バレエを観てきた | 上海で暮らしてみた

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2年目駐在員のささいな日常ブログ

上海に来てからは音楽鑑賞の機会がなかったのですが、昨年末にバレエ「白鳥の湖」をみてきました。


場所は、「上海東方芸術中心」といって、複数の劇場やコンサートホールがある大型施設。
劇場内部はこんな感じです。




せまい。

映画館か?

それはともかく・・・

オーケストラピットが、、、、無いっ

生演奏ではないのか!?
バレエの楽しみの半分は音楽なのに!
まるで、うな重を注文したら、下がご飯ではなくチャーハンだった様な衝撃・・・

音楽はスピーカーから流れるんですが、常に大音響なので盛り上がるところでは音割れする。
(しかし、これが後に予想外のメリットを生む)

劇団は「ロシアロイヤルバレエ団」。
有名なのか、有名じゃないのか?
とりあえず、ロシアを代表するバレエ団の一つ ではない。

観客はほとんどが中国人。
なので(?)開演してからもマナーは最悪。

上演中なのに携帯メール。
写真撮影は禁止なのにパシャパシャ。
普通の声でおしゃべり。
知ってる曲になると一緒に鼻歌を歌い出す!
子供は音楽にあわせてぴょんぴょんはずんでる!
などなど・・・

主役が登場しても拍手はないし、大技をきめても外国人の観客がパラパラ拍手するくらい。

なるほど!一流バレエ団もオーケストラも来ないわけだ。

ただ、音楽がスピーカーから大音量で流れるおかげで、多少のシャッター音やおしゃべりはかき消される。
いいやら悪いやら・・?
演目自体は悪くないのでそれなりに楽しめました。
また一ついい経験。

これはエンディング。

本来なら主役が拍手に包まれる場面なのに、そそくさと帰りだす中国人たち。
カーテンコールは、、当然ありません。。


謝謝!