こんばんは、守田矩子(のり子)です。

昨日の続きです↓
「種の世界から見ると、地球のリミットはあと5年(1)」


6/1に京都の『すずなり』

セラピスト・南かおるさんが主催された
一般社団法人『SEEDS OF LIFE』代表

ジョンムーア氏の「種と命のお話会」の備忘録です。


すみませんが、めちゃめちゃ長いです。




(ジョンさんと参加者の皆さまと)
 

 

 

 

ジョン・ムーア氏のお話は、参加者の予測を

遥かに越えたものだったと思います。


そもそも、ジョンさんは日本語で話してくださるのですが、
きちんと日本語を学んだことがないそうです。

 

ですので、話の途中で、?????と

理解できない文脈になり、時々混乱するのですね。

しかし、それはジョンさんの狙い通りで、
言葉やマインドの思い込みを外すために

必要な違和感のようです。

嫌でも、思考だけではなく、色々な感覚を働かせながら、

話を理解しようと必死でついていくこととなりました。
 

 

5次元のお話に突入してからは、
もう何が何だか分からなくなってしまった方も

いらしたかもしれません。

私も、理解が追いつかない部分が多々ありました。

スピリチュアルな話のように感じるかもしれませんが、

ジョンさんのお話には、

すべてデータによる裏付けがありました。

「データのない話に意味はない」と明言されていたので、
気持ちや想いだけで語っているのではなく、
大学やユネスコの研究データを基に、お話してくださいました。


膨大な話の内容を、まずはズラっと書いていきます。



 

(1)『F1種』と『固定種』


まず、ジョンさんのお話を理解するための、

『F1種』と『固定種』の違いについて復習しておきましょう。


『F1種』とは、
大きさや形の揃った作物を、
大量に栽培できるよう交配させて作った種子です。
一代限りの品種で、種を採っても親と同じ野菜は出来ません。
ですので、農家さんは毎年新しい種を買わなければなりません。

ジョンさん曰く、『F1種』は、

同じ円環上をくるくる回る状態であり、

上昇や成長はなく、情報をアップデートできません。

例えるなら、平面的な『2次元』の世界なのだそうです。

 












『固定種』とは、
その土地ごとに自然に受け継がれてきた種です。
その土地の気候や土壌などの情報をすべて記憶しており、

その情報や経験を次世代の種へと引き継いでいきます。

毎年、土に植えられ育つたびに、

DNAの中に新たな情報が蓄積されていきます。
農家さんは、作物から種を取って、

翌年もその種から作物を育てることが出来ます。
 


ジョンさん曰く、『固定種』は、

遺伝子情報を蓄積しながら、
らせん状に成長していくのだとか。

例えるなら、立体の『3次元』、時間軸の『4次元』を越えた、

『5次元』の世界だそうです



 

 





ジョンさんは、この『固定種』の種を守る活動を

されているのですね。
宇宙や惑星のバランスのために、

種を守る必要があるそうです。



●DNA Loss
・野菜の品種は、100年前の25%しか残っていない
・1903年から1983年の間に、93%のDNAが失われている
100年後には、生物多様性は85%失われる


自然界には7000種のリンゴの品種が存在するそうです。

しかし、スーパーに売っているのは、2~5種くらいですよね。

最もポピュラーな『フジリンゴ』はF1種の代表。
2000種のリンゴのDNAが含まれているフジリンゴは

JAが品種を指定して育てさせているため、

全国に普及しているそうです。




●F1種vs固定種
・現在、一般販売されている野菜は殆どがF1種
・この59年間で、野菜の大きさとカロリーは増大している

・しかし栄養価は38%減少している
・道端に生えている草の方が、F1種の野菜より栄養価が高い


固定種の野菜は、誰も作らない。

誰も食べないから。
だから、どこにも売っていない。

F1野菜の周囲の土は、F1土になってしまうそうです。
種と土のDNAは繋がっているからだそうです。

★今、『本物の種』から、『本物の野菜』を

作る人が求められている




 

(2)DNA(遺伝子)について

 


●Nature Genius

種のDNAと土のDNAは繋がっている
だからこそ、種を蒔くとすぐに生える

人のDNAも、植物・土のDNAと繋がっている
人は、微生物と意識で出来ている

・「私の畑です」⇒間違った表現
・「土の私です」⇒本来はこちら

自分の庭は、自分の鏡

 

 

 

●見えないものが見えるものをつくる
微生物が植物の根を育て、野菜を育てる

その野菜を食べて、人間が育つ。

 

 

●DNA Spiral
人生に一歩通行はない
与えたり与えてもらったりの交換で成り立つ
『symbiosis(共生)』に、好き嫌いの感情はない

例えば、蜂と花の関係
蜂と花には、昔は絆があった
花は蜂に蜜を与え、蜂は花にたんぱく質を与えている

蜂がいないのは、自然農法ではない

人間と微生物の割合は、43:57
人間と微生物のDNAは、1:99



・誰のために生きる?
・何を見る?
よく見て観察して、作り出すことが必要
『モノ』を見るのではなく、『らせん』を見る

 

 

●らせんを見るためには
目と頭を大掃除する必要あり
・言葉と思考(マインド)を断たないと、らせんは見えない

目の前のものを、思考や言葉の理解を介さずに見てみる

 

野菜を育てることだけではなく、
ゴミになる時のことまでをトータルで考えないといけない


★次世代のためのアクションは当たり前
毎日のアクションが大切

 

 

●GMO(genetically modified organisms)

遺伝子組み換え作物

遺伝子組み換えの野菜を食べていないつもりでも、

家畜のエサはほぼ輸入品であり、遺伝子組み換え作物


農薬耐性遺伝子組み換えは、
モンサント社の『ラウンドアップ』など

特定の除草剤をかけても枯れないように
遺伝子を組み換えたもの

つまり、GMOには、バンバン除草剤がかかっているということ


小麦アレルギーは、麦のせいじゃないかもしれない

『ラウンドアップ』の主成分である
グリフォサートという成分に対するアレルギーかもね

(※グリフォサート入りの除草剤は、日本では、
ホームセンター等で普通に売られています。
これは私の主観ですが、これって、日本、大丈夫なのか?)

 

参考文献↓

「仏マクロン大統領、グリフォサートを2021年までに根絶方針」





 

(3)刺さる言葉たち

 


●『便利』は人間の魂を殺す毒

世界で最も薬を使っているのは、日本の畑(お茶・イチゴなど)



●本当のキレイとは?

・流されたシャンプーは、

水に入り、川に入り、海に入り、魚は死ぬ。
これって、本当にキレイなのか?

・水洗トイレは、fiush away(洗い流し)する。
その後、どこへ行く?
『away』など、存在しないのに。。。
(実は、地球上からどこへも行けない)

 

●イノベーション交差点

現在のライフステージで、何を変えるのか?
⇒これは人間の仕事
他の生物には出来ないから。
 

たとえば、自分たちの選択を変えてみる

・コンビニを使わない

・シャンプーを使わない
・毎日ひとつ、新しいものを食べてみる⇒違う人生になる
・何にお金を使うのか?を変えてみる

 

 

●お金を介さない交換ビジネス=5D ECO -nomy network
高知県の椿山は、お金の必要がない村
生活に必要なものはすべて手作り

『種』が財産であり、種が食物であり、種が未来
油と塩だけは村で生産出来ないので、物々交換している

 

『ファッション・オーガニック』は自分ファースト
田舎に引っ越す必要はなく、都会で街の作り直しをする

都会で緑・土・種を育てる
ペットボトルでも野菜は出来る


口だけで、行動しないのはNG
まずは、笑顔とコミュニケーション能力を上げる



野菜が育たないなら、それはあなたの問題
・植物のせいじゃない
・土のせいじゃない


●野菜を育てる前に目的を決める
・食物を育てたいのか?
・DNAを守りたいのか?
・種を作りたいのか?
目的によって、育て方が違う




 

(4)植物について



●新月は、植物の中の水分が減り、虫も微生物も少ない
だから、木は新月に切ると長持ちする

 


●豆とソバは、

自然に生えているもので、一番強いDNAを持つ

 


●豆は、動物と植物の中間の生物
植物なのに、たんぱく質がある

 


●ネイティブアメリカンの言葉
「植物の根を取るのは、植物の魂を殺すこと」

土のDNAと釣り合わないと、植物は育たない


●美味しい土とは?

根が育つと、微生物が増える⇒美味しい土になる
 


●根が土を浄化してくれる植物

・クローバー:表層から地中20センチ

・ソバ・ライ麦:地中50センチ
・アルファルファ:地中50センチ~数メートル

 

●畑の野菜は、水じゃなく空気が欲しい
植物は、空中から水を取り込める

 

●日本原種の野菜はこれだけ
・ヤマイモ

・ワサビ

・ウド

・フキ

 

 

●甘い白米に栄養はない

苦さが栄養

自生しているタンポポの葉は苦い
スーパーの野菜の7倍の栄養がある


●小学校1年でアサガオヤひまわりを育てるのではなく、

その土地の野菜を育てたら良い。
自分が育てて取った種を、次の新入生に渡すことで

循環が生まれる。


 

●コンパニオン・プランツ
一緒に植えることで、植物同士が助け合い、
豊かな土壌を築く自然の力がある。

しかし、今の畑は、単一の作物が一面を埋め尽くし、
農薬や肥料が撒かれ、土はどんどん痩せていく。

これは、誰の責任か?

 

 

世の中に『雑草』という草はない

自生する『自然植物』があるだけ。
『雑草』も『害虫』も、人間の都合から出来た言葉。


・麦は、自然植物と一緒に育てると良い

・イタリアンコンパニオン・ミックス
(トマト・オリーブ・ニンニク・バジル・唐辛子)

・虫よけになる植物

(ヨモギ・マリーゴールド・ニンニク)



 

●種の図書館
ビルゲイツが北極に作ったような種の冷凍貯蔵庫ではない

種の図書館は土の中

毎年、種を植えて育てて、次の種を取ることでしか
DNAのらせん情報をアプデートできない

①hunter:  固定種の種を探す

②saver:  種から次の種を取る

③library: 種を貸し借りできるシステム




 

(5)2Dと5D

 


・1次元:  線

2次元: 平面 ⇒センター(中心)がある
  円環上で、同じことを繰り返す⇒『F1種』

・3次元:  立体

・4次元:  時間
5次元: 時間の外 ⇒センターは色々ある
  交換と循環を繰り返し、らせん上昇⇒『固定種』




 

(6) 紹介


高知県立牧野植物園
×外から見る

〇中から見る


GREEN THUMB
「パンは農作物」というコンセプトで
渋谷に出来たパン屋さん。

お店の前で小麦を育てています。
食べられる植物で、お店を囲んでいます。
監修したのが、ジョンさんです。



 

(GREEN THUMBのHPより画像拝借)




ここまでは『すずなり』のお部屋の中でのお話です。
頭で理解出来ないことも多々ありますが、
今はそれで良しとしましょう。
 

この後、屋外に出てのワークショップとなります。



「種の世界から見ると、地球のリミットはあと5年(最終回)」

つづく。

 

 

■お知らせ■

6/29(土)に自然栽培パーティ顧問の佐伯康人さんのお話会を
大阪で開催致します↓

「主婦の取り組みー『自然栽培のお話会』をしますので来てね」


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興味のある方は、登録しておいてください。
詳細が決まり次第、メールにてお知らせ致します↓
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