読むと元気が出て英語を使いたくなる!

 

 

大西先生のコラムを紹介するシリーズ2日目♪

 

 

1日目はこちら☞感覚で英語をつかむ効用

 

 

ラジオ英会話

 

 

では早速どうぞ!

 

 

自分の耳を悲しまない

 「ネイティブの言ってること、さっぱりわからないんだけど。私の耳って悪いのかなぁ」

 まさかそんなことはありません。そもそも聴覚の鋭敏さとことばの理解とはあまり関係がないのです。重要なのは「待ち受け」能力。

 「過酸化水素水」ということばがあります。オキシドールですね。サングラスをかけてダブルの背広を着て、道行く人に話しかけてみましょう。

 「おい、いくらかワシに金を過酸化水素水」

…多くの場合「金を貸さんかゴニョゴニョ」と「聞こえる」はずです。

 人間はことばを話すとき、ありとあらゆる予測を行っています。「この状況ではどんなことばが出るだろう」「あ。喜んでるな、over the... と言っているから次は moon だろう」(over the moon:大喜びで)。次のことばを予測する能力があるからそこ、雑音だらけの環境でも、何の問題もなく話ができるのです。

 「英語で何を言っているのかわからない」を改善する方法はあらゆる「待ち受け」を増やすことです。単語を増やし、表現の幅を広げることです。

 あ。でも一番大切ですぐにできるのはね、「緊張しない」ってこと。緊張して音だけに集中しないこと。まわりの状況・会話の文脈・相手の性格、いろんなものに対して心を開くことだよ。そしたら、

 聞こえない音がきこえてくるようになる。

 必ず、ね。


「ハートで感じる英文法 決定版」p.148より

 

 

日々「待ち受け」能力を伸ばすことを意識

 

そしていざリスニングの場面では

リラックスして

心開いて

相手の話を受け止める

 

ということになりましょうか

 

 

「待ち受け」を増やす作業に終わりなし!と心得ます

 

 

 

今回ご紹介したのはこちらの本です☟

 

 

 

 

明日は「基本動詞が基本動詞である理由」です

 

 

「基本動詞さえ知っていれば英会話は大丈夫」という話に関して大西先生が考えを述べておられます

 

 

お楽しみに🍀