サリーのビー玉
アニメ「蟲師」の女の子の可愛さは異常。特に第二話目の娘。
着物の構造がどうなっているのか全くわかりません。帯の後ろってどうなってるんでしょうか? つぶれたランドセルみたいになっちまったよ…。
「BLOOD+」のベトナム編に入ってからの女学院モードのあざとさに負けまいとしながらもあっさり完敗。リクなんかいい、もっと乙女の園を、私にっ。
「ワンダと巨像」を買いに行ったつもりが、何故か「ドラゴンクエストⅧ」が手元に。めちゃくちゃ面白いです。苦しみながらブーメランを投げる主人公の動作が笑える。。
今月の24日、25日に新居昭乃さんのコンサートがあるのですが、そのイヴとクリスマスになんの妨げも躊躇もなく行ってしまうような自分の状況がですね、大好き。
ボーイズ・オン・ザ・ラン (1)

花沢 健吾
ボーイズ・オン・ザ・ラン 1 (1)
田西敏行、27歳、サラリーマン。誕生日をテレクラで過ごしたり、仕事適当だったり、妄想の中でチンピラをぶっ飛ばしたりしている、普通のダメな男。
そんな彼にも、ずっと片思いだった同僚の植村ちはるとの接近、デート、そしてラブホという展開が…。
恋&仕事! 田西は三十路目前にして走り出せるのか…!
飲み会の約束を守って「お兄ちゃん」なんて呼んでくれる植村ちはる自体がそもそも妄想でして、そうなるとこの作品全体が単なる妄想に成り下がってしまうんですよね。
けれどそれにも違和感があって、(一部の)二十代サラリーマンの希望が妄想しかないのだとしたら、その妄想を描くしかないんですね。
そのことが何より悲しいのであって、作品のターゲットとして撃ち抜かれているような私にとったら、田西を全身全霊で応援するしかないんですよ。
救いなしの現実と嘘八百の希望、それを並べられて希望にしか目がいかない自分を気付かされたとき、ほんとに胸が詰まって泣けましたよ…。
ちょっとずつ負けてる気がする人、特に自分を変態だなんて予防線を張って結局は自分を守りたいだけの卑怯な人にとっては、最高に効く漫画でした。
まあ、田西の読者が重ねやすい性格設定やちはるの可愛さなど、ラブコメものとしても面白いですよね。
この「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の比較対象漫画は二宮ひかるの「ナイーヴ」じゃないですかね。「ナイーヴ」のヒロイン、藤沢麻衣子の持っている痛さってこの漫画の痛さの正確な対極ですし、時代や人物配置も綺麗に対照していきます。
「ナイーヴ」の上昇に対して今作はどこまで落下していくのか、書いていてまた胸が詰まってきた。。
1巻ラストの引きは近年まれにみる凄さ。豚丼女、こえー。
NHKにようこそ! (4)

大岩 ケンヂ, 滝本 竜彦
NHKにようこそ! (4)
現状と感情が全然交わることなく、まともだった過去をトラウマに仕立て上げて、それにしがみつくだけが引きこもりなのだとしたら、そんな人生は確かに凄まじいですね。
親が死ぬまでモラトリアムっていう行動とやたら大きいプライドが引きこもりの性質だとするなら、それって社会現象とかの次元ではないですよねえ。そもそも必要最低限の社会性も省かれていて、完全に寓話なんですよね。ずっと箱庭で。
ここまで連載開始時となんにも変わっていない漫画っていうのも珍しいのでは…。
やはり滝本竜彦は「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」の類型をあと数本は出してから、「NHKにようこそ! 」を書いた方が物語としての結末がもっと作れたと感じますねえ。
このコミック版のストーリーはだいぶん変わってしまってはいるのですが、終着点に違いはなさそうかも。
でもやっぱり、あらゆるきっかけを無くしていってしまうこの展開は面白いですよね。出口なしになっている滝本竜彦にシンクロしていく快感があります。ラストのどうでもいい台詞は凄かった。
なんばしよっとね
佐世保の夜明けばい

佐世保港には軍艦が来よらすとよ
めった久しぶりに長崎の佐世保に行っていたのですが、前と変わらず良いところでしたねえ。
ご飯も空気もおいしかったのですが、一番の感動は親戚の優しさでした。私にはこんなに素晴らしい血のつながりがあったんだと思うと、震えるように感動してしまうのです。
みんなと話していると長崎弁が伝染してしまって、思わず、ばってん、とか云ってしまうんですよね。なんかそういうのがこそばゆいような、ちょっと嬉しいような、ニンマリしてしまいます。
私は東京に住んでいて、東京が全然駄目だとは思っていないのですが、素晴らしくない街なんてないのだということは改めて実感しました。
ああ、佐世保の透きとおる空が私の瞼にはまだ焼き付いています…。

佐世保港には軍艦が来よらすとよ
めった久しぶりに長崎の佐世保に行っていたのですが、前と変わらず良いところでしたねえ。
ご飯も空気もおいしかったのですが、一番の感動は親戚の優しさでした。私にはこんなに素晴らしい血のつながりがあったんだと思うと、震えるように感動してしまうのです。
みんなと話していると長崎弁が伝染してしまって、思わず、ばってん、とか云ってしまうんですよね。なんかそういうのがこそばゆいような、ちょっと嬉しいような、ニンマリしてしまいます。
私は東京に住んでいて、東京が全然駄目だとは思っていないのですが、素晴らしくない街なんてないのだということは改めて実感しました。
ああ、佐世保の透きとおる空が私の瞼にはまだ焼き付いています…。
川畑聡一郎
漫画家の川畑聡一郎氏が亡くなられました。
http://www.masuseki.com/index.php?u=info/info200
「S60チルドレン」は才能を授かった人にしか描き得ない、本物の傑作であったと思います。
突然の訃報でただ驚くばかりなのですが、こんな突然の喪失はあんまりですよ。。
謹んで、心からご冥福をお祈りいたします。
「S60チルドレン」1巻の感想へのリンク
「ALL WORKS」 の感想へのリンクを追加しました。
(29日 追記)
もう次回作が読めない、なんていうのが私側の自分勝手な事情なのは十分わかっているのですが、それでも願わずにはいられないのです。
「S60チルドレン」の天才的な絵とストーリー作りは本当に圧巻でした。特にそのストーリーは川畑聡一郎氏の溜めていた思いの精算を果たすものでした。ですので、今こそスタートラインに立っていると思っていましたし、次回作をどんな風にしてくるのか本当に楽しみにしていました。
「S60チルドレン」でしか評価されないというのが本当に悔しい。これは序章というか、まだほんの一部分にすぎず、これからの作品にこそ川畑聡一郎氏の真髄が見られるはずだったのです。
最初に書いたように、もっと読みたかった、なんてのは読者側の勝手なエゴですし、不純に違いないでしょう。でもこんなエゴを丸出しにして悔しがれる作家なんてそうはいないんです。川畑聡一郎はそういう作家だったのです。
ただ悔しさだけが残ります。昭和が本当に終わってしまった。

