こんばんは、守田矩子(のり子)です。

今日は、『大阪にしのあきひろの会』で知り合った、
Aちゃんのことを紹介させて頂きます。

 

先月、クラウドファンディングの自主勉強会の場で、
Aちゃんから、こんな相談を受けました。


「3歳で生き別れた息子が、来春、高校を卒業する。
事情があって、自分からはコンタクトできない。

息子が、どこの高校に通っているかは知っているけれど、

卒業してしまったら、もうどこに居るのか分からなくなる。

 

そうなる前に、西野亮廣さん著の『革命のファンファーレ』を、

息子だけでなく、高校の卒業生全員に、匿名で贈りたい。

そのための資金をクラウドファンディングで集めたい」と。

 

 

 

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その話を、私は、『自分ごと』として捉えることが出来ました。

私も、父と生き別れていますから。
私が3歳になる前に。

以前の私は、

『私は父に捨てられた』

『私は親に愛されていない』

と信じて生きてきました。

 

だって、3歳になる前の私や、弟を身ごもっていた母を置いて、

父が失踪したという『現実』があったから。

そして、ずっと、父という存在を、『無き者』として生きて来たから。

父が居なくても、生きて来られたし。


しかし、タロットと出逢い、心理療法を学ぶ中で、

『父の立場に立って、ものごとを見てみる』という視点を得ました。

 

 


・まだ小さい自分の娘を置いて家を出ること。

・娘の成長を見ながら生きられないこと。

 

その決断をした父の心情を、感じてみたのです。

 

 

 

切なくて泣きました。

 

そして、心理療法を受けることで、自分の中に『父の居場所』を

作ることができました。

 

 

 

その後、父の失踪から50年以上経って、

私は、実家で父の『書き置き』を発見しました。

その時の経緯は、こちらに書いています↓

 ・「愛があった」


 

書き置きの文面から、

・自分が愛されていたこと、

・父は、好きで私たちを置いて行った訳ではないことを

知りました。


この書き置きを発見してから、

「自分も愛されていた」ということを、イメージではなく、

ハッキリ意識出来るようになりました。
 

 


 

だから、Aちゃんの話を聴いた時、他人ごととは思えなかったのです。



Aちゃんの気持ちが、とても嬉しかったのです。

 

たとえ離れていても、親は、ずっと子供の事を

想い続けているという事実を見せてくれたから。

 

 

もしかしたら、Aちゃんの息子さんは、

お母さんに棄てられたと思っているかもしれない。
お母さんに愛されていないと感じているかもしれない。

 

 

でも、見えない所で、お母さんは、

君をずっと愛し続けていたのだと、

私も一緒に伝えたくなりました。

 

 


私は、Aちゃんに提案しました。
 

卒業生全員分の『革命のファンファーレ』257冊を
購入する資金をクラウドファンディングで集めるのではなく、

本を直接、寄付してもらおうよ!と。

 


 

西野さんの講演会主催の権利を購入すると、

『革命のファンファーレ』が100~200冊、ついてきます。
というか、本代込みの講演会費用です。

私は100冊の権利を持っていたので、

友人たちに無料で配ろうと決めていました。
 

 

だから、その半分を、Aちゃんに寄付することにしました。

 

そして、講演会主催者の中には、

きっと、私と同じような方がいらっしゃるはず、

と思い立ちました。
 

257冊は、不可能な数字じゃない!

 

 

 

そこで、Aちゃんは、西野さんのファンの方々に

本の寄付をお願いすることに決めたのです。

誰にも言いたくなかったであろうことを開示したAちゃんの勇気、
凄いなと思います。


 

 

 

AちゃんのFB投稿を転載させて頂きますね。

ちょっと長いですが、読んでみてください↓

 

 

突然ですが、今回はお願いがあって投稿させて頂きました。

 

それは 【『革命のファンファーレ』を卒業祝いに

息子に届けたいので譲って下さい。】というお願いです。
 

理由は、生き別れた息子が来年高校を卒業します。

卒業のお祝いに“革命のファンファーレ"を贈りたいのです。

息子だけではなく、その学校の卒業生257名全員に贈りたいからです。

 

先日、学校の校長先生と直接お話させてもらい、

学校名を伏せるという条件と、

匿名で学校に送らせてもらえるという許可を頂くことができました。

 

それだけでなく、私のことまで考慮して、

生徒への届け方の提案までしてくださいました。

 

なぜ、買わずに譲ってもらうのか?

 

257冊で385.500円です。

買うということはお金を払って終了。

私にとっては大金ですが、買うという行動は簡単です。

 

でも、そこに私の想いは何も入らない。

 

そうじゃないのです。

償いという訳ではありませんが、

そんな簡単な気持ちでは納得できないのです。

どれだけ手間をかけてもかけたりないのです。

だから譲って頂くということで、
可能な限り直接引き取りに伺い
時間と労力をとことんまで注ぎ込みたいのです。

勝手な言い分だということは承知の上で 敢えて言っています。

親として何もできませんでした。
でも、本の最後の一文

【頑張ってください。応援しています。】
本を介して息子に届けたいのです。

 

これを決断するまでにすごく時間がかかりました。
すごく不安で、怖いという気持ちがずっと今もあります。

でもそれ以上にやらずに後悔したくないのです。
そして、色んな方の姿を見て覚悟が出来ました。

 

2018年2月7日に学校に257冊届けます。

革命のファンファーレを譲ってください。
どうかよろしくお願いします。

 

ここまで読んで下さりありがとうございました。
気分を害された方がいらしたら本当にごめんなさい。

以下はかなりの長文になりますが、
息子との生き別れた経緯などを書かせてもらいました。
読んでいただけるようでしたら読んで頂きたいです。
お願いいたします。


 

【企画の趣旨】
息子と最後に会ったのは息子が3歳の時です。
ですが息子には私の記憶がありません。
その理由は 息子と、一緒に暮らせたのはたったの1年ちょっと。

その後、旦那との生活は続けていましたが、
不安定な生活の為、
息子は旦那のお姉さんが見て下さっている状態でした。

旦那は過剰な束縛から、仕事も行かなくなり、
私は前を見て歩くことさえ出来ない生活でした。

2人目を妊娠中、病院どころか 毎日の食事すらできず、
最終的には自分の親にお金を貸してと頭を下げてこい。
と言われました。

それでも 言うことを聞かなければ 暴れられ、
逃げるようにして家を出てしまいました。
その間、息子には会わせてもらえませんでした。

そして生活は、どうにもならなくなり、離婚が決まりました。
世間体や、経済面などから、息子と会わせてもらえず、
親権なども旦那のまま 離婚届は提出されました。

今となっては私自身が、無知だったのも重々理解できます。
私自身、至らないところがあったのも認めています。
だけど、当時は何が正しいのか、
どうしたいのかさえ分からないくらい精神的に正常ではありませんでした。

それから1年くらいして 旦那から連絡があり、
息子に会わせてもらえることになりました。
そのとき息子が3歳。娘はもうすぐ2歳でした。

待ち合わせ前、すごく楽しみだったのを覚えています。
だけど、息子にとって 私はただの ”人”でした。

それでも会えたことが、ただただ嬉しくて、
わたしはとても楽しかったんです。
たった1年でも わたしの中には たくさんの思い出があったから、
だから一緒にいられる時間がとても愛おしかった。

夕方になり お出かけに飽きたのか息子から出た言葉は
『ママのところかえる』でした。
その時に はっと気づかされました。 
会いたかったのはわたしだけなんだと・・・

楽しい、嬉しいのは自分だけで、
息子にとっては 私といるより お姉さんといるほうが安心なのです。

それに気づいてから、どうしたらいいのか考えたくありませんでした。
考えたくなかったのです。
でもそれが息子を悩ませ、悲しい思いをさせるなら、
息子にとってを1番大事にしなくちゃ・・と決めました。

その日が兄弟が初めて一緒に出掛けた最後の思い出になりました。
それから息子とは会っていません。

 

あれから15年。

 

そんな息子が高校を卒業する。
なにか・・・お祝いしてあげたい。
卒業してしまったら、もう本当に何もできなくなる・・・
そう思うと、いてもたってもいられず、今回の行動になりました。

これから 人生を生きていく中で 
自分がやりたいことを 精一杯努力して
自分で未来を切り開き 精一杯楽しんでほしい。

 

そんな思いが この本にはたくさんたくさん詰まっています。

お金の正体、好きなことで生きていくためのノウハウなど
道なきところに 路を創っていく西野さんの姿は、
したいことが見つからない、
そんな気持ちに寄り添ってくれるだけでなく
眠っていた気持ちをも感化してくれる一冊だと感じました。

そんな思いがたくさん詰まった、この一冊に出逢うことで 
これからの息子の未来が 少しでも力強く、
楽しいものになってほしいと思いました。

やりたいことをしようとする時は 
この本が道しるべになり 結果、
人生を楽しいものに導いてくれると信じて息子に届けたいのです。

また息子だけでなく、
同じ時を過ごした同級生にも君たちは素晴らしい存在である。
とメッセージを贈りたいと思いました。

そして親として何も出来なかった私ですが、
本の最後の
『頑張ってください。応援しています。』
という一文を読んで胸が詰まりました。

この言葉の重みを感じました。 
直接は言えないけれど、どうしても、息子に言いたいです。
この言葉に、たくさんの思いをのせて、
本を介して息子に届けさせてください。 
どうか、よろしくお願いします。


【最後に】
息子の学校の卒業生は257名です。
257冊集めたいのです。
1冊でも何冊でも結構です。譲って下さいませんか? 

どうしても、どうしても全員分集めて届けたいのです。
知り合いの方でも結構です。
譲って下さる方を紹介して下さい。

 

息子のためにわたしができること。
でも わたしひとりではできません。助けて下さい。 
お力を貸して下さい。
どうかよろしくお願いします。

 

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

 






転載、ここまで。




最初は、余っている本を、寄付してくれたらいいな。。。

くらいの気持ちでした。

しかし、投稿後には驚くべき反応が続きました。


手持ちの本の寄付ではなく、

「自分で本を買って寄付します!」という方々が現れたのです。

投稿のシェア数も、20件以上に登りました。


もちろん、批判的な意見もありました。

しかし、その意見にも、真摯に向き合うAちゃんの姿に
私は心を打たれました。


ついつい、「目にも見えるもの」だけを求め、

「見えないものは無いもの」としてしまいがちですが、
見えなくても愛はあるんだって、

ハッキリ示してくれたAちゃん。


おかげさまで、本は現在、200冊ほど集まっているようです。
あと、もう一息です。


協力してもいいよ♪という方は、
AちゃんのFB↓

https://www.facebook.com/profile.php?id=100010628613774&hc_ref=ARRJQxnmRn9S4j4eDXS1HcuE_scXsxfikZSVndBLVgphxVLdxV7hLJFmuwvPaTXhmmE&fref=nf&pnref=story

 

にコンタクトを取ってみてください。

 


どうぞよろしくお願い致します<m(__)m>



Aちゃん、頑張ってください!応援しています。



PS .お気づきの方も多いと思いますが、
『革命のファンファーレ』のカバーを取ると、

西野さんの心意気が伝わりますよ。

 

ここまでやってくれる本、なかなか、ないですね(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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