Vの整備はなんとなくワールド エンジン組み立て | tmのブログ

tmのブログ

ZZR1400 06年型マレ仕様の整備やら
VFR400R NC30の整備をしています。



エンジンオーバーホールの
続報でござる(・∀・)!



さて。
nc35ドナーエンジンとワイのnc30エンジン
の部品剥ぎ取りが終わりました。

こんかい、クランクケースはドナーエンジン
からではなくワイのnc30クランクケース
を使います。
俺氏のクランクケースは汚れがドイヒー
なのでサンエスKへのドブ漬けの刑の執行。

それからメインシャフト、
カウンターシャフト、クランクシャフト
も同じくnc30の部品を使います
洗浄は灯油でジャバジャバ洗います。

nc35ピストンは
カーボンギタギタだったので
真鍮ブラシと剥離剤で優しくブラッシング。

ちなみに
右︰VFR400R
左︰RVF400
のピストンになります。
VFR400Rのほうはピストンピンの左右に
穴が空いてますが、
RVF400のほうはスカート部が
大胆に肉抜きされてます。
一見、VFRのほうが軽くなっているよう
に見えますがRVF400のほうが軽量らしい
です。ようわからんけど。




はい。それでは組み付けです。
メインシャフトとカウンターシャフトを
ケースにガッコンとハメて、
つぎにクランクを押し込みコンロッドと合体。



クランクケースの
ボルトを締め付けるため、
何度もクランクケースを上下に
ひっくり返してると…


カランコロン
コロコロ…

ファ(;゚д゚)?
お初にお目にかかります。
どちら様で…?


ギャオス
見知らぬ部品が落ちてきました。
こいつぁまいった(汗)!
見知らぬ部品がドコから落ちてきたのか
ワカランです!!(汗)
こいつをドコに戻せばいいんでしょう…

サービスマニュアルを眺める事数分間、
なんとなくここじゃね?とおもったのが
オイルポンプ内のストレーナー↓
試しに着けてみるとドンピシャ。
とりあえずココだということに
しておきますwww。


エンジンブローさせてしまい
傷だらけの天使だったシリンダー↓
ホーニングを繰り返して
傷はほとんど取り除きました。
ピストンとシリンダーのクリアランスは
約0.2mm。
使用限界は約0.45mmとのことですけど、
そこまで広げたら首振りしそうで怖い
ですね( ´•ω•` )。



ようやっとなんとなく出来上がった腰下↓


続いてはシリンダーヘッドの
オーバーホール。
こんかいはnc35用シリンダーヘッド
を使います。↓


台風19号が吹き荒れる土曜日にお家で
シコシコカンカン
バルブ擦り合わせをしました。




ヤリ過ぎでしょコレ(汗)。

んーまーいいか
どおせ1年も走ればまた
カーボンを噛んで圧縮圧力が落ちる
と思うので、次にエンジン開けるときは
シートカットしよう。そうしよう。
問題は後回し派です。ファファファ。







シリンダーヘッドをドッキングし
シム調整をします。
手持ちのシムでなんとかマニュアルの
範囲内でおさめましたが
これも数回走ったらどおせズレが
発生するんでしょ?

んーあんまり神経質にならずに
いい塩梅に抑えて終わりにしておきます。


そんな感じでまた次回
ダスビダーニャ。