推しがセンターになる日 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

「推しがセンターになる日」

 僕らはいつも不安定な線の上を歩いている

 2020リクアワ初日。元みぃ(峯岸みなみ)ヲタとしては、31位の「逆転王子様」がちと胸アツだった。僕にとってみぃちゃんと言えばやっぱりこの曲。ずきちゃん(山内瑞葵)センターの「モニカ、夜明けだ」は29位。全員でのステージ初披露。

 そして、昨年7位だった16期曲「抱きつこうか」が26位。STU1期はともかく、SKE8期、NMB6期、HKT4期、5期、NGT2期の曲にも遅れを取った。要は48グループの若手相手に完敗。なーみん(浅井七海)センターの「青春ダ・カーポ」とずきちゃんセンターの「モニカ」に票が割れたのかも知れない(僕自身も「モニカ」に入れたし)。ただ、それを言ったらHKTなっぴ(運上弘菜)ヲタも「モニカ」に入れている筈だしなあ…。

 ともあれ、初日にめぼしい曲は出てしまった。

 リクアワ2日目。序盤は新体感ライブで見たことを後悔さえした。とくにMCはボロボロ。初日にも感じたけれど、みぃちゃんとかゆきりん以外のMCはちと酷い。箱のサイズとか客層に合わせるってことが出来ないのね。

 

 あーだこーだと時間は経過し、ラストのサプライズ。待望の新曲発表。「む」(村山彩希)のあと、「や」を飛ばして、「よ」(横山由依)が呼ばれた時点で「また選抜外れた…?」と思った。でも、そのあと「センターは?」というアナウンスがあった瞬間に確信した。

 間違いない、ずきちゃんだ。ずきちゃんセンター…!

 めちゃくちゃ嬉しかったし、めちゃくちゃホッとしたし、感動もしたけれど、そのあとに頭をよぎったのは、不思議とくま(熊崎晴香)のこと。くまは今回のリクアワで出番がなかった。くま推しの定番曲「制服を着た名探偵」は例年70位前後、50位から発表だった今年は厳しかった。

 SKEの新曲では初のフロントに選ばれたくま。念願だったセンターにも近づいているのかも知れない。あれほど遠く遠くに思えたセンター。そしてAKB選抜に。そんな中、僕は一足先に「推し」がセンターになってしまった。それもAKB全体のセンターに。なんだろう…上手く言えないけれど、ズルというか近道をしたような、そんな気分だった。

 峯岸みなみ、山田菜々、熊崎晴香、浅井七海…僕はこれまで「ど真ん中」よりは「分かる人には分かる」みたいなタイプを推しに選んできた。2013年、みぃのスキャンダルで推し変した時も、当時から絶賛していた宮脇咲良岡田奈々、あるいはSKE6期の中でも目立っていた北川綾巴や東李苑ではなく(NMBななたんを経て)熊崎晴香に落ち着いた。

 あの頃のくまはと言えば、まだまだ6期の中でも隅っこの方で歌っているような子だった。それでも、ステージでは屈託のない笑顔と全力パフォーマンスで抜群に輝いていた。そういう子=掘り出し物を見つけるのが僕のアイデンティティだった。

 ずきちゃんは違った。16期オーデでは僕は最初から3番ちゃんずきちゃんの名を挙げているし、何より推し変した頃にはすでにAKBの選抜メンバーにも入り、総選挙ランカーにもなっていた。言ってみれば未来が約束された子だった。本来なら、そういう子はいくら魅力的でも「推し」には選ばない。

 

 それが何故、推しに選んだか。

 ひとつには時代的状況がある。「運営推し」は得てしてファンの熱量が生まれない。斜陽のAKBの中で、ちゃんとグループを引っ張っていける存在、みんなが認める存在を支えたいと思ったのがひとつ。

 そしてもうひとつ。あの子はちゃんと僕を見つけてくれるんだ。ピンクと黄色のペンライトを振っていれば必ず見つけてくれるし、「推し」じゃなかった当時もパフォーマンスに惹かれてずっと彼女を見ていた僕の視線に気付いてくれた。それが何より大きかった。今ではAKBセンターになったずきちゃん。でも「推し」はやっぱりどこまでいっても個人の問題。ひとりひとりの想いと歴史がそこにはつまっている。

 ねえ、くま? 僕の推しがAKBのセンターになったよ。

p.s.
 そういやAKSが運営から外れて、各グループ独自採算になるって話。僕は賛成。単に看板の付け替えにも思えるけれど、これまでの運営体制はJリーグがFC東京の運営を兼ねているようなもんで歪だった。この体制変更で、各グループが独自の戦略を打ち出して切磋琢磨していけるようになれば良いなと。

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