以前に作成したウッドリングを
イヤーカフにして装着して
マルシェに立っていたら
ウッドイヤーカフが有れば欲しいと
言われましたので試作しました。
単板からの削り出しだと
強度的に不安(割れる/折れる)が有って
自分が使用してテストしていました。
ウッドリングの作成を止めたのも
厚みを持たせないと
単板からの削り出しだと
薄いと割れるからが理由で止めました。
厚みが有るリングだと
装着時の両サイドの指への干渉も
気になっていたのも理由の1つです。
イヤーカフなら厚みが有っても
大丈夫かな?と思って試作に至りました。
試作したイヤーカフです。
ガラスコーティング仕上げに成っています。
左から本紫檀の欅サンド
チークx2(単板)
本紫檀と欅の二色(加工中に片側の欅が破損)
ホワイトアッシュのウォルナットサンドx2
外径は、約26/24/22mm
内径は、全て約16mmで
リングサイズだと約10号(私の小指にぴったり)
サンド構造の作成の様子です。
ワークを四角形に切り出し
半割りします。
半割りした鋸目跡を研磨除去します。
薄板の研磨は、指や爪も研磨してしまうので
板に貼って研磨しています。
私の所持している電動工具では
薄板の作成が、一番大変なんです。
張り合わせます。
真ん中のホワイトアッシュの木目の向きを
ウォルナット材の木目の向きに対して
平行ではなく直交する様に張り合わせます。
強度を上げる為です。
サンドしたワークを円形に加工します。
両サイドのエッジの面取りが楽な
旋盤にて加工しました。
ホールソーにて内側の円を抜き
指輪作成時に使用していた研磨治具にて
内面研磨とエッジの面取りをします。
バンドソーにてC型に切り欠き
リューターにて切り欠きを拡げ
平ダイヤモンドヤスリにて
切り欠き部を仕上げます。
削っては耳👂️に装着してを繰り返して
仕上げました!
赤く少し腫れてしまいました。(汗)
余談ですが、木材ですので
切削加工時に、たまに捲れ欠けが発生します。
余りにも酷いので
研磨除去して
新たに面取り加工をして完成させました。
オイルフィニッシュ(ワトコオイル)か
蜜蝋ワックス仕上げで…
どうだろう?
では、また(⌒0⌒)/ね~~!
今回の使用機材その他
簡易テーブルソー(四角形のワーク作成)
バンドソー(薄板作成/半割り/切り欠き)
ベルト/ディスクサンダー
ボール盤
ミニ木工旋盤
ハンディリューター
ドリル
ホールソー
内面研磨治具
サンドペーパー
トライアングルテーパーダイヤモンドビット
ダイヤモンドディスク
平ダイヤモンドヤスリ
ガラスコーティング剤(ビアンコート)