こんばんは、守田矩子(もりたのりこ)です。
先日の続きです↓
自分は結婚して新しい家族があるけれど、
・仕事をせず、実家暮らしで母にベッタリの兄
・その兄を甘やかす母
・兄と母の関係が不満で相談してくる父
という原家族の助けになりたいと考えているYさん。
こういった問題にアプローチする方法には
三段階あります。
●三次元的アプローチ
●四次元的アプローチ
●五次元的アプローチ
です。
前回の記事で書いた三次元的アプローチは、
自分の肉体を使った
「目に見える」アプローチ方法です。
例えば、
・「お兄さんに自立を促す」
・「お母さんに、息子を甘やかすのをやめてもらう」
・「お父さんに状況を理解して動いてもらう」
などですね。
しかし、三次元世界で起きている問題を
三次元的アプローチで根本解決できることは
殆どありません。
なぜなら、
他者は自分の思い通りにはならないし、
自分が見ているスクリーンに映った登場人物の動きを
変えることは出来ないからです。
さて、これからお話する
四次元的アプローチは、
「目に見えない」アプローチ方法です。
(状況によっては、見えることもあります)
まず、理解しておかなければいけないのは、
家族の中には、『ランクの法則』が働いている
ということです。
『ランクの法則』とは、家族メンバーの秩序において
「家族になった時間の順番で、優先順位が決まる」
という法則です。
それは、男尊女卑とか、家父長制度といった
・お父さん
・お母さん
・お兄さん
・Yさん
という順番になります。
つまり、Yさんが、
お父さんやお母さん、お兄さんに物申すということは、
このランクを飛び越えている、
ということになるのですね。
『ランクの法則』を無視すると、秩序が乱れ、
家族の中に歪みが生まれてしまいます。
原家族の中でランクが一番下であるYさんに出来ることは
お父さん、お母さん、お兄さんの生命や生き方を
尊重することだけです。
たとえ、Yさんから見て、
「ダメな生き方」に見えたとしても。
尊重するだけですから、
目には見えないアクションとなります。
原家族のメンバーを尊重し、認識を変えれば、
・仕事をせず、実家暮らしで母にベッタリの兄
⇒お父さんの代わりに、
お母さんの精神的なケアをしている
・その兄を甘やかす母
⇒息子に、ただただ愛情を注いでいる
・兄と母の関係が不満で相談してくる父
⇒妻と息子を尊重し、むやみに介入しない
自分の役目は経済的な安心を提供することだと
信じて仕事に専念している
とも見ることが出来るかもしれません。
では、なぜ、
Yさんが原家族に「問題がある」と感じるかと言うと。。。
ご自身の結婚によって、
いったん抜いた原家族とのコンセントを、
その問題を介して、
繋ぎ直すことが出来るからです。
原家族に何の問題もなければ、
お父さんがYさんに相談してくることもありません。
そうなると、「自分が必要とされている」と
感じることもないのかもしれません。
つまり、「自分のために、
原家族の問題を創り出しているのはYさん自身」
ということになります。
おそらくですが、
Yさんの原家族のメンバーは誰も
「自分に問題がある」とは
感じていないはずです。
「家族をなんとかしたい問題(最終回)」へつづく。
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