こんにちは。渡邉利咲です。
今日、夜に家族がスパイダーマンの映画を観ていました。
事務作業をしていると音声が時折耳に入ってきて、懐かしい映画だなぁと思っていました。
そのなかで「大いなる力には大いなる責任がともなう」という言葉が耳に残ったのですが、スピリチュアルの世界でも同じことがいえます。
セッションではクリアリングを大切にしているのですが、人々の関心はまずは癒しとクリアリングに向きますが、次第に波動を高めたりパワーを上げたり、サイキック能力を開発することに関心が向き、「クリアリングはつまらない」と感じるようになっていくことが多いように思います。
確かに、ドラマチックな体験をすると、人々の関心はそちらのほうへと向かいやすいかもしれません。
それとともに知らず知らずのうちに責任も大きくなっていきます。
例えば、普通の人だと1のパワーで言った言葉は、相手に影響を及ぼす程度は少ないと思います。
でも、パワーが上がってくるとその人の言動、思考、感情の重みは5倍、10倍や100倍、あまりお見かけませんが人によっては1000倍くらいになっているかもしれません。
そして責任は×3倍です。
要するに、今まででより10倍のパワーを持つ人は、言動に対しての責任が重くなり、ネガティブなことをすると30倍のパワーで自分に跳ね返ってきます。
また、波動を高めたり光が多くなっていくことによって、自分自身に自信がついてくる人もいるかもしれません。
でも、クリアリングをしないうちは、それは偽りの自信になります。
いままでの人生で苦しい思いをしてスピリチュアルの世界に入った人ならなおさらです。
自信喪失と自信過剰は表裏一体の関係にあり、最初は自信喪失にアプローチする方が多いかもしれません。
すると、裏にある偽りの自信がひょっこりと顔を出しはじめるのです。
そうなると「私は周りの人よりも偉い」「私のほうが良く知っている」「なぜ周りの人はこんな単純なことに気づかないのだろう」という選民意識のようなものが芽生えてきやすくなります。
そこでしっかりと踏みとどまり、さらにクリアリングを進めることが大切なのです。
でも、偽りの自信は人に注意されたりアドバイスされることを嫌がります。
なぜなら、これまでさんざんクリアリングをしてきたので、クリアリングをすることを「退化している」かのように考えたり、そもそも自分には不必要だと考えます。
これが霊的プライドです。
知識でも、エネルギーでも持ちすぎるとバランスを崩すものです。
お金もエネルギーの一種ですが、宝くじで1億円が当たるとすぐに使い果たしたり、場合によっては破産したという話も聞いたことがあるかと思います。
どのようなものでもそうですが、入ってくるエネルギーが膨大だと、それを扱う土壌をしっかりとさせる必要があります。
土壌をしっかりさせることの1つがクリアリングであり、それによってさらなる成長が望めます。
さて、調和された状態の人と、霊的プライドを持つ人には根本的な考え方の違いがあります。
本来、「神は私」でありますが、霊的プライドは「私が神」だと思っているのです。
神は至るところに存在し、ここにある空気も水も虫も鳥も人々もすべて神の別の姿だと考えています。
でも、霊的プライドはその逆で、「私が神」という考え方なのですね。
この2つは似て非なるもので両者には大きな違いがあります。
ちょっと厳しい言い方になりますが、これまで色々な方にお会い致しましたが、この霊的プライドを乗り越えられている人は非常に少ないように思います。
本来のスピリチュアルは人々への理解と思いやりがあるものです。
調子が良くない人や、誠実さに欠けると思われる人に対しても、大いなる忍耐と受容、そして敬意をもって接することが大切な気がしています。
はじめてスピリチュアルの世界に足を踏み入れたとき、私もそうですが、誰でも周りの人に助けてもらったり、教えてもらったり、周りに迷惑をかけながら成長してきたと思います。
初心を思いだしつつ、批判ではなく、相手への理解や忍耐と受容、敬意をもって接していけると良いのかなと思います。
それと同時に、人の不調に惑わされないように、その人なりの厳しさや境界線を持つことは大切です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。
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