感謝の瞑想(1) | 読書セラピー(幸せのページ)

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木に吹いた風が緑色になるように
花に吹いた風が芳香を運ぶように
風に言葉を託して届けます。

自分は誰とも
繋がっていないと
いうのは思い込み。

本当はたくさんの存在に
支えられ生きている。

・・・・・・

あなたは今
生まれたところです。

何にも力がなく
ただ横たわっています。

誰があなたを
見ていますか?

どんな顔をして
見ていますか?

赤ちゃんが
無事生まれてきて
みんな喜んでいるのでは
ないでしょうか。

あなたを抱っこしている
お母さんの喜びが
伝わってきます。

あなたはだんだん
大きくなっていきます。

お母さん
お父さんだけではない
色んな人に出会います。

周りにあなたを
育ててくれる人がいます。

この子が本当に
良い一生を
送れるようにと
食べ物を与え
服を着せ
部屋にきれいな
空気を入れ
きれいな布団に寝かせ
寂しいときは
抱っこしてくれます。

つづく

出典:『話せば、うまくいく。』(鈴木秀子、青木さやか、時事通信社、pp.46-47)