こんばんは、守田矩子（もりたのりこ）です。
今日は、私のフラワーデザイナー時代の
大切な友人を紹介させてください。
様々なコンテストで競り合っていたライバルでもある
中城寛人（なかじょうひろと）くんです↓
（左が寛人くん）
私が誰かにお花を贈るときは、寛人くんに
お願いしています。
本日、眉カット王子こと木梨純平さんが
眉カットサロンをリニューアルオープンされたので、
お祝いのお花を贈らせて頂きました↓
私は、「実もの」が大好きなのですが、
何も言わなくても、
・カラスウリ
・サンキライ
・ ビバーナム・ティヌス
など、ポイントに使ってくださっていて感動！
実ものは日持ちも良いし、
そのままドライフラワーにもなりますよ。
他に、最近、オーダーして作って頂いたのは、
こんなアレンジメントや花束です↓
花束のラッピングも、
セロファンを使わないナチュラルなもので
好きなんですよねー↓
寛人くんの事を、以前、
ブログに書かせて頂いたことがあります。
それは、寛人くんが、東日本大震災の際、
いち早く 被災地 に赴いて、
ボランティア活動を始めた時の様子です↓
9年前の記事ですが、一部を転載致します↓
彼が、先月、花屋仲間に呼びかけました。
宮城県で「花支援ボランティア」をしたいので、
被災地に、花を寄付して欲しいと。
いまだ現地では、亡くなられた方々に
お供えするお花も乏しいのだとか。
しかし、お花を無償で配るのではありません。
現在の被災地は、震災直後と違って、
生命の危機と隣り合わせという、
切羽詰った状態ではないそうです。
ただ、長い避難生活や、
一変してしまった環境のため、
皆さん、かなりのストレスを抱えていらっしゃる。
無償で配られるものだけで生活していると、
生きるモチベーションが下がるそうです。
自分で消費活動をしたいという欲求がある。
でも、自由にショッピングを楽しめるような
状況でもありません。
そこで彼は考えました。
被災者の方々に、
自分の好きな値段、無理のない範囲で
花を買ってもらう。
そして、集まった金額を、被災地に寄付する。
購買することによって、ストレス解消となり、
消費意欲を刺激することで、
仕事や生活再建への
モチベーションを上げてもらうのです。
そして出して頂いたお金は、再び被災地に還元。
素晴らしいアイディアやなと思いました。
私も、すぐに参加表明。
幸い、たくさんのお花屋さんも賛同してくれたようです。
転載、ここまで。
「無償で配られるものだけで生活していると、
生きるモチベ―ションが下がる」
私は、そんなことを想像もしたこともありませんでした。
むしろ、タダで生活できるなら、楽でいいじゃん！
とすら思っていたことを反省しました。
そして、お金を出して何かを買うことが
ストレス解消になるのは、誰しも同じですよね。
更に、「被災者からの売上を、被災地支援に廻す」
という『循環の発想』が、素晴らしいなと思い、
すぐに協力させて頂きました。
私は、花屋ではなく、フラワーデザイナーだったので、
プリザーブドフラワーで作った
ケーキ型のアレンジメント36個を送らせて頂きました。
すると、販売後10分で完売したと、
寛人くんから連絡を頂き、
ものすごく嬉しい気持ちになったことを覚えています。
非力な私でも、被災地に貢献出来ることがあると知って
とても嬉しい気持ちになりました。
そんな発想と行動ができる寛人くん。
今は、横浜にフラワースタジオ『Jardin de Katz』を
主宰されています。
ご自宅の飾るお花や、プレゼントでお花を贈りたい方は、
Jardin de Katzのオンラインショップをご利用くださいませ↓
コロナの影響で、お花屋さんも大変な状況です。
私は、私が諦めた夢を叶え続けている彼を
応援し続けたいと思います。
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