こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

一昨日の続きです↓
「プチ・パニック障害(3)」


一昨日の記事の中で、ある読者様から
こんなコメントを頂きました。

以下、コメント欄より引用させて頂きます↓


守田さんの前では
身内は みんな 悪者なのですね。
ずっと ブログを 読まさせて頂いての感想です。

いつも
自分が こうなったのは 親が・・・・祖母が・・・・
なんですね?

もし 彼らがこのブログを読めるなら・・・
話題にされた親 祖母は どういう気持ちで
このブログをよむのでしょうね。

いつも思います。
今の自分がこうなったのは 親のせい。。。。と
言われてるみたいだと。

その親は その親のせいで
その親の親は その親のせい。。。。
どこまでも親 祖母のせいなんでしょうか?

自分がそうなったのは 全て 
親や祖母のせいなんでしょうか?


結局
自分が悪くない・・・
を主張するために
悪者が いつも 必要なんですね。


残念

引用、以上。



この読者様は、私の記事を読んで
こんな風に感じておられたのですね。


私は、タロットに出会う前は、
何でも人のせいにして、
「自分は悪くない」を主張しながら生きる
『被害者』でした。

そして今でも、ふとした拍子に、
『被害者』のポジションになってしまう事があります。

それには、理由があり、
明日以降の記事に、その理由が出てきます。


先の話のネタバレになってしまうので、
「プチ・パニック障害(3)」の中では
コメントを控えさせて頂きました。

コメントを頂いた皆さま、ありがとうございました。
コメントから、沢山の愛を感じています。



私の説明不足のため、
ブログを読んでいる方々が、同じような感想を
持たれているかもしれません。

このコメントのおかげで、
自分の言葉が足りなかったことに気が付きました。
書いてあることを鵜呑みにするのではなく、
批判精神を持って読むのも大切な事ですね。


この場を借りて、補足説明をさせて頂きます。



まず、「プチ・パニック障害(3)」の記事に
書かれている感情は
私の『幼少期』のものです。

『現在の私』が、親や祖母に対して、
怒りや恐怖を感じている訳ではありません。


しかし、幼少期の『未消化の感情』は
体内に留まったままなので、
意識はしていなくても

今も、私の潜在意識の中にあるということになります。

『無いこと』にしてしまえば、一見、楽ですが、
未消化のまま放置しておくと、
私のように、パニックとして
身体症状に現れる事もあります。


怒りや憎しみは、相手に対する愛があるから
湧いて来る感情です。
全く関心のない相手に、そこまで強い感情を
持つ事はありません。


今の私が、多くの人に愛を貰いながら
豊かに暮らしていけるのは、
両親、祖父母をはじめとする、ご先祖様たちの
おかげです。

そして、自分の先祖をもっとさかのぼれば、
誰の先祖も、『ひとつのもの』に集約されていくはずです。




さて、斉木智美先生のセッション中で、
エンプティーチェアという手法によって、
私は、『小学生の時ののり子ちゃん』として
『子供の頃の感情』を味わっています。

エンプティ―チェア





今から書かせて頂くセッション中の感情も、
『幼少期の私の感情』だとご理解の上、
読んで頂けたら分かりやすいと思います。

『幼少期の感情』と、『現在の感情』を
ごちゃまぜにしたままだと、
更なる誤解や混乱を引き起こすかもしれません。


私の見落としていた点に気付かせて頂いた
「あ。」さんに改めて感謝致します。



ちなみに、現在の私は、
機会があるたびに、母に対して、
「お母さん、生んでくれてありがとう。」
「お母さんのおかげで、今の私があるよ。」
「そのおかげで、今、私はとても幸せやで。」
と伝えています。


失踪してから会えなくなった父に対しても
「お父さんが好き」という感情が
自分の中にあることを発見し、
目の前に父はいないけれど、
言葉に出して伝えています。


それは、他界した祖母に対しても同じです。



ひとは、『誰か』や『何か』のせいで、
不幸になったり、幸せになったりはしません。

自分が、起こった出来事を『どう捉えるか』、
その『受け取り方』で、
不幸になったり幸せになったりするのです。



その『受け取り方』は、自分の固定観念や信念に
基づいて作られます。

その固定観念や信念は、幼少期の環境、
主に親との関わり方によって形成されることを、
私は、棚田先生から学びました。


ご理解頂けたでしょうか。




さて、前置きが長くなりましたが、
「プチ・パニック障害(3)」続きです。


『恐怖』の感情を処理した後は、
『怒り』の感情処理です。

目の前の空の椅子に、
『当時のおばあちゃん』が座っている事を
イメージするよう、智美先生は私に指示されました。

そして、その椅子に『怒り』の感情を出してみるように
言われたのです。


私は、智美先生から手渡された、
新聞紙を丸めた棒で、
その椅子をバンバン叩きました。

怒りを込めて。
思いっきり。
何度も何度も。。。


おばあちゃんに対する『幼少期の怒り』が、
自分の中に、まだこんなに残っていたのか。。。

私は、驚きながら、それでも、気が済むまで、
思いっきり、椅子を叩き続けました。



どれ位の時間かは分かりませんが、
私は、息を止めながら、
椅子を叩き続けていたようです。

智美先生は、鋭く
「息をして!」と言われました。
「息を吐きながら叩いて。」と。


私は、深く息を吐きながら、椅子を叩き続けました。
もう怒りが出て来ないところまで。


そして、最後は、
おばあちゃんの椅子を、思いっきり、
投げ倒しました。

転がった空の椅子を見て、
もの凄くスッキリしたのを覚えています。

エンプティチェア







さて、“ここで、セッションは終わりかな”
と思った私。


しかし、智美先生が次に口にされた言葉を聞いて
私は更に衝撃を受けました。


「プチ・パニック障害(5)」へ、つづく。




追記。
牡蠣好きのMさんへ

コメント欄ではブログ記事にリンクを貼れませんので、
ここで貼っておきますね↓
「共依存からの脱出ー子供を愛せない親③」




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