武康路 | 上海で暮らしてみた

上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

上海で洋館といえば「外灘」エリアが有名ですが、私の家の北側にも洋館の多い場所があります。

今から100年近く前にフランスの支配下にあった地域で、一般的には「フランス租界」という名前で紹介されています。
1900年代初頭から多くの洋館が建てられ、文化大革命の際に取り壊されながらも、今なお多くの建物が残っています。

タイトルの武康路とはその地域にある道の一つ。
道の入口には昔 多くの著名人(映画スターや政治家など)が住んでいた「武康大楼」があります。
これだけみると、ヨーロッパの交差点みたい(?)

武康路は1kmちょっとしかない道ですが、その両側には古い洋館が残されていて、
欧米人も多く行き交うちょっとおしゃれな雰囲気。

こんな良さげなパン屋もあります。


道の途中にある「徐匯老房子芸術中心」という所には、武康路のある徐匯区に現存する歴史的洋館のミニチュア模型が展示されています。
こういうの好き。

こちらは、1928年に建てられ、現在は「上海市優秀歴史建築」の一つに指定されている劉氏という人の旧邸。

現在のオーナーはアメリカに住んでいて、ここの管理は家政婦さんが任されているけど、
一人だと怖いので友達を呼んで住んでるらしい。

上海と聞いてイメージする風景とちょっと違うでしょ?

謝謝!