こんばんは、守田矩子（のり子）です。
日にちが空きましたが、前回の続きです↓
タロットカード・大アルカナの中で、
最も苦しい３枚のカードの最後は、【月】のカードです↓
色々なものが描かれているカードです。
順番に見ていきましょう。
まず、一番上のお月さまのお顔を見ると、
口角が下がっているし、
眉間にシワが寄っているし、
眉はつりあがっているし。
ム～～～～ンッってなっている表情に見えますが。。。
ウェイト版タロットの作者であるウェイト博士の解説によると、
この顔は、『穏やかな』表情らしいです。
いや～、どう見ても、私には、不機嫌に見えるわぁ。
というか、何か思い悩んでいるような表情に見えませんか？
カードをディレクションしたウェイト博士ではなく、
絵を描いたパメラさんの『無意識の意図』が、
ここに隠されているような気もしますね。
そのお月さまの周りには、『長い光線』と『短い光線』が
交互に、各１６本描かれています。
合計３２本です。
『３２』という数字は、「生命の木」を表しているそうですよ。
生命の木のセフィラー１０個とパス２２本を合計した数が
３２だからだそうです↓
★丸い部分がセフィラー、線の部分がパス（小径）です。
１０個のセフィラーは、各小アルカナの１０枚に対応し、
２２本のパスは、大アルカナ２２枚に対応します。
つまり、このお月さまの絵の中に、「生命の木」が
描きこまれているという訳です。
ちなみに、お月さまの下に飛んでいる『雫』のようなものは、
ヘブライ語の『ユッド』という文字です↓
この一文字だけで、『神』を表すのだと、
ヘブライ語講座で教えて頂きました。
ヘブライ語のアルフベート（アルファベット）の中で、
一番小さな文字『ユッド』が
一番大きな『神』を表すなんて何とも不思議な感じです。
『月』のカードの中には、『神』の力が、
沢山描き込まれていることになりますね。
ウェイト博士は、時々、こんな仕掛けを、
カードの中に散りばめておられます。
タロット、面白い(#^^#)
「当たる占い当たらない占い（３２）－【月②】」
へ、つづく。
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