こんばんは、タロット占い師・守田のり子です。

一昨日の続きです↓
「プチ・パニック障害(2)」


棚田克彦先生主催の
プロセラピスト養成講座の終了まで
残り30分。

抽選で、この日のラストセッションに当たったのが、
私でした。

担当講師の斉木智美先生は、
疲れた顔の私を見て尋ねられました。
「今日は、もうやめておきますか?」と。


この日の講座中、身体がガチガチに凝っていて、
眠くて仕方なく、一刻も早くホテルに戻りたかった私。

しかし、「やります!お願いします!」と
即答しました。
どうしても、この日にセッションを受けなければ
いけない気がしたからです。


1414827183626.jpg

(中央男性が、棚田克彦先生。
右端の女性が、斉木智美先生。)





セッションが始まりました。

智美先生はまず私に、
「今日は何の問題を扱いますか?」と
質問されました。

私は、前日に体験した、
プロントでのプチ・パニックについて
扱って欲しい、とお願いしました。

私は、お茶を飲みに行った際、
身動きの取れない奥の席に座り、
非常に苦しかった昨日の状況を説明しました。

詳しい状況は、コチラ↓
「プチ・パニック障害(1)」




「この時の感覚に近い状態を
昔、経験したことはないですか?
あるとしたら、それは、
いつ頃、どこでですか?」と
智美先生は私に尋ねられました。


そう聞かれて、とっさに、思い出したのが、
私が小学校低学年の時の出来事です。

私は、3歳下の弟と一緒に、家で
絵を描いて遊んでいました。
2人とも、絵を描くのが好きだったので、
母の仕事が終わるまで、時々、2人で
スケッチブックに好きな絵を描いて
遊んでいました。


その部屋に、
おばあちゃんが入って来ようとしました。
しかし、弟が、
部屋のドアにもたれかかって座っていたため、
ドアが開くのを、塞ぐ形になっていました。

弟は、
「ちょっと待って。
今、どく(移動する)から。」と
ドアの向こうのおばあちゃんに言いました。

しかし、おばあちゃんは、その言葉を聞かずに
力いっぱいに、ドアを押し開けようとしました。

ドアに背中を強打された弟は、コロコロと
床に転がりました。


そして、血相を変えたおばあちゃんは、
部屋に入ってくるなり、
弟に向かって怒鳴りました。
「あんたは、いつから
そんな意地悪な子になったんや!」と。


私は、おばあちゃんの理不尽さに
ビックリして言いました。

「意地悪ちゃうやん。
今、絵を描いてる途中やったから、
ちょっと待ってって言うたやん!」と。

しかし、おばあちゃんは、更に大きな声で
怒鳴りました。
「そんなとこに座っているヤツが悪い!」と。


私は、おばあちゃんが怖くて
それ以上何も言えませんでした。


その時の私は、弟を守る事も、
事情を説明する事も出来ずに、
その場で固まっていたと思います。



逃げる事も戦う事も出来なかった
当時の私は、『怖い』の感情を封印し、
凍結させてしまったのです。

この時の『未消化の恐怖のエネルギー』は
現在の私の体内に残ったままだったのです。



その話をすると、智美先生は、
『ある方法』で、私を怖がらせるおばあちゃんを
やっつけてくれました。


そして、智美先生は、私をハグすることで、
子供の頃の私の『恐怖の感情』を
処理して下さいました。

(規約により、ここでは、セッションの詳しい方法を
お伝えすることは出来ません。
興味のある方は、棚田克彦先生の
プロセラピスト養成講座で勉強してみて下さいね。)





私の目の前で、やっつけられたおばあちゃん。
(イメージです)
そのおばあちゃんをしげしげと眺めながら
私は考えていました。

今まで、誰ひとりとして、
鬼のように怖いおばあちゃんを
やっつけた人なんて居なかったな。。。

母にも、父にも、
誰にもそんなことは出来なかったし、
しようと思った人もいなかったと思います。



“あぁ、こうやって
やっつけても良かったのか。。。”


私は、何とも言えない気持ちで
その様子を見ていました。
やっつけられたおばあちゃんは、
私にとって、すでに
『怖い存在』ではありませんでした。


「プチ・パニック障害(4)」へ、つづく。




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