【中学受験】<特集Day3> 併願10箇条 <その壱>
~成功するための併願作戦~
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▼はじめにお読みください (過去の記事へリンクします)
【予告】中学受験 ~成功するための併願作戦~
▼特集目次
Day1:併願を考える大前提
Day2:併願確定までの流れ
Day3:併願10箇条 <その壱> ←本日!
Day4:併願10箇条 <その弐>
Day5:避けたい併願例
Day6:理想的な併願例
Day7:担当クラスの入試結果分析①
Day8:担当クラスの入試結果分析②
Day9:後記 -塾の進路指導はどこまで信頼できるか-
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昨日は併願確定までの流れをご紹介しました。
ポイントは、次の2つです。
①11月までに併願候補校の最大数は決める
②併願パターンは入試前日(当日)まで考える
短期決戦である中学受験は、②がまさに特有の考え方だといえます。
その時々の状況を鑑み、お子さんを客観的に分析し、いかに柔軟に対応できるかで入試結果は大きく左右されるということをご理解いただきたいです。
◆
今日から、併願パターンを組む上での10原則をご紹介していきます。
基本的な考え方から、実践的な方法まで含まれています。
特に小6のご家庭に関しては、これから併願を考えていく上での参考にしていただければ幸いです。
<併願10原則>
①すべての前提は、第一志望校が確定していること。
併願は、第一志望校の日程やお子さんの偏差値との差などを基点に考えます。つまり、第一志望校が決まっていなければパターンを考えることはできません。
②なるべく『同タイプ』の学校を選択すること。
ここで言うタイプとは学校見学特集でご紹介した、学校の校風を指します。あまりに異なるタイプを受験する予定の場合、学校選択の軸がブレていないか再確認が必要です。
☆学校見学特集の当該記事へのリンクはコチラ
③難度の差をつけて受験校を選択すること。
これも学校見学特集で触れたことと同じです。具体的には、10ポイント以上の差は必要です。「受けたい学校だけ受験する」という考え方は中学受験ではご法度ですので、ご注意ください。
☆学校見学特集の当該記事へのリンクはコチラ
④押さえ校の選択こそ、特に念入りにすること。
第一志望校やそれに順ずる学校は皆さん誰もが念入りに考えると思いますが、逆に「押さえ校」の検討を疎かにしがちです。押さえ校と言えども、進学することになる可能性がある学校です。
⑤第一志望校は最後まで変えないこと。
特段の事情がない限り、第一志望校を決めた段階(遅くとも11月)からは変更すべきではありません。成績が下がってきたから…という程度の理由で変更するのは、あまりにもったいないです。
◆
この中では、①⑤が特に重要なポイントです。
後悔しない受験という観点から考えても、第一志望校を変更することは相当のリスクを覚悟しなければなりません。
お子さんは直前期になればメンタルが不安定になって点数が思うように取れなかったり、弱音を言う場面もでてきます。
この状況下でモチベーションを保つためには、「何が何でもこの学校に行きたい!」という気持ちしかありません。
明日は併願10原則の⑥~⑩を取り上げます。
引き続き、ぜひご覧ください!
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