上海で暮らしてみた -4ページ目

上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

日本へ来る「中国人観光客」と聞いてどんなイメージが浮かびますか? 
ブランド品の買いあさり? マナー問題?

実は、多くの自治体が上海に事務所を設け、中国人観光客や研修生等を地元へ誘致して地域を活性化させようと頑張っています。

これは茨城県の中国語版観光案内。

茨城県だけでツアーを組んでも集客できない(実態を謙虚にみつめて・・)ので、東京観光を組み合わせた旅行を企画しています。
例えば東京観光+袋田の滝+水戸偕楽園+つくば宇宙センター&温泉宿泊など。

こちらは茨城、群馬、福島が共同で開催した観光PRイベント。

看板には、「日本 茨城 群馬 東北」と書いてあります。
フクシマでなく「東北」と表記しているところに複雑さがにじむ・・


中国人に対する感情はいろいろあるでしょうが、地域の観光産業にとっては現実的に重要な存在なのが実感できます。
特に茨城県は春秋航空(LCCの一つ)が上海-茨城空港路線を開設しているので力の入れようも大きいでしょう。
頑張って!

ちなみに私は茨城で働いたことも、住んだこともありませんが、
工場が県内にあるので「茨城県人会」という会合に誘っていただいています。

いばらき~ いばらき~
われらの茨城~
(会合の最後に合唱する「茨城県民の歌」より)

謝謝!

夜行性であるハムスターの一日は夜から始まります。

ごはんをくれる人の気配がすると、もぞもぞと起きてきます。


まずはごはん。
食べて 食べて

飲んで 飲んで

運動!運動!



きちんと運動すると、ご褒美にデザートが出ます。

そのあと、ちょっと散歩してみたりして。

ちょっとタマゴになってみたりして。

寝ます。

おしまい。

謝謝!


上海に来てからは音楽鑑賞の機会がなかったのですが、昨年末にバレエ「白鳥の湖」をみてきました。


場所は、「上海東方芸術中心」といって、複数の劇場やコンサートホールがある大型施設。
劇場内部はこんな感じです。




せまい。

映画館か?

それはともかく・・・

オーケストラピットが、、、、無いっ

生演奏ではないのか!?
バレエの楽しみの半分は音楽なのに!
まるで、うな重を注文したら、下がご飯ではなくチャーハンだった様な衝撃・・・

音楽はスピーカーから流れるんですが、常に大音響なので盛り上がるところでは音割れする。
(しかし、これが後に予想外のメリットを生む)

劇団は「ロシアロイヤルバレエ団」。
有名なのか、有名じゃないのか?
とりあえず、ロシアを代表するバレエ団の一つ ではない。

観客はほとんどが中国人。
なので(?)開演してからもマナーは最悪。

上演中なのに携帯メール。
写真撮影は禁止なのにパシャパシャ。
普通の声でおしゃべり。
知ってる曲になると一緒に鼻歌を歌い出す!
子供は音楽にあわせてぴょんぴょんはずんでる!
などなど・・・

主役が登場しても拍手はないし、大技をきめても外国人の観客がパラパラ拍手するくらい。

なるほど!一流バレエ団もオーケストラも来ないわけだ。

ただ、音楽がスピーカーから大音量で流れるおかげで、多少のシャッター音やおしゃべりはかき消される。
いいやら悪いやら・・?
演目自体は悪くないのでそれなりに楽しめました。
また一ついい経験。

これはエンディング。

本来なら主役が拍手に包まれる場面なのに、そそくさと帰りだす中国人たち。
カーテンコールは、、当然ありません。。


謝謝!


新年好!

でも、中国では1月31日の春節(旧正月)に向かってむしろこれからが“年末”です。
ちなみにウチの会社の忘年会は1月10日。新年あけたばかりなのに忘年会・・・
元旦を重視しない中国では、いまだにクリスマスの装飾があちこちに残っています。
実は単にいい加減なだけですが。

さて、正月に日本でミラーレス一眼カメラを購入しました。

機種は「LUMIX GX7」

う~ん、かっこいい。
適度に重厚だ。

元々写真好きで、前から一眼に興味があったのですが、撮影時の設定やレンズ選びにハマるのが怖くて我慢してました。
正月のある日、ふと日本の自宅にいる熱帯魚を撮ろうとしてうまくいかず、
そうだ、高性能なカメラを買おう!と思い立ち、家電屋へGo!

昨日上海に戻り、記念すべき撮影第一号は、、、

ヒマリ。

“カメラ買ったの?”

レンズはセットになっていた単焦点レンズのほかに、追加で45-150mmレンズを購入。
他にも広角やら望遠やら色々揃えたくなってきた(やはり不安的中・・・)

ブログでも激撮画像を乞うご期待!?


謝謝!

ある日、財布の中に1元硬貨 “みたいなもの” が!


右が本物の1元硬貨、左は、、、何でしょか?

本物の1元硬貨の場合、裏面(正確には表面?)には「1元」と大きく書かれていますが、
左のものは両面とも同じ柄になっています。
通常は淵のところに、「ZHONGGUO RENMIN YINHANG」(=中国人民銀行)と書かれていますが、左のものには「TONG LI DIAN ZI」と書かれています。
漢字で書くと、たぶん「通利電子」かと。

おそらくゲーム機のコインか何かでしょうが、こんなに似ていていいのか!?
実際に気付かず財布に入っていたし。
1元とは書いてないから通貨偽造にはならないかもしれませんが、普通に考えたら詐欺でしょう?
こんなものに堂々と会社名を入れる中国って国は・・・

ちなみに、試しに自販機に入れてみたら、きちんと判別されて使えませんでした。
識別機のレベルは高い。

というのも、本当にニセ札が流通しているから!
これは100元札のニセもの。


居酒屋で撮った写真なので不鮮明ですが、毛沢東の目つき、髪の毛のはえ際の陰影などが本物とは微妙に違います。
でも、言われなければまず気づかないレベル。
内陸のある村では、村で流通している紙幣のほぼ全てがニセ札だったとか。
本当にありそうで怖い。

謝謝!