こんばんは、守田矩子(のり子)です。
先月の『せいめいのトイレ・ワークショップ』にて、
バイトトイレを、自分で作りました
(主にダーリンが(^^;)
その『せいめいのといれ(バイオトイレ)』を使い始めて
一ヶ月経ちました。
使い心地は、最高です(#^^#)
このバイオトイレを使い始めてから、うんちが
全然嫌いじゃなくなりました。
排泄後に、自分のうんちをよく観察できるようになりましたし、
なんだか愛しく思えてきました。
そして、数回ハンドルを廻せば、すぐに匂いも姿形も
無くなります。
驚いたことがあります。
先週、4日間の東京出張を終えて帰宅した際、
おうちから、何だか山の中のような、森林の中のような、
とても癒される匂いがしてきたのです。
トイレの前を通ると、その匂いは強くなりました。
ははぁ~。
きっと、トイレが臭くなってきて、
ダーリンが芳香剤でも撒いたのだろう。。。
それにしてもいい香りだわ。
と思ったのです。
で、ダーリンに確認してみたのですが、
芳香剤など買ってないし、使ってもいないと。
え?
で、トイレに行って再度、確認してみたのです。
すると。。。
トイレから、やっぱり森の中の匂いがして来るんです!
正確には、土の匂いなのですが、とても心地よい
山の匂いなんですよ。
そっか~。
うんちが分解されて土に還ると、こんな風になるんだ~と
感動しました。
今までうんちを毛嫌いしていたのは、何だったんだ!
土の量もまったく増えないし、捨てる必要もない。
むしろ、減っている気がする。
分解されずにそのまま放置された排泄物は怖いですが、
こうして、微生物によって分解されると、
何の問題もないではないですか。
もうひとつの発見は、尿の方です。
大小分離を試してみて、トイレ臭さの正体は、
うんちじゃなく、おしっこのアンモニア臭だと
ハッキリ分かりました。
『せいめいのといれ』と従来の汲み取り式トイレの
一番の違いは、尿と便を分ける「仕掛け」があることです。
うんちは、尿と混ざらなければ、臭わないのです。
水洗トイレは、1回流すのに、6リットル
(2リットルのペットボトル3本分)の水を使うそうです。
それを知って、今まで「自動洗浄」設定にしていた
我が家の水洗トイレを、「手動洗浄」に切り替えました。
自動洗浄設定にしていると、何も排泄していなくても、
座って立っただけで、お水が流れてしまいますから。
そもそも、自動洗浄なんて機能が必要なのか?
自分の排泄物くらい、自分の手で流そうよ、と
思ってしまいます。
先日の、鹿児島での体験を経て、
ますますバイオトイレの重要性を痛感しました。
日本中に『せいめいのといれ』が普及したら、
ずいぶんお水を節約できるのになぁ。。。
2018年は九紫火星の年。
火の年ですから、水不足が予測されるらしいです。
バイオトイレは、個人レベルで出来る
環境改善の小さな一歩です。
この一歩を、地球に住む全員が踏み出せば、
世界の流れは変わるんじゃないのかな。
希望者があれば、また、『せいめいのといれ』ワークショップを
開催してもいいかもしれません。
『自分の生存の責任を自分で取る』こと、
そのために自分に出来ること、一緒に考えてみませんか?