打楽器のウッドスティックって知ってますか? | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

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ルアー・フライの釣りがメインのブログでしたが
諸事情により殆ど竿を置いたアングラーです。
木工アクセサリーや木工雑貨の製作記事などを最近は、アップしています。

打楽器のウッドスティックって知ってますか?
単に木を叩いてビートを刻む楽器なのですが
知名度は、さほど無い楽器です。
(カスタネットも仲間かな?)

日本人に馴染みが有るのは
古くは、火の用心の掛け声の後に聞こえてくる
二本の木を打ち合わせるあの音や
相撲でも使用されています。
あ~アレかぁ~!と思ったかと…
ウッドスティックと言う名称ではなく
日本独特の呼称が有ると思います。

以前に朝市・マルシェのライブ奏者への
プレゼントで作成しましたが
(確かブログ記事にしたかと…)
差し上げていなかった奏者から
欲しいと言われましたので作成しました。

材は、ブビンガです。
市松模様に近い杢が出ている材です。

角材を半割りして


角をR面取りして

平面を研磨して

R面も手掛け研磨します。

ワトコオイル(亜麻仁油系のオイル)フィニッシュします。
一度全体にオイルを塗り
オイルが馴染んだ約30後に
余分を拭き取ります。
オイルフィニッシュのコツは
厚塗りをしない事!
木の内部に染み込ませて
(と言っても染み込むのは1mmも入りません)
乾燥割れなどから防ぐのが第一の目的で
第二に艶出しの為です。
ウレタンやラッカーの塗装の様な
被膜をオイルフィニッシュでは
決して求めないでくださいね~!
使用するオイルは
乾燥硬化するオイルを使用してください。

完全に硬化するには数日掛かりますが
タオルなどでの拭き上げを繰り返し行って
艶やかに仕上げます。
触ってオイル感が無ければ仕上がっています。
メンテナンスはタオルなどでの拭き上げや
蜜蝋ワックスを塗り艶出しをしての
タオルなどでの拭き上げです。
蜜蝋ワックスを塗らなくても
タオル掛けでの熱で硬化したオイルが
少し溶けて艶が戻ります。
(蜜蝋ワックスも同様です)

簡単に作成出来るウッドスティックの
上手な鳴らし方のコツは
打音を出すには良く振動させる!
力強く握らない事だと思っています。

今回作成したウッドスティックの音色は
ワトコオイルフィニッシュ中ですので
プロの演奏をYouTubeにてご紹介します。

では、また(⌒0⌒)/ね~~!