フラワーデザインには、色々な専門用語が登場します。
今日の用語は、アレンジや花束を上手に作るためのテクニックに関する用語です。
「スパイラル」
スパイラルは 英語でらせんの意味。
そのことから、茎がらせんを描くように束ねるテクニックのことを
専門用語でスパイラルといいます。
主に花束を組む時に使う技術で、必須のテクニックです。
花束を束ねる時、きゅっと窮屈そうになってしまったり、
束が小さくなってしまったり
花束をつくったことがないというかたも、
花瓶に花を挿そうと思った時
同じように感じたことはないでしょうか？
プロが作る花束がふんわりと広がっているのは、
この「スパイラル」テクニックを使っているから。
このスパイラルのメリットは、
少ない数の花でも、ふんわりとバランスよく広がった花束になること。
形が崩れにくいという点もこのスパイラルのメリットです。
らせん状というのは、
箸たてや楊枝たてを思い出してみてください。
こんな感じに1点で交差になって広がった感じ
見たことある‼ という方も多いはず。
きちんとスパイラルで組めると、 支点が定まるので、花束が自立できます。
こちらは、生徒さんの作品の花束
ガラスの花瓶のなかで 綺麗に茎が広がっていますね。
スパイラルで花束を束ねると、少ない花材でもふんわりとした花束になると
前に書きましたが、
こんな風に多くの花を使ってもごちゃごちゃした花束には なりません。
スパイラルは
どんな花も綺麗に束ねられるテクニックです。
♪今日も もっと笑顔になれますように♪
今日も最後までお読み下さり
ありがとうございました。
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■花1本からの花飾り・・今までの記事はコチラから
▼花の魅力を増す飾り方のために まず知っておきたいこと
・2種類以上の花を飾るとき【脇役】になる花 その③ラインの花 ボリュームのある花
・2種類以上の花を飾るとき【脇役】になる花 その④グリーン類編
▼実践編
・花瓶に対する花の長さ
・花瓶に対する花のボリューム
花を1種類だけで飾るよりも
2種類以上で 花に【主役】と【脇役】という関係性を
持たせます。
そうすると、飾る花の魅力がよりいっそう増してきますよ。
花選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
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