ウッドイヤーカフのキット販売 | 蜂坊主のブログ Bee's Fishing Craft

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ルアー・フライの釣りがメインのブログでしたが
諸事情により殆ど竿を置いたアングラーです。
木工アクセサリーや木工雑貨の製作記事などを最近は、アップしています。

ウッドイヤーカフのキット販売を開始します。
6月16日(日曜日)開催のオーガニックマルシェ
はちまるBioマルシェにて販売開始予定です。
キット内容は
ウッドイヤーカフ1ペア(欅材です)
ダイヤモンドヤスリ
サンドペーパー
ワトコオイル(亜麻仁油系のオイルです)
蜜蝋ワックス
メラミンスポンジ
(このブログ記事のURLのQRコードを明記したカードを同封する予定です)

販売価格は、1000円の予定です。
ウッド製のイヤーカフですので
ぎゅっと力を入れて潰したり
開いたりすると割れますので
ご理解の上、お買い求めくださいませ。
m(__)m

右側が私の耳に合わせて仕上げた品で
左側がキット品です。
切り欠き部が荒加工済みのワークが
キットに入っています。

内径は、約16mmで
指輪のサイズだと約10号です。
割れ防止に少し厚みが有りますが
指輪としても使用可能です。


ワークとダイヤモンドヤスリの平ヤスリを取り出し
ワークを研磨仕上げします。
ご自身の耳に合わせて
(無理に装着しないでくださいね)
切り欠き部の幅を拡げ

当たりが優しくなる様に

丸みを持たせて仕上げてください。

仕上がりましたら
付属のサンドペーパーを軽く当てて
更に表面を滑らかにしてください。
(省略しても大丈夫です)

タオルなどで削り粉を拭き取り
付属のメラミンスポンジと
ワトコオイル(醤油さし)を取り出し
箸などを用意します。
メラミンスポンジに一滴オイルを滴し
イヤーカフに塗ります。
一度に大量に塗布しないでください。
最初の塗りが完了しましたら
メラミンスポンジに更に一滴たらして
再塗布してください。
(一回目のオイルが木に吸われているはずです)
割り箸などを何かに挟んで
オイルを塗布したイヤーカフを乾燥させます。
30分ほど経過しましたら
タオルなどで表面の余分なオイルを拭き取ります。
亜麻仁油系のオイルは
サラダ油やオリーブ油と違って
乾燥硬化します。
乾燥硬化するまでに
何度かタオルや不繊布などで
余分なオイルを拭き取り磨き上げます。
乾燥硬化中は、少しベタつきを感じます。
ベタつきが無くなれば完成です。

オイルフィニッシュ後は
艶やかに成っていて簡易防水されています。
更に艶出しや防水対策をしたい場合は
蜜蝋ワックスを塗布します。
(オイルフィニッシュせずに、蜜蝋ワックス仕上げでも可能です)
オイルフィニッシュに使用した
メラミンスポンジの反対側の綺麗な所で
(タオルや不繊布でも可能です)
蜜蝋ワックスを少量(耳かき一杯位)取り出し
イヤーカフに塗ります。
蜜蝋ワックスを薄く伸ばしながら塗布してください。
ワトコオイルフィニッシュと同様に
余分な蜜蝋をタオルや不繊布で除去して
磨き上げますので
ごてっと塗布しないでくださいね!
蜜蝋ワックスを塗布後は
ワトコオイルフィニッシュと同様に
割り箸などを何かに挟んで
イヤーカフを乾燥させてください。
触って蜜蝋ワックス感が無くなれば完成です。

日々のお手入れは
乾いたタオルや不繊布での
拭き磨き上げに成ります。
新たにオイルフィニッシュや
蜜蝋ワックス仕上げをされても良いですが
タオルの拭き磨き上げにて
硬化したオイルも蜜蝋も
拭き上げの熱にて少し溶けて艶が戻ります。

もしも雨染みが出来ましたら
拭き磨き上げで除去出来ない場合は
サンドペーパーにて表面を擦り
オイルフィニッシュもしくは
蜜蝋ワックス仕上げをしてくださいませ。

不繊布は、使用済みマスクの綺麗な部分を使用しても大丈夫です。

キット品は、削る手間(30分~一時間位)
表面処理仕上げの手間が掛かりますので
それ程売れるとは思っていませんので
今回は、三個のキット販売品を用意しました。
ご要望が多ければ
他の樹種でもご用意します。
(樹種によっては、値段が上がりますが…)

では、また(⌒0⌒)/ね~~!