズ)

風上に向かって、必死に漕ぎながら水上に停止します。子供たちも興味津々です。

手漕ぎボート、安いです(1,200円)、でもラジコン化出来ます。

2024静岡ホビーショーでは、黄色バージョンも発表されます(仕入れ予定)

カエルさんも見学、生物は素晴らしい、生体機械

前日の舞鶴電脳工作室

N-VANに積載

大丹生コミュニティセンター着

家内が試運転

大和のテスト、

あまり舵が利きません。亀谷さんに相談すると、テコの原理で、ストロークを増やすとのことで、なるほど飛行機は基本的にワイヤーリンク機構なので、そうなんですね。

バランス取り、実際の海上のブイも、アンカーで固定されています。

こどもの日らしい

灯台も用意しましたが、あまりに超快晴のため、発光は分からなかったです。

屋形船テスト中

帰りの教育隊正門、私の祖父も舞鶴海兵団にいたので、ここにもいたはずです。

ビスマルクはスクリューが回りませんでしたが、なんとバッテリーボックストラブルというより接続コネクタが不安定だったので、直接はんだ付けしました。

大和は舵ホーンをダブルにしました。

当日、5/5日、舞鶴クレインブリッジ

大丹生着

ちょっと周辺散歩、鯉のぼりを撮りに

大丹生コミュニティセンターから200mほどのところにある自販機、貴重です。

火力発電所、

舞鶴湾各所には、舞鶴湾内連絡船桟橋がありました。ここ大丹生にもあったはずです。

まさに生活の足でした。船外機という手もあります。

屋根より高い鯉のぼり

 

大丹生らしい光景

これは、船の巻き上げウインチ

懐かしい、舞鶴高専機械工学科では、手巻きウインチを設計(計算し)、図面を書きました。定番の課題です。これはエンジンがついていますね。ベルト駆動

エッ、喫茶&定食「湾」さん

立派な蔵

昔ながらの道、店長はカブでキス釣りに行くのの通っていました。

大丹生公民館

食料品の店があったんですね。

大浦半島らしい光景

大丹生コミュニティセンター

元来、大丹生小学校

校歌、FMまいづるで舞鶴の各校の効果が紹介sレ亭ます。大丹生、千歳、瀬崎の地名が見えます。対岸の白杉地区からも船で来ることもあったそうです。

受付準備中

風船準備中の家内

市役所の方の視察

スタート

外にアンプ

元気に質問してね

解説は約30分で、プールへ!

プールサイドは良いですね。

解説中

屋形船操縦体験、大人気で、一人一周にしました。子供はどんどんうまくなります。

こういう機会は重要だと思います。自分で作った船だと、もっと格別でしょう。

おっと、ロープがからみました。

ロープワーク体験

実は、保護者(お母さん)の受けが良かったそうです。