ニセ1元硬貨!? | 上海で暮らしてみた

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2年目駐在員のささいな日常ブログ

ある日、財布の中に1元硬貨 “みたいなもの” が!


右が本物の1元硬貨、左は、、、何でしょか?

本物の1元硬貨の場合、裏面(正確には表面?)には「1元」と大きく書かれていますが、
左のものは両面とも同じ柄になっています。
通常は淵のところに、「ZHONGGUO RENMIN YINHANG」(=中国人民銀行)と書かれていますが、左のものには「TONG LI DIAN ZI」と書かれています。
漢字で書くと、たぶん「通利電子」かと。

おそらくゲーム機のコインか何かでしょうが、こんなに似ていていいのか!?
実際に気付かず財布に入っていたし。
1元とは書いてないから通貨偽造にはならないかもしれませんが、普通に考えたら詐欺でしょう?
こんなものに堂々と会社名を入れる中国って国は・・・

ちなみに、試しに自販機に入れてみたら、きちんと判別されて使えませんでした。
識別機のレベルは高い。

というのも、本当にニセ札が流通しているから!
これは100元札のニセもの。


居酒屋で撮った写真なので不鮮明ですが、毛沢東の目つき、髪の毛のはえ際の陰影などが本物とは微妙に違います。
でも、言われなければまず気づかないレベル。
内陸のある村では、村で流通している紙幣のほぼ全てがニセ札だったとか。
本当にありそうで怖い。

謝謝!