ベーシック・インカムとか、子供手当の話とか | せぐ吉の読書ブログ

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よし、日記かきます。

今日電車の中で、ベーシック・インカムとか、子供手当の話をしている人達が目の前にいて。いいたいこと言えなくて気持ち悪かったので。ここで書いちゃいます♪

ベーシック・インカムというのは、収入に対しての税金(所得税ね)ぐぐぐっと。40%以上まで引き上げるかわりに、国民一人に対して、毎月8万円くらいあげるよってシステムね。

だから、働かなくても月8万円ならもらえるし。働けば、努力に連動してお給料はもらえるよって構造。
(もちろん、お給料の半分は税金でとられちゃうけど)

電車の中の人達の話だと。
「共産主義思想だ」
「日本人には、勤労の義務があるのに」
等々な話になっちゃってて。

もう少し補足説明せなあかんなって気分だったので。本人達いないけど(笑)ここで書いてみたいと思います。


いや、置かなくちゃいけない前提が一つあって。『今までの資本主義が、そろそろ崩壊する』という見解。この見解に納得できるかどうかが、鍵になるかなって思います。

以下、理由ね。

○企業の寿命が極端に短くなっていること。中小企業で、十年もつところは珍しいってくらいまで。それに、あのトヨタでさえ、評判次第で一気に崩れてしまうような怖さもある。

○成功話として、一夜にして億万長者になんて話も(百年前と比べたら)随分増えてきている。けど、それと表裏の関係で、昨日までの億万長者が、一夜にして普通の人なんて風景も増えてきてしまっている。

誰かが、新しい儲けのシステム作ってしまえば、古いシステムの人達は、自動的に削られちゃうわけですしね。

○志村けんさんとか、一発系のギャグで、数十年間渡りきったけど。今の一発芸の芸人さんは、一年もてばいい感じになってる。社会全体が、こんな感じになってると思いねぇ。

○今後、この傾向は加速する雰囲気である。

こんな感じかな。

資本主義という、同じシステムを使っているのだけど。今と昔では、実情が変わってきてしまっている訳ですよね。

ここまで頻繁に、お金もちとそうでない人の入れ替わる風景はなかった。

今までは、会社が社員の人生に、結構なところまで責任をもつことができていたのだけど。
最近では、会社が社員の人生に、責任をもつなんて、とても言えない状況になってしまった。


で、このあたり、そろそろ補修工事しようやってことででてきたのが。ベーシック・インカムだったり、子供手当だったりするんじゃないかなって思います。

資本経済。ここまで発達しちゃったのだから。「明日には職がない」なんてリスク。これをしょうがないものとして織り込んで。

かわりに国が、最低限の生活保障だけはしましょうよっていう、システム改変。

こういう意図なんじゃないでしょうか。
どうだろ。お話として通じてますかね?
(納得するしないは別として)


で、コメントも付けときます。

せぐ吉は、方向性としては、支持してます♪

ぼんやり思うのは、社会全体で、会社に対しての依存度下がりそうだよねって。

「父親が権威をなくした」みたいなノリで。「会社から権威がなくなった」みたいな感じになっちゃうのかな…なんて。

わかんないです(笑)

ひとまず、こんな感じでした。