可愛い子には“楽しいこと”をさせよ。
byゆいりー
「手をつなぎながら」参戦記(3.13)
ずきちゃんはかわいい。
1週間にわたる長き戦い。みんなボロボロになり、ちと殺伐とした空気も漂っていたドラ3SRイベント終盤。そんなイベントには無関係なAKB16期ずっきー(山内瑞葵)が行なったSR配信は、「じゃがりこ(ゆず胡椒味)」を塔のようにひたすら積み上げ、背くらべをするというものだった。
そのあまりの「癒やし空間」っぷりに、ぼくは思わず、なけなしの☆をすべて投げてしまった。
それから数日後。新曲「ジワるDAYS」の発売日当日に行なわれたチーム4「手をつなぎながら」公演。僕にとって4度目の「手つな」参戦、そして、はじめてのずっきー。「レッツゴー研究生!」公演(リバイバル)では見たことがあるけれど、不思議なことにチーム公演では初見だった。
この日もなぜだかBINGO運が微妙に悪くて、いつもどおりに陣取るのは下手側の立ち見エリア通路沿い。ここはもう指定席みたいなもん。立ち見三列目でも、ここならセンター方向は完全に見通せる。なーみん(浅井七海)のいる下手エリアは見づらいけれど仕方ない。前日の「うたコン」でチラッと映った姿に、「ああ…明日ずっきー見られるんだなぁ」なんて、ずっきーを楽しみにしていたのもたしかだ。
そうして終わってみれば、この日は僕にとってほとんど「ずっきーDAY」となった。心を奪われた。
「アイドルオーラ」という言葉は意味がよく分からないけれど、パフォーマンスをする彼女の姿を見て、僕の脳裏にはそんな言葉が思い浮かんだ。全身から光(…と僕が感じるもの)が発散されている。白く輝いている。どこに居てもパッと目につく。
パウル・クレーのように卓越した画家が一筆書きで弧を描くような、そんなしなやかな身体の動き。弾力性に富むゆいりー(村山彩希)の身体がゴム鞠を連想させるとしたら、しなやかでかつ芯を感じさせるずっきーのそれは柳の枝を連想させた。
位置的に見やすいこともあって、ぼくはこの日ほとんどずっきーを眺めていた。
そんな視線に気づいたのか、単にこの辺の席が見やすいからか、チョコチョコとこちらを見てくれる。それが本当にレスかどうかは、この距離では分からない。なんとなくこの辺を見てくれたということが分かるだけだ。でもそれをレスと捉えて何の不都合があるだろう?
いや、何もない!←
たとえ勘違いだとしても、そう思っていた方が幸せだ。最近、ファンにとっての幸せとはいったいなんだろうとよく考える。単推しとD.D.とでは、いったいどっちが幸せなんだろう。もちろん、それは人それぞれだろう。じゃあいったい、僕にとっては?
そうしていつも思い起こすのは、ゆいりーのこと。いつかの「大好き」のこと。一瞬ですべてが分かったように思えたあの瞬間のこと。単純に好きってだけの話をすれば、僕はたぶんゆいりーがいちばん好きなんだ。
立ち見だし、今日はあの曲でレスをもらうの無理だろうなあ…なんて諦めていたけれど、この分だとずっきーがくれるかも…なんて浮気な予感が首をもたげてくる。そんな期待を込めて眺めていたら、案の定、初っ端からまっすぐにレスが飛んでくる。
それは、深く刻み込まれたあの瞬間ほど強烈なものではなく、もっとファジーで清らかで、むしろ綿あめに包まれたような、淡く柔らかな体験だった。心がホワッとした。
(僕はうまく笑えていたかな…)
お見送りは中央付近にずっきー、なーみん、ゆいりーと並ぶ。その並びはヤバい…。集中しなきゃいけない子が三人並んでる。結局、「ずっきー…なーみ…ゆいりー!」みたいな流れになった。誰の表情もよく覚えていない。
二兎を追うものは一兎をも得ず。昔の人はうまいことを言った。まして三兎をや。
去り際、なぜだか桃ちゃん(大西桃香)が「(^^)bグッ」っとしてくれたことだけ印象に残ってる。
(あれはいったい、なんの「グッ」だったんだら?)
