【中学受験】<特集Day1> 併願を考える大前提
~成功するための併願作戦~
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▼はじめにお読みください (過去の記事へリンクします)
【予告】中学受験 ~成功するための併願作戦~
▼特集目次
Day1:併願を考える大前提 ←本日!
Day2:併願確定までの流れ
Day3:併願10箇条 <その壱>
Day4:併願10箇条 <その弐>
Day5:避けたい併願例
Day6:理想的な併願例
Day7:担当クラスの入試結果分析①
Day8:担当クラスの入試結果分析②
Day9:後記 -塾の進路指導はどこまで信頼できるか-
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本日から併願に関する特集です。
これまでで最長の9日間を予定していますが、よろしくお付き合いください。
途中、ご意見やご要望があればどんどんコメント・メッセージをいただけると幸いです!
◆
今日は、私が幾多のお子さんたちを見守ってきた中で(お子さん本人として)不本意な結果に終わってしまったケースを振り返り、総論とします。
さて、入試結果が不本意に終わる原因には何が考えられるでしょう?
・病気になって頭が働かなかった
・苦手な分野の問題が重なってしまった
・緊張のあまり時間配分を間違えた
・不測の事態に動揺した ect..
様々な原因を挙げることができます。
その中の1つに、併願作戦の失敗に起因するものがあります。
例えば、連日の不合格を前にしてお子さんが(かつ、親御さんも)動揺してしまうケースです。
(もちろん、作戦が失敗していない場合でもあり得る話なのですが。。)
原因の多くは不可避ですが、併願作戦の失敗は「避けることができる」原因です。
事前によく考えた上で決めることだからです。
そして、併願は親御さんが最終意思決定を下さなければなりません。
お子さんの希望通りと言っても、それを「認める」という意思決定をしています。
逆に塾の先生はあくまでアドバイスすることしかできません。
正しい意思決定を下すためには、正しい理解が必要です。
◆
「正しい」理解の第一歩、大前提としてお伝えしたいことは、
「中学受験特有の考え方」があるという意識を常に持っていただきたい
換言すると、
高校・大学受験の経験則を中学受験に持ち込まない
といえます。
次の2つが典型例です。
・1校だけ受験して、ダメでも次の受験でリベンジすればいい
・第一志望校を全日程との受けることは当然である
お子さんの中学受験が初めてというご家庭は、特にご注意いただきたいです。
◆
明日は各論の冒頭として、併願確定までの流れをご説明します。
今からまさに学校見学のシーズンですね。
9~11月にかけて、土日の予定は学校見学か塾の授業という方が多いと思います。
では、併願はいつまでに、どのレベルまで決めていかなければならないのでしょう?
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