こんばんは、タロット占い師・守田矩子（のり子）です。
昨日の続きです↓
タロット占いの最中に、リーディングが止まってしまう原因は
おおむね、この２パターン。
（１）「カードに整合性がない」と感じる時
（２）嫌われることを怖れている時
今日は、（２）の嫌われることを怖れている時
について書きますね。
鑑定をしている中で、
人に嫌われることを怖れている人は、
とても多いと感じます。
まぁ、誰でも人に嫌われたくはないですが、
極端に恐れている方が、想像以上に多い。
そういった方たちは、密かに
「嫌われない努力」をしているのですが、
その努力は、
『誰にも嫌われないけれど、誰にもあまり好かれない』
という残念な結果に終わりがちです。
だって、誰に対しても、『本当の自分』を出さない訳ですから。
嫌われることを怖れている人が占い師になると
面倒なことが起こります。
「相談者様が望んでいるであろう鑑定結果」が
出た時は、スムーズに言葉が出るけれど、
「望ましくない（と思われる）結果」が出た時に
言葉に詰まってしまうのです。
「望ましくない（と思われる）結果」が出た時に
・この結果を知らせると、相手は嫌だろうな。。。
・こんなことを伝えて、相手を傷つけないかな。。。
・こんな事を言って、（私は）相手に嫌がられないかな。。。。
・私、嫌われないかな。。。
という「思考」が、瞬時に、無意識に進んでいきます。
嫌われるのが怖い人にとって、
嫌われることは「とても危険なこと」なので、
危機回避のために、思考はどんどん働き、
言葉が出てきません。
・この結果を知らせると、相手は嫌だろうな。。。
・こんなことを伝えて、相手を傷つけないかな。。。
・こんな事を言って、（私は）相手に嫌がられないかな。。。。
・私、嫌われないかな。。。
これって、相手のことを考えているようで、
実は、自分のことを心配しているのです。
嫌われるのは誰でも嫌だし、
出来れば、相手を不快にすることは言いたくありません。
しかし、占う側が、嫌われることを怖れて、
鑑定結果をそのままお伝えしないと、
相談者様は必要な情報を受け取れず、
結局、相談者様の不利益となってしまいます。
鑑定中は、意識を『自分』ではなく、
目の前の相談者様に向け続ける。
相手に集中し続ける。
そうすれば、嫌われることを怖れて
タロットの結果を、そのまま伝えられない状態、
つまり、「タロットカードが読めない」という事態には
陥りません。
・タロットが大好きなのに、他者を鑑定するのは不安
・自信がないから、うまくタロットカードを読めない
という方は、実は
・うまくいかなかったら 恥ずかしい
・バカにされるかも
・嫌われるかも
・損したくない…
と思っているのかもしれませんね。
余談ですが、これ、一霊四魂の分類で考えると、
魂のタイプ別に
・恥ずかしい⇒『親』
・バカにされるかも⇒『智』
・嫌われるかも⇒『愛』
・損したくない⇒『勇』
なのだろうな。。。と感じました。
鑑定中に、
「タロットカードが読めない！」と感じることがある方は、
（１）「カードに整合性がない」と感じる
（２）嫌われることを怖れている
という事態に陥っていないか、ご自分で確認してみて下さいね。
おしまい。
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