「原作と同じじゃなきゃダメですか?」なる奇書 | 無駄話。

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鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 昨日はすぐに寝付けたようだ。今朝は二度目が覚めては「まだ早い」とウトウトしているうちに目が覚めたのは午前7時近くになっていた。

 例の「セクシー田中さん」騒動絡みで「原作通りではない」?と原作者が脚本の掲載を拒否したので裁判沙汰になった末に最高最まで行った末に敗訴したのにシナリオ作家協会が「原作と同じじゃなきゃダメですか?」という本を出していたという話は初めて知った。hontoで検索をかけても店頭在庫すらないしAmazonでも「一時的に在庫切れ」とあるので急遽売れたのだろうか?版元には在庫があるというので注文してみた。郵便局から代金と送料を振り込もうとしたが通帳がないと送金出来ないと局員に言われたので振込用紙に記入して送金した。手元に届くのは1週間ぐらい後になるだろうか?

 今回は原作者が日テレと契約したのに意に添わない内容となったので自ら脚本を書いたので降ろされた脚本家が原作者を批判したのがきっかけらしいが、そうなると脚本家もある意味において被害者だ。日テレと版元の小学館が本当は責任者なのに宝塚みたいに「今は我慢」、「喉元過ぎれば熱さは忘れる」とでも思っているらしい。あれだけ批判していたジャニーズ程度の誠意を示さないのか?しかしシナリオ作家協会は「原作と同じじゃなきゃダメですか?」と逆ギレしたような題名の本を出していては自分達の権利や「尊厳」は振りかざすが原作者は「いらないが原作は必要だ」となるようだ。

 メンタルはカウンセラーがいないので医者との面談と処方による薬局で薬を貰いに行った。薬局で「60分以上待ち」という紙がかかっていたのに店内は空いていたので薬剤師に聞くと今まで混んでいたそうだ。実際に薬は比較的早くに出て来た。

 書泉グランデで大木毅の「勝敗の構造」を冷やかしていると「左からハンス・クレープス、ヴァルター・モーデル、ゲルト・フォン・ルントシュテット」というキャプションのついた写真が掲載されていた。どう見ても真ん中の人物はフォン・ルントシュテットにしか見えないし、この本には別にモーデルの写真が掲載されているので一番右にいる横向きの人物は彼で間違いないようだ。大木毅先生はフォン・ルントシュテット元帥とモーデル元帥のような有名な軍人の顔を知らないのにキャプションをつけて本を売るの?まるで何枚もカール・ヴォルフSS大将のような有名人の写真を掲載している本なのに別人の警察少将の写真を彼だと「誤認」した上に「詳細に服装や勲章類を鑑定した」末に「第二次世界大戦は「水晶の夜」の3年前には始まっていた!」という高橋慶史だ。またかと呆れて馬鹿馬鹿しくなったけれど一応読んでみようか?と買って帰った。「独ソ戦」のように「「ワルシャワ蜂起をスターリンは見捨てた」は間違いだ!」と必死になって赤軍を擁護しているが確かにバクラチオン作戦で赤軍はベラルーシを突破してヴィスワ川まで前進した上に本文にあるようにドイツ軍に敗退したのでワルシャワを占領するのは年を越したとしても1944年8月23日のクーデターでルーマニアが対独宣戦した時に赤軍はミハイ国王を見捨てなかった上にバルカン半島へ前進したのではないか?バルト三国でも赤軍は進撃してドイツ軍をクールランドに追い詰めたし。どういう事なのかを大木毅先生は説明してほしいものだ。