こんばんは、守田矩子（もりたのりこ）です。
昨日は、大阪自然栽培農学校の畑作業日でした。
大阪自然栽培農学校・とどろみふぁーむは、
2020年の4月に開校したので、
ちょうど1年が経ちました。
昨日は、色々な地域から見学に来られた方や、
新規入会の方もいらして、
かなりの大人数での作業でした↓
人手があると、作業がサクサク進みますね～。
畝立てをして、ジャガイモ50キロを植えましたよ↓
この活動を陰で支えてくださっているのは、
大好きなスタッフメンバーの方々↓
当たり前のことですが、
佐伯さんの指示があると、
農学校会員の皆さんは、その作業に、
わーーーーっと群がってしまいます。
で、人が多くて何もすることがないと、
ぼーっと見ているだけだったり。
しかし、そんな時、全体を見渡して、
指示がなくても、必要なことを自ら考え、
誰も見ていない場所で、
黙々と作業してくださるスタッフさんたち。
スタッフさんとは、準備期間を含めると、
1年半のお付き合いになりますが、
全員が、どんどん進化していると感じるのですよね。
それは、自然栽培のスキルだけではありません。
一番の進化は、皆の「承認欲求」が、どんどん
無くなってきていること。
個人的な感覚かもしれませんが、
・僕ってこんなに凄いので、認めて認めて
・こんなに頑張ったので、褒めて褒めて
・私を見て見て
・かまってかまって
みたいなエゴが、スタッフさんの中から、
どんどん消えていっているのです。
はじめての人と会うときに、
かすかな違和感をキャッチする時ってないですか？
それって
「私を認めて。僕を褒めて」という承認欲求を
こちらに向けられている時なのだと
分かるようになってきました。
どんなに成功者やエライ人であっても、です。
しかし、とどろみふぁーむのスタッフメンバーは
「認めて欲しいからしている」のではなく、
自分の成すべきことを、淡々と黙々と
されている感じなのです。
承認を求められないので、
一緒に居るのが、ものすごく楽で心地よいのです。
この1年、みんなと一緒に耕作放棄地を耕し、
肥料も農薬も除草剤も使わず、
野菜を育ててきました。
失敗することも多々ありますが、
大地と微生物の力だけで、
自分の植えた種や苗から、
野菜が育つのを見てきました。
すると、地球からOKをもらえているような
気持ちになるのかもしれませんね。
また、大地に触れていると、
地球に承認されているのをダイレクトに感じるので、
人からの承認を求めなくなるのかもしれません。
（単なる仮説と私見です）
今年、農学校の会員さんも、150名を超えました。
人が増えるほど、一人当たりの負担や労力は
減りますよね。
そして、出来ることが増えていきます。
高齢者が、ひとり黙々を農業をする時代は
そう長くは続かないでしょう。
自分一人や、家族だけが
重労働を強いられるのではなく、
コミュニティの中で、
ひとりひとりが出来ることを少しづつ負担し、
収穫を分け合う時代が来ています。
2年目も、皆さんと一緒に、
美味しく安全な野菜を、楽しく育てていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします
松山で収穫させて頂いた、
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