こんにちは。渡邉利咲です。
かなり昔の話ですが、医師が顔を真っ赤にして不機嫌になっていて、私の顔を見るなり「渡邉さん、聞いてください。子供がインフルエンザで38℃の熱を出して、でも仕事に行きたいからって抗生物質を出してくれって言ってくるお母さんのこと、どう思います!?」と言われました。
私が子供に抗生物質などを使わないのを知っていて言っているのだと思いますが、医師は怒っているので私が期待されている言葉は決まっている(笑)
「それはダメですよね」
それ以外のことを言ったら怒られそう^^;
医師の背中には「なんでわからないんだ!」という言葉が見えました。
ほんとうに子供が好きなんだな~と思いつつ、きっと小児科医になったときは「お母さんたちと一緒に協力して子供の成長を見守るような医師になりたい」という志をもっていたけれど、いざ医師になってみると、、、現実とのギャップに悩んでいるのかなぁなんて思いました。
「なんで分からないんだ!」「なんでできないんだ!」と思っている人って多いかもしれないですね。
例えば、弁護士や法律家なら「このくらいの法律知識は常識だ。」と思っている人もいるでしょうし、
文章を書いたり、添削する仕事をしている人のなかには「最近の若者は日本語の使い方がおかしい」と言っている人もいたな。
食のことで「自分や家族を守るためなのに、なんでそんなことも知らないんだ」と思っている人や
礼儀作法のプロは、礼儀作法を知らない人に不快になることもあるかもしれません。
挙げればキリがないのですが、その道のプロはそう思う人もいるようですね^^
もちろん、そう思わない人もいますし、いろいろです。
私もかつてはそうでした。
毎日、瞑想することやクリアリングなどを日常的に行うのが良いと思っていましたし、周りにも勧めていました。
でもある日「私はそこまでできない」と言われた方がいて、「あ、そうか」と思いました。
コントロールして結果的に周りに良くないことをしていたんだと思い、それからはいろんなタイミングを見て話したり、話さなかったりするようになりました。
正義が強くなりすぎると道義に反するようになりますし、逆に人のためにもならないことを学んだんですね。
正義感が強すぎると苛立ちや自己慢心にもつながりますし、「自分は他の人よりも優れている」という優越感に浸りやすくもなり、周りの人を正したくなる。
そうなるとどんなに説明しても、周りの人は理解してくれなくて一人で空回りすることもあるかもしれません。
でも、周りの人が見ているのは、その人の正義の主張ではなくてその人自身。
「○○を正した先に何があるのか」の答えを、正義を主張している人自身の中に見出しているのですね。
それに、礼儀作法も、法律も、文章を書くことも、健康のことだって、その先にあるのは徳を高めることではないでしょうか。
人は人の姿勢から学ぶことも多いと思います。
ですから、人を正義感でコントロールせず、相手に敬意を払いつつ、言葉と行動が一致するように努め、必要があれば自分の考えを伝えていくといいのかなと思っています。
ところで、小児科医の話に戻りますが、その後、風邪をひいて熱が出て寝込んだと言っていました^^;
でも、子供たちが好きで、子供の健康を守りたいという正義感はすごく伝わってきたな。
正しいことを主張していくような人も大切なのかもしれないですし、事の結末は神のみぞ知る、かもしれません。
何が正しいのかはわからないなぁと思っています。
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