23日(月)、予定通り翌日の『野うさぎ』へ向けての休息日と決め、家から一歩も出ずに過ごすことになった。

洗面所に挿してるのは3日前に摘んできたホトケノザ(シソ科)、早くも小さな果実の散布を開始し、それをポリ袋に集めてる。

 

ところがどうだ、こっちの近縁種ヒメオドリコソウ(シソ科)は全く果実を落さず、葉が大きなせいだろう水ばかり蒸散させておる。

果実が落ちない理由は何?

もちろん一つは閉鎖花をもたないからであり、今ひとつは開放花に受粉チャンスが無かったことも関係する? その証拠に花をスッと抜き、子房にルーペ当てても果実にはなっておらず、誠に小さく4個の痕跡が窺えるだけ。

捨てることに決めた。

ヒメオドリコソウもホトケノザも、送粉者は限られてる? そんな印象もってる。

 

読み掛けてた杉本苑子の『天智帝をめぐる七人』を読み終えた。

 

題名の通り、天智天皇を主役とするのではなく、彼をとりまく七人の人物から中大兄(天智天皇)を浮かび上がらせる手法を用いた短篇古代小説集と言えようか。

主役は軽皇子(孝徳天皇)、軽皇子の子である有間皇子、天智天皇の弟・大海人皇子(天武天皇)、その大海人皇子が愛した額田王、天武天皇の鵜野皇女(持統天皇)などが時代順に登場しても、一番後ろに書かれてる“登場人物略系図”に何度も何度も目を遣りながらだった・・

 

それにしてもこの僅かな期間に暗殺・謀反が繰り返され、中大兄が3度も天皇の地位に就かなかった原因となる?間人皇女(孝徳帝の皇女であり実の妹)との関係や、朝鮮半島の情勢に加え唐に対する怯えも加わり、なかなか面白く読めた。

 

もちろん確証は無いらしいが、天智は弟である大海人皇子(天武天皇)が愛する額田王女とも関係をもった? 万葉集にある「あかねさす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖振る」は、天智帝が狩りをした折、草摘み(薬草の採集)してた額田王に手を振ったのを詠んだと小説には書いてある。

この歌、確か高校時代の教科書に出てきてたように思うが、センセはそんなことに触れはしなかった。

 

古代史音痴にとって人物相関図は必須、それはコピーして厚紙に貼り付け、今後の読書・散策に生かさねばならない。

で、早速図書館に長編小説『穢土荘厳』上・下の予約入れた。