君に届け (1)

椎名 軽穂
君に届け 1 (1)
もうこの表紙の持っている訴求力が凄すぎます、空色の鮮やかさがほんと良いですね。レジに直行でした。
「貞子」 とあだ名されるくらい暗く暗黒オーラをまとっていて、でも本当はポジティブな性格の高校生、黒沼爽子(さわこ)。
いつでもクラスの中心にいる爽やか高校生、風早(かざはや)くん。そんな二人の甘ったるいラブコメです。
爽子の、自己評価は圧倒的に低いにもかかわらず決して自己憐憫には陥らない性格が本当に健気で、数回泣きそうになりました…。
風早くんは攻略対象にしては陥落しやすく、案の定のタイトルはダブルミーニングなのでした。
ただ、繰り返し読むには感情が強すぎる嫌いがあって、デフォルメした爽子が貞子のイメージには全く合っていないので、素の絵柄のままですべてを通していった方が笑いも大きいですし、もう少し軽やかに読み進められるとは思います。まあ、これは私の好みによるのですけど…。
爽子の変化が一貫した物語の肝なので、長期連載は難しいと思うのですけど、2巻はどんな風にしてくるんでしょうかねえ、今からとても楽しみ。最後に暗部を出したりしてましたが、これは人物配置から考えてもあっさり解決しちゃいそう。
そらをみにいく。

ずっと 「ブレス オブ ファイア V ドラゴンクォーター」 というゲームに没頭してました。
ドラクエ以来のゲームでしたけど、はまり込みましたねえ。主人公がとかく男らしい。世界に厄災降り注ぐことになろうとも彼女を救う、ってかっこいいですなあ。
ゲームシステムも、とにかく限界まで戦って死んだら経験を持ち越してやり直す、という死んで当たり前っていう男らしさ。
熱いゲームでしたねー。ラストのアニメーションも良かったな、鬼束ちひろの主題歌が流れるタイミングが絶妙、胸に響きました~。リュウの声は合ってなかったですけれど…。あと、地下の世界なので画面がずっと暗くて、テレビ画面に私の間抜け顔がいつも映っているのが嫌でした…。

複数の画像が置けるんですねー。知らなかった。
ワールドカップではアンゴラをずっと応援していましたけど、結局勝ち点1を持って終わってしまいましたね。アクワは点を取れず終い、ダニジェリアは不発でした。
でも、この勝ち点1がこれから大きな意味を持つに違いありません。
代官山のイタリアンである人からご馳走になりました。めった美味かったなあ、やっぱり奢ってもらうって素晴らしい…。
堪忍箱

宮部 みゆき
堪忍箱
着物問屋の近江屋には、決しては開けてはならぬ 「堪忍箱」 という文箱が代々受け継がれてきた。開ければ災いが降りかかる、そんな 「堪忍箱」 が徐々に人の心を狂わせていく…。
表題作 「堪忍箱」 他、江戸の市井に潜む喜びと悲しみの短編集。
それほど熱心な宮部読者ではなかったのですけど、時代小説でこんな切れ味の短編もさらっと書いちゃうんですねえ。
淡々とした市井の暮らしぶりから、ラストに露呈される悲しみや激しい感情。心の種明かしへの持って行き方も巧く、江戸の雰囲気を堪能させてくれます。
文章として表現される感情は淡々としたものが多いのですが、人物の行動には複雑な感情を持たせていっているんですね。
こういうモノローグを多用しない方法は映像作品や演劇に多く見られますが、宮部作品の数多くが映像化されるのもその辺に起因しているのかも。
ええと、出てくる少女たちがみんな純情可憐でして、時代の違いもあって私は素直に悶えまくりですよ、邪な感情とともにっ。
そんな私なんかは 「堪忍箱」 を開けて、あらゆる不幸に見舞われてしまえばいいと、心から思います。
GiNGA

新居昭乃, 保刈久明
キミヘ ムカウ ヒカリ
新居昭乃さんのニューシングル。これはやばい、今までの中でも相当好きな一曲かも。特にヘッドフォンで聴いていると、どっか飛んでいきそうになります。
このジャケットは本人の瞳だそうですけど、めった綺麗だなあ。私は、どんな黒よりもドス黒い瞳だね、と云われたことがあります。
「涼宮ハルヒの憂鬱」 を見ていますと、いつもキョンのデザインが不満で、私だったらこんな顔で髪型だなと、落書きしまくってしまいます。ハマってる…。
でも、このアニメのエンディングよりも 「錬金3級 まじかる?ぽか~ん」 のエンディングの方が名曲だと、私は思います。
今日は朝から草野球と草サッカーの連チャン。野球は人数が足りなくて、流し打ち禁止だったのが笑いました。
すずめすずなり (3)

秋山 はる
すずめすずなり 3 (3)
前巻の感想へのリンクです。
アフタヌーンは他に終わってもいい漫画がいっぱいあるじゃん!と叫びたい、そんな最終巻です。
この間でも序盤では、今までのような感情の仕掛けとその回収をねらっての展開をしているのですが、その回収の手前あたりから明らかに橋本と多恵子の感情ばかりにクローズアップしていって、ある程度の決着を見てそのまま終わってしまいました。
橋本を作者が納得できる形で救うにはこれを詰め込むだけで精一杯だったのでしょうね。おそらくは、多恵子の真っ直ぐさが橋本と福田をいっぺんに救って、救ってしまったことによって多恵子がまた悩んじゃう、と続くはずだったんではないかなあ。ああ、読みたかった…。
まあ、ラブコメの本質とはちょっと離れた結末にはなってしまっているのですけど、それでも感情の丁寧さで読ませる結末ではありました。多恵子の可愛さは相も変わらずでしたし。
秋山はる、これからも追っかけていきますよ!
小田くんは好きでしたが、シンクロはしたくないキャラでした(笑)。