「説明のフロー」3日目です

 

(「え?この記事、何をしているの?」という方はこのシリーズ最初の記事を読んでみてください→最初の記事を読んでみる

 

今日も1記事目は『英会話 話を組み立てるパワーフレーズ 講義編』をもとに2020年度レッスンの復習

 

会話を「フロー」(流れ)の観点からとらえます

 

 

2記事目は「元気が出る大西先生の言葉③」🕊

 

今日は「基本動詞が基本動詞である理由」です

 

 

それではさっそく大西先生のレッスンのポイント解説へ!

 

Lesson 44 説明のフロー❷

複雑な言いかえ

 

画像は「ラジオ英会話」テキスト表紙からお借りしています

サムネイル

説明のフロー。今回はわかりづらい「内容」を言いかえたり、説明を加えたりするフレーズを学びます。
(前掲書p.110より)

 

 

ラジオ英会話

説明のフロー❸
複雑な言いかえ
in other words
that is
namely

 

 

 Key Sentence

 

Lesson 44

ダイアローグからの一部抜き出しです

 

デイビッドと妻の会話:

 

Wife: Hi, David.

Husband: Hi, honey. Listen, something just came up at work.

Wife: What is it?

Husband: Well, my boss just asked me to check an important report.

Wife: In other words, you're going to be late! what should I do? We have a reservation for the restaurant for 7:00. It's our anniversary.

 

W:デイビッドなのね。

H:やあ。実は、たった今、仕事でちょっとしたことがあってね。

W:どうしたの?

H:それが、上司がたった今、僕に重要な報告書をチェックするように頼んできたんだ。

W:ということは、遅くなるのね!私はどうすればいいの?私たち、レストランを7時に予約してあるのよ。今日は私たちの結婚記念日だから。

 

 

===============

 

In other words, you're going to be late!

 

➫この文は相手(夫)の言った「今、上司が仕事を頼んできて」を本来のメッセージ「遅刻します」に置き換えて単純化している

➫このように複雑な内容をわかりやすく言いかえるのも「説明のフロー」のひとつ

 

 

〓 Absorb the Flow 〓

 

● in other words の別の例

 

You are, in other words, saying that you think my proposal is unworkable.

(別の言い方をすれば、君は私の提案がうまくいかないと思うと言っているのですね)



● that is も言いかえに多用される

➫前の表現の詳細や例を伝え、明確に述べる意識で使われる

➫書き言葉では i.e.(ラテン語の id est より)と表記されることもしばしば


This is a restricted area; that is, you can't get in without a security pass.

(ここは制限区域です。つまり、通行許可証がなければ入ることはできません)

You can come to my office; that is, if you still need help.

(私のオフィスに来てもいいですよ。もし助けがまだひつようであれば、ですが)

 

👆どちらも自分の真意を明確に述べようとする意識で使われている

 

 

●フォーマルな雰囲気を持つ namely(つまり・はっきり言えば)


The President focused on a key issue; namely, the economy.

(大統領は主要問題、すなわち経済に重点を置いた)

 

 

 

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本日の音読・暗唱

 

Lesson 20  100回め

 

 

次の記事では「基本動詞さえ知っていれば英会話は大丈夫?」に対する大西先生のお考えを紹介してみたいと思います

 

 

See you soon!