上海で暮らしてみた -3ページ目

上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

上海で一番高い山に登ってきました!といっても高さ97mの丘みたいなもんですが。
上海市の西側にある「余山」(she shan 「余」は正しくは“ひとやね”に「示」)という場所で、いくつかの小山が続くエリア。

これは麓から見た「西余山」。
頂上には、山(丘)の大きさと不釣合いに立派な教会があります。
遠くからみると西洋の古城のよう。

山頂に登るにはいくつかのルートがありますが、今回は東大門という場所から登っていき、20分くらいすると教会が見えてきました。
えっ? もう着いたの!?
ハイキング気分になってきた矢先にハイキングは終了・・・

山頂の教会はなかなか威厳がある。
教会のすぐわきには中国最古といわれる天文台がありますが現在は使われていないそうです。

これが上海最高峰からの絶景(!?)
下の方にあるのはスモッグでかすむ高級住宅群。

実は、余山の一帯は高級ホテルリゾートやゴルフ場などが集まるちょっとしたリゾート地。
週末にさくっと日常の喧騒を離れるにはいい場所と思います。

なお、山の下り道にはサルがいました。
出てくるとつかまって食べられるぞ!

謝謝!

上海の観光地として有名な豫園。
毎年、春節の時期には灯籠祭りが開かれます。

とにかくすごい人出で、たとえば2月14日はバレンタインデーと元宵節(日本でいう小正月)が重なったこともあり、
1日で 60万人!が訪れたそうです。

豫園を観光した人ならわかると思いますが、あの狭い路地空間に60万人って・・・

行った人のブログを見たら、ラッシュの山手線の方がまし、って感じだそうな。

私は混雑を避けて元宵節の2日後に行ってみましたが、あいにく雨だったこともあり、そんなに混んでいませんでした。
終了日の前日だったので普通は80元する入場料も無料に。

色鮮やかな灯籠が道を埋め尽くします。






数カ所ある広場には巨大オブジェがつくられ、こちらは空に舞い上がらんばかりのゴールドの馬。

船を飛び越え、龍をまたぎ、小日本をけちらかし、飛翔する姿。
なかなかの迫力。

こちらは大金と戯れる子供たち。

子供の頃から金 ・ 金! 金!

謝謝!





中国にいるのでうまい中華料理はたくさん食べています。
定番料理(例えば小龍包や北京ダックなど)を楽しむのも勿論いいですが、
ちょっと特色ある料理もいいですよ。

例えば、羊肉のしゃぶしゃぶ。

薬味を効かせたスープに薄切りの羊肉を入れてしゃぶしゃぶする北方地方の冬の定番料理。
つけタレはゴマをベースにしたものが多い。
タレと肉の相性がよく、食べた時に口の中にジュワっとうまみが広がる感じ。
リーズナブルでもあるので、冬は何回も食べに行きました。
中国に来て良かったと思える(数少ない)瞬間。


こちらは海鮮粥。

蟹、海老、貝などを入れたかなり贅沢なお粥。
なんというか、、お粥に海鮮を入れたというより、海鮮の煮出汁でお粥をつくった様な濃厚な味わい。
石鍋でグツグツしたばかりのをいただきます。


こちらは「kao魚」(kaoは「火」へんに「考」)

上海で魚料理といえば基本的には川魚を指します。
っていってもコイくらいの比較的大型な魚が中心で、味は淡白で日本人にとってはちょっと生臭い感じがします。
(私は平気ですが)

kao魚は、直訳すると「焼き魚」の意味で、一度魚を焼いたあと、唐辛子と胡椒風味の煮汁で再度煮てから食べる辛い料理です。
(辛くないのもあります)
唐辛子が魚の生臭さを消してくれるので、これなら中国の魚が苦手な人でもおいしく食べられるかな?

こういうのって、日本でも中華街などに行けば食べられるのだろうか?
こちらではどれも庶民的料理なんですが、逆に日本ではなかなか見つからない様な・・


あと、海鮮料理店も好き。
中国の海鮮店では、こういう(↓)水槽に生きた魚や貝がいて、材料と調理方法(焼く、蒸す・・)を指定する場合が多いです。

中国語力が試される・・・
港町などへ行くと、新鮮で本当においしく、あまり見かけない食材も食べられます。

どれか興味のある料理があれば、、、
是非上海に遊びに来てください!


謝謝!

上海で洋館といえば「外灘」エリアが有名ですが、私の家の北側にも洋館の多い場所があります。

今から100年近く前にフランスの支配下にあった地域で、一般的には「フランス租界」という名前で紹介されています。
1900年代初頭から多くの洋館が建てられ、文化大革命の際に取り壊されながらも、今なお多くの建物が残っています。

タイトルの武康路とはその地域にある道の一つ。
道の入口には昔 多くの著名人(映画スターや政治家など)が住んでいた「武康大楼」があります。
これだけみると、ヨーロッパの交差点みたい(?)

武康路は1kmちょっとしかない道ですが、その両側には古い洋館が残されていて、
欧米人も多く行き交うちょっとおしゃれな雰囲気。

こんな良さげなパン屋もあります。


道の途中にある「徐匯老房子芸術中心」という所には、武康路のある徐匯区に現存する歴史的洋館のミニチュア模型が展示されています。
こういうの好き。

こちらは、1928年に建てられ、現在は「上海市優秀歴史建築」の一つに指定されている劉氏という人の旧邸。

現在のオーナーはアメリカに住んでいて、ここの管理は家政婦さんが任されているけど、
一人だと怖いので友達を呼んで住んでるらしい。

上海と聞いてイメージする風景とちょっと違うでしょ?

謝謝!

新年快楽!(明けましてオメデトウ!)

中国は春節(旧正月)を迎えました。

春節が近づくにつれて、街の雰囲気はだんだんと変わってきました。
地方出身の人が増えて、大きな荷物を持った人が多くなり、物乞いのヤル気が高まり・・・(!)
(ヤル気をだすところが間違っている)

地下鉄の中も旅行カバンが目立つ様になります。

「おまえ、引っ越しかよ!?」ってツッコミたくなるほど大きな荷物を無理矢理運ぼうとして、案の定 路上でぶちまける人も。

どういう統計か知りませんが、春節の際は5億人が一斉に動くらしい。
5億人って・・・
当然ながら交通網は能力の限界を超えて、たとえば列車は椅子の下やトイレの中まで人で埋まる状態になるらしい。
世界珍光景遺産に登録してあげたい。(ちなみに春節は中国の国家無形文化遺産です)

こちらは、この時期になると道ばたに登場する臨時爆竹店。
これが出てくると春節近し!って感じがする。
(欧米人、爆竹をガン見。チャレンジするか?)

大晦日にあたる30日の夜は上海に残っているヒマな日本人が集まって食事しました。
プロのマジシャンの余興付き。
駐在員はこんな感じに過ごしております。

で、そのあと元日の夜0:00になると共に、花火&爆竹の大騒ぎ開始!
ババババババババババッッ!
っていうか、空気悪すぎてよく見えねーよ。

あっちこっちで腹に響く様な爆発音。
日本の「し・・・・・ん」とした大晦日と真逆。


花火でPM2.5の値はどんどん上昇!
そんなん関係あらへん。
深夜だから迷惑? そんなん生まれてから考えたことないあるよ。

それでは、しばらく日本へ行ってきます!

謝謝!