ここ 7~8年間くらいでしょうか。
『仮面ライダー』とか『戦隊シリーズ』の新作が始まる度に、
「今度こそマジメに観よう!」
と思って毎週レコーダーを廻すのですが・・・。
まずは第一話から気合を入れて観ようと TV の前に構えるも。
あまりに集中力がなさ過ぎて、その第一話の途中で既に飽きてしまうのです。
となると。
第二話以降、もう 誰が/誰と/何のために 戦っているのかもよく分からないので、更に興味を失って単なる " 消化 " に終始してしまうという悪循環。
レコーダーの HDD 容量を圧迫しないように、一週間以内に 撮っては消し/撮っては消し のサイクルを繰り返しております。
大抵は 食事しながらとか/インターネット観ながら・・・とか。
ヒドい場合には、再生ボタン押してそのまま風呂に入っちゃったり。
「風呂の中で観る」とかではなくて、居間で映像流したまま放ったらかしの状態。
つまり、「再生した」=「観たと見做す」という、もう何だか分からない状況に陥っております。
ビジュアル情報もほとんど入って来ない(画面を観ていない)ので、登場キャラクターも 変身の前/後ともにどんな色や形をしてるのかも ほぼ知らない。
一応は「観たい」という意思があってのことなのですが、さすがにこれでは作品にシツレイ。
「ホントに今度こそマジメに観よう!!」
と誓ったので、先々週に始まったばかりの『ルパンレンジャー』は ちゃんと時間が取れるまで観ないことにしております。
あぁ、そういえば。
ちょっと前に始まった『仮面ライダービルド』の方も、同様の事情でまだ第一話も観ておりませんでした。
HDD も空けたいので、そろそろ溜まった数話を観ないといかん。
この週末、とりあえず第一話を・・・。
ん??
24話 溜まってますけど・・・。
24話って言ったら半年分じゃん!!
早急に " 消化 " いたします。
■ FJスズキ ■
「『ピョンちゃん』って、あの 元祖 平面ガエル の?」
「それは『ピョン吉』だね。
元祖かどうかは 基準がよく分からないけど・・・。」
と、さりげなく時事ネタを織り込みつつ。
2018年一発目の『覚え書き』。
うわ~い!
“ 比較的 “ リアルタイム。
本年も懲りずに参ります。
実は、昨年末から個人的な事情に鑑み、ライブを『観る方』/『演る方』ともにかなり絞り込んでおります。
尤も、『観る方』に関してはそもそも 観ようが/観まいが 私の個人的な事情でしかないのでそんな説明は不要なんですけど。
(まあ、「予約ドタキャン」とかで他人様にご迷惑をおかけしない前提で・・・ということで。)
一方、『演る方』についてはそうもいかず。
どうにも読めない状況もあり、しばし様子見。
そうそう。いわゆる『充電期間』ってことで。
いや、違うな。
電力で動いてる自覚はないので。
《2018年》
(以下、敬称略。)
● 1月3日(水) 名古屋 アスナル金山
11:00 ~
『新春!うたのヒットパレード!!』
◆ オレンチェ
【1】11:00 『お姉さんとおどろう!!』
【2】13:00 『なつかしの昭和歌謡!』
【3】15:00 『あの頃は若かった!』
「そうは言っても・・・。」ということで。
これはもう新年早々の『縁起物』でござまいます故。
名古屋にて、静岡の女性シンガーグループ『オレンチェ』さん のフリーライブ観覧。
3ステージ、それぞれ 3世代にターゲットを絞ったカバー曲中心に展開。
金山駅は、JR/名鉄/地下鉄 が交差するターミナル駅。「アスナル金山」はその金山駅に隣接するショッピングモールで、音楽ライブにも力を入れていて過去何度かおジャマしております。
が。
流石に正月三箇日の人出といったら、なかなか世代的な広がりは期待できず。
ってゆーか、普段から “ 通りすがり “ 以上の必然性を以て訪れる施設なのかどうか・・・というところのテコ入れ策がこうした音楽ライブなどのイベント・・・ってことなんでしょうか。
(余計なお世話ですが。)
名古屋恒例のきしめんも。
あ、あと。
またまた浜松駅(新幹線ホーム下)に出現。
『紅白』に行ったり来たり・・・ではないですよね。
● 1月5日(金) 静岡 Sunash
18:15 ~
『今日の挨拶はぽよ』
◆ ゆいはんな
◆ J the HAGI-s
◆ 雨蘭
◆ 星野百花
◆ もよぽん
◆ いくらとほたて
沼津在住 JK パフォーマー『星野百花』さん 主催ライブ。
ほぼ毎週東京方面への遠征に加え、静岡~浜松界隈では度々主催ライブ企画など、なんともアグレッシブに活動されてます。
私としてはどちらかというと電信柱の影から見守る『星明子スタイル』所望ですが、それでは実質的な実にならないのだな~。
● 1月7日(日) 静岡 Sunash
12:20 ~
『あけおめ Net Park 2018』-昼の部-
◆ 破壊☆魔.$
◆ のうさぎゆん
◆ fairly♡larme
◆ 雛吉桃世
◆ 亜桜ゆぅき
◆ 天音ことり
「Music Net Park」の新年スペシャル企画。
昼/夜 2公演の内、「昼の部」のみ拝見。
● 1月19日(金) 国分寺 Morgana
19:15 ~
『Sweet Pop☆』
◆ Riro
◆ まずいよ脱脂粉乳
◆ イオサトミア
◆ TASHI ☽KANI
◆ 勅使川原莉奈
◆ 榊音結衣
◆ 海老沢茜
◆ 亜桜ゆぅき
若干無謀感ありつつも、トリの『亜桜ゆぅき』さん には間に合うはず・・・と、平日仕事終わりから現場直行。
思った以上に遠いぞ「国分寺」。
結果、『榊音結衣』さん の途中からの参戦だったと思います。確か。
例えば、遠征先で「チアライトAir」のオペレートに徹するってのもアリかな~、と。
この日は東京泊。
『サバの一本焼定食』のサバがあまりに 3D な仕上がりで、どこから手を着けたらよいのか分からない。
● 1月20日(土)K&Mミュージック新宿店
12:00 ~
『詩音の奏~vol.42』
◆ 星野百花
◆ 飛弾せりな
◆ mash berry
◆ 鏡星
ここ最近、会場の「K&M」のお名前はよく拝見する機会がありまして、今回 お初の訪問。
『小林清美』先生 のレッスンスタジオ兼ライブスペース・・・という理解でよろしいのかと。
先生、『鏡星』のメンバーでもあり。この日、某深夜 TV 番組の放映があったらしいのですが、静岡では流れたのか?/あるいは数週遅れとかで観れるのか?
またまた『妄想連鎖』が連なって行くのであった。
● 1月20日(土) 渋谷 GARRET udagawa
18:00 ~
『小林未郁 中華圏ツアー 凱旋ライブ「Mika Type 起」東京公演』
◆ 小林未郁
《サポートメンバー》
G. : 飯室博
B. : 山田”Anthony”サトシ
Drs. : 吉田佳史
Key. : 大古富士子
久々の “ 鼻血出そうな “ ライブでございました。
Pf. 弾き語りシンガーソングライター『小林未郁』さん の、バンド形態を主軸にしたライブ。
昨年(2017年)に中国など 6箇所を廻るツアーを敢行。その公演を国内にて再演。
最新アルバム『Mika Type ろ』収録曲から、サントラ楽曲中心の構成。オリジナル曲の弾き語りやバンドアレンジバージョンもあり。
・・・といった感じ。
事前告知で、終演後のサイン会では「私物も OK」とのことでしたので。
スマホとかノートPCとかも考えましたが、なんだか必然性ないな~と思い。
↓ こんなものを持ち込み。
最早、物ボケ合戦か・・・。
完成形はいずれまた。
● 1月21日(日) 静岡 清水文化会館マリナート 小ホール
17:00 ~
『そのひぐらし「初夜 楽団 ツアー the 千秋楽」』
◆ そのひぐらし
『そのひぐらし』さん 初アルバム『初夜 楽団』リリースツアーのファイナル公演訪問。
“ 小 “ ホールとはいえ、デカいぞ マリナート。
が。
事前のご本人たちの心配も杞憂に終わり、大盛況でございました。
いろ~んな意味で「あの伝説の・・・」と未来永劫 語り継がれるであろうライブ・・・ですよね、きっと。
みさなんやっぱりプロフェッショナルなのでした。
● 1月23日(水) MOVIX清水
20:00 ~
『【吹替】スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
すっかり忘れてた!
昨年暮に公開された時点では、「年が明けてちょっと落ち着いた頃に・・・。」なんて思ってました。
年末のバタバタもあってのことかとは思いますが、ふと思い出した時には冷や汗出ました。
この週で終了しそうな気配だったので、平日夜にしかチャンスなし。
じゃあ、ということで 20:00 からのレイトショーにて鑑賞。
もう、席選び放題・・・というより券買う時点でお客は私だけ。ちょっと恥ずかしいくらいに “ ど真ん中 “ を選択。
結局、他にお客はやや後方にもう一人だけで、ほぼ貸し切り状態でした。
・・・という感じで、例に依って内容には一切触れませぬ。
因みに。
レイトショーの場合は先に売店に寄っておいた方がよさそうです。
● 1月26日(金) 静岡 UHU
19:00 ~
『BOSSの開けっ放し部屋SP中のSP!』
◆ もよぽん
◆ ツダイーン
◆ (棄権:中村信哉)
◆ 丸山研二郎
◆ NolenNiu-de-Ossi
まずは、「 ” 棄権 “ って何!?」ってところなんですけど。(笑)
そこも含めて、何かが渦巻いてる感じが確かに「SP中のSP!」でございました。
■ FJスズキ ■
3回に渡る連載記事、
● 2017年9月14日 記事
● 2018年1月25日 記事
● 2018年1月28日 記事
にて、トイレで手を洗う話・・・というより、正確には
~ トレイで手を洗った後の話
を展開してまいりました。
今回は、【番外編】として、そこに 関係あるような/ないような お話。
但し、本文中 一部を
《 閲覧注意!!》
とさせていただきます。
とかく、「知ること」/「知ろうとすること」が “ 是 “ とされる世の中。
私の経験の中には「知りたくなかったこと」ってのも確実に存在いたします。
但し、「知ってしまった」からこその「知りたくなかった」なわけだし、そこは自分の意思で選択出来ない可能性もあるのだな~。
ジレンマ・・・。
一度「知ってしまった」ら都合良く忘れることもできない。
因みに。
私のその「知りたくなかった」体験。
中学 3年生の 2学期。
HR の時間に聞かされた、担任の熱血体育教師(教師生活 2年目)が学生時代に体験したというある “ 事件 “ にまつわるお話。
正に、
「そんな話、聞きたくなかったよ・・・。」
という内容でございました。
確実に私の人生に影を落とすトラウマを生み、そして私はこんな大人になってしまったのだ。
いえ、そんなに深刻な話ではないんですけどね。
でも、もう忘れたくても忘れられないのは事実。
どうしてくれよう!
具体的な内容はここでは明らかにはいたしません。
『三次被害』の拡散は避けたいので。
どうしても気になる方は直接 私にお尋ねいただければ、こっそりお教えいたします。
・・・という事情に鑑み。
当記事 本題の核心部分 ↓ は「黒バックに黒文字」表示にしておきます。
マウスで囲っていただくか/全選択で反転表示でご覧くださいませ。
但し、スマホのアプリでは文字色の設定が反映されないと思うので、以下 “ ♥︎♥︎♥︎ “ で囲んだ部分にはご注意を。
では、【番外編】の本題。
ここ 3~4年ほど、電車を利用する機会が一気に増えました。
その “ 一気に “ というのはあくまで私の中での それ以前との相対的な比較のお話であり、そこのことろの状況を説明し出すと またムダに長~~くなるので割愛。
電車に乗る前/乗り継ぎ駅/目的の到着駅 など、チャンスがあれば出来るだけトイレで用を済ませておくことにしております。(基本的には「小」の方です。)
尤も、今時は駅を出た後でも いざとなればコンビニなどでトイレは借りられるので、そんなに切羽詰まった状況に陥ることは少ないのですが。
それでも、東京ではお客にトイレを貸してない店舗も少なからずあるので油断は禁物。
あと、目的の到着駅までガマンしてたら、その駅にトイレがなかった・・・なんてことも。
やっぱり 乗る前や/乗り換え時 にチャンスがあればそこで済ませておくという心掛けは重要。
下北沢駅とか、うっかりトイレをあてにしてるとピンチに陥りますね。
恐らく工事中なせいもあるんでしょうが、下って下って小田急線ホームの一番先の線路に転げ落ちそうな狭~い通路の奥ですので。
そんな感じで、駅のトイレを利用する機会も以前に比べてすっと増えた中、とある事実に気付いてしまったのです。
《警告 : 閲覧注意!!》
♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎
その事実とは。
~ みなさん 意外に “ 洗わない “ のね・・・。
そう。
トイレで用を足した後、『手を洗わない人』の なんと多いことか!!
(こちらもまた「男子トイレ」に限定。「女子トイレ」の事情は存じませんので。)
考えてみれば当連載記事は『ハンカチ』/『ペーパータオル』/『ハンドドライヤー』と、トイレの後は「手を洗うのが常識」という私の “ 思い込み “ に端を発しておりました。
改めて「トイレの後に手を洗う」という行為の 必要性や/その効果の検証を・・・って。
そこは『常識』でいいじゃんね~。
まあ、概ね「衛生面から」ってことでよろしいかと。
ホントに「衛生面」に配慮するならば、まずは ” 事前 “ に一度手を洗うのが正しいのだろうと思います。
感染症などからの自己防衛のため。
“ 事後 “ に関しては、やはり 同じく他者に対しての感染予防かと。
連載の中にも書きましたが、ささっと洗うレベルで実効性があるのかどうかには疑問の余地もございますが、「エチケット」という側面も少なからずあるかとも思います。
どっちにしても、そこはやっぱり『常識』ってことでいいんじゃなかろうか。
・・・にも関わらず。
『手を洗わない人』の比率、あくまで私の感覚ではございますが。
やや控え目に言って、
~ 約 5割!!
「小」の方だけじゃないですよ。
個室から出て、そのまま まっすぐトイレから出て行ってしまう人も全然珍しくありません。
(男子トイレの場合、「個室」の意味することろは・・・つまりそういうことです。)
“ あの手 “ で、吊り革とか/手摺りとか・・・。
う~む。
以上、
『トイレで手を “ 洗わない “ 話』
でした。
♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎
・・・ねっ!
そんなこと「知りたくなかった」でしょ?
最後に、トイレの話ついでに【番外編】の 更にオマケ。
お店のトイレなどに、スプレー式の便座クリーナーが備え付けられていることがあります。
壁に取り付けられたケースの頭のボタンを押して、トイレットペーパーにクリーナー液を噴射。
便座を拭いてそのまま便器に流せるという仕様。
私、これまでに 10数回は使ってるんじゃないかと思いますが、
~ 液が噴き出す場所が、毎回 予想と違う。
「この辺りかな?」と思って トイレットペーパーを下の方に構えたら、けっこう上の方から液が噴き出して手首に掛かる。
高めの位置にペーパーを構えると、今度はずっと下の方から噴き出す。
その経験を踏まえて、失敗しない様にケースの形状をじっくり眺めて「上」もしくは/「下」 を見極めたつもりが、大体予想と逆。
これは、私自身の内部的な問題以上に まだまだスプレーのケースのデザインがこなれていないからだ、と責任転嫁したい。
“ 如何にも “ という分かり易い噴射口のデザインが急務です。
例えば・・・。
♥︎ 小便小僧 ♥︎
とか。
(ホントに終わり。)
■ FJスズキ ■
当ブログでは、いわゆる「時事ネタ」は あまり扱っておりません。
何故なら、私の瞬発力がなさ過ぎて、リアルタイムで反応できないので。
でも、本件には反応したい!
今朝(1/30(火))の NHK ニュースで観た、某仮想通貨の流出事件のお話。
◆ NHK NEWS WEB
すぐにリンク切れそうですが・・・。
渋谷にある仮想通貨ユーザーの集うバーにて。
実際に今回の事件の被害に逢った人へのインタービューの場面。
30代くらいのメガネの男性の談です。
「私もそこそこコインチェックにお金入れてましたので、ハ~って真っ青になりましたね。」
↑ これは映像音声から私の聞き取り記述。
画面には字幕スーパーで、
~ わたしも「コインチェック」に/お金を入れていたので真っ青になった
と表示されております。
・・・面白い。
いや。
私は他人様の不幸を笑うような悪趣味は持ち合わせていないつもりでございます。
被害に逢った方々には心よりお見舞い申し上げます。
ただ。
このシチュエーションが・・・。
「 “ 真っ青 “ になりました。」とおっしゃるこの男性。
バーなので そこそこお酒も入っているものと見え、い~~感じに『赤ら顔』だし。
この場面、TV では 2回観ました。
ニュース本編のフルバージョン(ネットに上がっているもの)と、ヘッドラインのショートバージョン。
ショートバージョンの方は、確か この男性のインタビューのところだけがピックアップされてました。
あまりにツボに入ってしまったので、仕事中もず~っと頭の中で反芻しておりました。
が。
頭の中で反芻している記憶に、「ん??」と引っかかる箇所が・・・。
「いや、まさかそんなはずは・・・。」
どうにもすっきりしなくてネット上で探して確認。
「あぁ、やっぱり!」
字幕スーパーの『真っ青』のところ、しっかりと 大きい文字&青いシャドウ で強調されてる!
バラエティーか!!
思えば、ヘッドラインでも強いて “ ここ “ をチョイスしてたのには、きっちりと明確な意図があったのね、恐らく。
確信犯か!!
リンクが切れた時のために、↓ 勝手にキャプチャー。
目隠しのモザイク加工は筆者に依ります。
恐らくこの男性、この映像が使われることに対する承諾書みたいなものに署名してるんじゃなかろうかと思うのですが、こんな形で第三者に “ 引用 “ されるところまでは勘定に入ってないと思うので。
この後 この男性、
「取り引きがこうやって止まるなんていうのは、もう想定もしてなかったです。」
と続けております。
あの~。
そういう想定が出来ていない人は、あまり手を出さない方がいいんじゃないのかと。
(・・・というのは個人的な感想です。)
■ FJスズキ ■
● 2017年9月14日 記事
● 2018年1月25日 記事
に続く、連載第 3回(最終回)。
今回は、迷走する前に あらかじめ結論めいたお話を記しておきます。
~ だれか、「王様は裸だ!」って言ってあげてください。
(自分では言わない。)
テーマとしては・・・
【その1】:ハンカチ
【その2】:ペーパータオル
と来たら、最終回【その3】は やっぱり『ハンドドライヤー』ですね。
よく公共施設や商業施設などのトイレに設置されている、風で手を乾かす電動の装置。
真っ先に浮かんだ名前が ある特定のメーカーの商標だったことに気付いたので、一応 “ 一般名称 “ のつもりで当記事内では便宜的に『ハンドドライヤー』と呼ばせていただきます。
軽~くネット検索した限りでは問題なさそうでしたが、もしこれが商標として採用されていたとしても、その特定の機種を指す意図はございませんので悪しからず。
因みに。
いつもの如く、当記事は 私の 主観/思い込み を軸に構成しております。
公正なデータ取りや 科学的検証とは全く無縁。
従って、今回も この文言 ↓ を掲げておくべきかと。
~ 当ブログ記事はフィクションであり、実在する 企業/団体/製品/商標 などとは “ あまり “ 関係ありません。
やっぱり常に “ 逃げ道 “ はしっかり用意しておきたい。
何なら、『Gメン ’75』の滑走路くらいの道幅が理想です。
では、本題。
~~~~~~~~~~~~
私の記憶では 20年くらい前には既に ちらほらと見掛けたような気がしますが、近年、『ハンドドライヤー』の普及が進んでおります。
ここのところの急速な普及の背景としては、需要増とそれに連れて各社参入でコストダウンが進んだ相乗効果・・・って感じでしょうか。
元々、駅のトイレとかにはペーパータールもなければハンドドライヤーもないというのが当たり前だったと思います。
【その1】でもちょっと触れましたが、日本では
~ ハンカチ/ちり紙 は必携すべし。
という教育(?)があったので、そこは “ 自己責任 “ 的な風潮がベースにあったかと。
一方、飲食店など商業施設の立場としては 対顧客のサービス向上というベクトルで ペーパータオルやハンドドライヤー設置は自発的に行われて来たのだと思います。
それに連れて鉄道駅なども少しずつ意識が変化して行っているのではないでしょうか。
ハンドドライヤーの設置も珍しくなくなって来てますし。
ズバリ具体例として ↓ JR 元町駅(神戸) のトイレ。
「利用客の要望に応えました。」的なことを、誇らしげに謳っております。
あとは、衛生面に配慮してとか/ハンカチを持つ習慣のない(?)外国人客に向けてとかいった環境の変化も一因かと。
駅やショッピングモールなどではペーパータオルよりハンドドライヤーの躍進が目立つ(気がする)のにも、それなりの理由があるのではないかと思います。
ペーパータオルを設置した場合の難点。
これは正に【その2】の内容にも通じます。
まず、常にペーパーの補充の手間が掛かります。
そして、使い終わったペーパータオルの処理。
必然的に「ゴミ箱設置」は必須。
こちらも常に中身のゴミ回収の手間が掛かる。
一頃のテロ警戒で街中のゴミ箱が消えた状況からは大分回復しているとはいえ、ゴミ箱が設置されてないトイレとか、けっこうあります。
また、想像するに『分別回収』の問題もあるのでは。
駅やショッピングモールでは、捨てるゴミ別に 2~4種類くらいに箱を分けていたりします。もし手放しにトイレにゴミ箱を置いてしまったら、分別(← こっちは “ ふんべつ “ )なしに、あんなものやこんなものを詰め込まれてしまうに違いない。
ショッピングモールのトイレに『紙おむつ専用』を謳ったゴミ箱が設置されてたりもしますが、これとて 100% 守られている気はしないし。
一方、ハンドドライヤー設置を選択した場合。
当然ながら設置時のイニシャルコスト(機材そのものや設置工事費など)に加え、ランニングコスト(電気代や保守費用)が掛かります。
実際に比較したらどうなのかは存じませんが、感覚的に「それでもペーパータオルより “ 手間 “ が掛からないのでマシ。」なんじゃなかろうかと。
あと、動作音がデカいので小さな飲食店などでは採用し難い一方、ショッピングモールなどでは利用者の絶対数の多さも含めて結果的にハンドドライヤーの方が「楽」な気がします。
私の見立てでは、ハンドドライヤーには大きく分けて 2タイプあります。
[A] 揉み手型
・比較的古いタイプに多く、現在では少数派。
・高い位置(上辺が肩ぐらい)に設置。
・開口部に向かって正面から両手を入れる。
・風に当てながら両手を揉み合わせる。
[B] うらめしや型
・現在主流のタイプ。
・低い位置(上辺が腰くらい)に設置。
・上面のスリットに両手を拡げて差し込む。
・手を風に当てながら上下させる。
(↑ こちらも、取説ラベルにそう書かれている場合が多い。)
[B]の「うらめしや型」が主流なのは、こちらの方が奥行きを小さく出来るからではないかと勝手に推測。
あと、どちらも『風』で手を乾かすのは同じですが、「温風型」と「冷風(= 常温)型」に分かれます。
これも私の見立てでは、「温風型」は比較的古いものに多く(= 結果的に[A]の方に偏り)/「冷風型」は新しいモノに多い気がいたします。
もしかしたらホントは「温風型」なのに、ヒーターの立ち上がりが悪くて「冷風」のまま終わってしまうケースもあるのかも。
・・・と、ここまで私なりに認識しているハンドドライヤーの現況を並べてまいりましたが。
私は、原則的にハンドドライヤーは使いません。
理由は簡単。
~ 手が乾かないから。
あ、いや。
あまり断定してしまうと “ 逃げ道 “ がなくなってしまうので・・・。
訂正します。
~ あくまで私の経験上、あまり「手が乾いた」という実感を得られたことがないため。
(個人的な感想です。)
って感じですかね。
(これで『青葉シンボルロード』くらいの退路は確保できたかと。)
『ハンドドライヤー』なのに手が乾かない・・・。
実は、これまでそんな理由でハンドドライヤーを使っていなかったわけですが。
この連載記事を構想し始めたのが昨年(2017年)の夏。
【その1】をアップしたのが同年 9月。
そのまま立て続けに【その2】→【その3】と行くはずが完全にスタックしておりました。
ならば・・・。
この「手が乾かない」という事象が そもそも私の思い込みである可能性は否定出来ないし、もしかしたら近年 ハンドドライヤーの性能が革命的に向上しているやも知れぬ。
ということで この 3~4ヶ月ほど、機会があればむしろ積極的にハンドドライヤーを利用。
ちょっとだけ自説の検証を試みました。
尤も、「検証」とはいえ冒頭に掲げた通り、何ら 科学的にとか/統計的に といったお話ではなく。
あくまで “ 日常 “ の流れの中で “ フツーに “ ハンドドライヤーを使ってみた感想を蓄積。(← “ ドライヤー “ だけに・・・。)
結果的に、
~ やっぱり、手が乾かない。
という結論に。
あ、あくまで 私の経験上・・・ということで。
「じゃあ、『手が乾かない』と言うけれど、どれくらいの時間使ってるの?」
まあ、順当な疑問かと。
私なりの “ 日常 “ の流れの中でハンドドライヤーを使う感覚として適切なのは(・・・というか MAX 許せるのは)、『5秒間』です。
水道で手を洗って
↓
周りに迷惑にならない範囲で出来るだけ水気を払って
↓
ドライヤーに手をかざす
↓
あまり “ 乾いた感 “ はないものの、ドライヤーの爆音に気が引けるので『5秒間』くらいで一端中止
↓
実際に「乾いてない」ので、再度ドライヤーに手をかざす
↓
やっぱり “ 乾いた感 “ が得られないまま、再び『5秒間』で断念
↓
結局、シャツで さりげなく手を拭う
・・・って感じです。
この “ 日常的 “ な流れの一環としてのハンドドライヤーの使用時間。
ペーパータオルで手を拭う行為と同列に位置づけたなら、やはりズバリ『5秒間』が勝負だと思うのです。
例えば駅のトイレに於いて。
比較的大きなターミナル駅のトイレの場合、各トイレごとに手洗い場は多いところで 3台くらいでしょうか。
それに対してハンドドライヤーは、まあ大体 1台かと。
利用者が多い時には手洗い場にも若干の待ち列が出来るくらいの状況で、さらに もし全員がハンドドライヤーにきっちり『5秒間』掛けたとしたら・・・。
間違いなく『ハンドドライヤー渋滞』が発生いたします。
ホントは、後続の人に気を使わないギリギリのラインは せいぜい『3秒間』ではなかろうかと。
設置されているハンドドライヤー、前述の様に取り扱い説明のラベルが貼ってあるものは極少数に限られます。
取説かと思ってよく見ると「フィルター交換の際は~」みたいな、メンテの説明だったりすることの方が圧倒的に多い。
そんな状況だけに、尚のこと。
具体的な『使用時間』について書かれたモノは一度も見たことありません。
恐らく、各メーカー/各機種で推奨される『使用時間』は ちゃんと設定されているものと思われます。
メーカーのサイトで調べたり/カタログで確認することは可能・・・なはず。
でも、あえて調べてないのは取説のない状況で果たして “ 日常的 “ な流れに沿える使い勝手なのかどうかを、余計な先入観なしで確かめてみたかったため。
(↑ 実は「面倒臭い」と同義だったりして・・・。)
試しに、実際にどこまで時間を掛ければ「乾く」のかを確かめてみることに。
あるデパートのトイレにて、他に人気のないところを見計らって。
「うらめしや型」で「冷風型」のモノでした。
開始から 40秒まで粘ったところで、まだ「乾いた」実感が得られないまま ちょっとした罪悪感と/えも言われぬ恐怖心 に苛まれて断念。
ハンドドライヤーのあの轟音って、人を不安にさせる何かがありますね。
「乾かない」中でも、特にポイントは『水滴』かな~と思います。
可能な限り手に残った水気を払ってからドライヤーに当てるわけですが、この時点で手のあちこちに『水滴』が残ってます。
水滴のない部分は恐らく分子レベルの厚みでうっすらと水の幕が残るだけなので、風に当てればすぐに乾くものと思われます。
ところが。
水滴は、例え小さくても 風圧で飛ばすにせよ/熱量で蒸発させるにせよ かなりのエネルギーが必要なはず。
私の言う最初の『5秒間』で勝負を決めようとした場合、
~ 生爪が剥がれるくらいの高い風圧
もしくは、
~ 指毛 全焼失 & 表皮に焼き色が付くくらいの高温
が必要なのでないでしょうか。
(例に依って科学的根拠は全くございません。)
~ この際、いっそのこと『マイクロ波』で・・・。
とか、恐ろしいことは申しませんけど。
この「乾かない」ハンドドライヤー、私自身が使わないのは私の勝手なんですが。
実は、出来れば他人にも使って欲しくない。
一番端的な例として、某高速道路のサービスエリアのトイレのケース。
子供の頃、昔のサービスエリアの あの “ ほぼ立ちション “ スタイルのトイレがイヤでイヤでたまりませんでした。
今はどこの SA もヒジョ~に清潔で快適。
主に高速バスのトイレ休憩などで度々お世話になっております。
この SA のトイレ、手洗い場の数も豊富で冬場は温水が出るところもあったり。
その手洗い場のシンクとシンクの合間にハンドドライヤーが設置されております。
手を洗おうと やや前屈みになったところに、真横で誰かにハンドドライヤーを使われた場合。
そのドライヤーから吹き出す風が、モロに顔面を直撃!
「むむっ!」ってなります。
決して気分はよろしくない。
「気分」の問題だけなら まだよいのですが・・・。
よく病院のトイレなどで、細菌やウィルスをきっちり洗い流す『正しい手の洗い方』の説明を見掛けます。
石けんをよく泡立てて、指の間や爪の間・手首の方までよく洗って、最後にしっかり水で流す・・・みたいな。
ここまできっちりやって、ようやく菌やウィルスを除去出来る。
ってことは、翻って。
“ 日常的 “ な感覚でトイレの後にさらっと手を洗うくらいのやり方では、菌やウィルスに対してはほとんど『気休め』程度の対処しか出来ていないのでは?
結果、菌&ウィルスまみれの手を敢えて水に濡らして/その 菌&ウィルスまみれの水滴を風圧で空気中に拡散させているってことではないのか??
機能の追加を希望いたします。
~ 『5秒間』で細菌やウィルスを完全に死滅させる、超強力な紫外線滅菌ランプを装備
う~む。
兵器か・・・。
結論です。
~ だれか、「王様は裸だ!」って言ってあげてください。
(え~っ! 私の方が裸ですと!?)
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・・・と、ここまで書いて読み返してみたら、今回も気付きました。
『ハンドドライヤー』は、実は『ハンドドライヤー』ではないのではないか?
文中に記している通り。
街中で見掛けるハンドドライヤーには、ほぼ『取り扱い説明』が付いておりません。
とすると。
メーカーにしてみたら
~ 取り扱い説明も読まずに使わないで下さい。
ってことかも。
昨今、製造物責任の立場から いろんなモノの取り扱い説明書には「これでもかっ!」ってくらいに禁止事項や注意事項が満載されております。
「ご使用の前に必ず取扱説明書をお読み下さい。」とか「この説明書を保存しておいて下さい。」というのも極々当たり前に。
となると、メーカー側の立場としては、
~ そもそも取説も読んでないのに使っちゃうなんて、言語道断じゃね!?
ってことなんでしょうね、きっと。
ちょっと反省いたしました。
で。
そう考えると。
取説を読んでないってことは、「使い方」どころか その装置の「機能」自体を理解していない可能性が・・・。
私が一方的に『ハンドドライヤー』だと思い込んでいたモノが、実はそもそも『ハンドドライヤー』ではなかった可能性もあるってことなのですね。
となると・・・。
トイレでよく見掛ける、
~ センサーが反応すると強風(時に温風)を吹き出す箱状の装置
の何たるか。
改めて その可能性を考察。
◆ 可能性 その1:ハンカチドライヤー
濡れた手を風圧で乾かそうなどというのは極めて野蛮な発想。
一旦ハンカチで手を拭い、その湿ったハンカチを専用ドライヤーで乾かすというのが文明人。
◆ 可能性 その2:環境にやさしい『虫除け』
コンビニの駐車場などで見掛けますが、光でおびき寄せた昆虫を高電圧の電撃で撃退しようなどというのは極めて野蛮な発想。
文明人は、うっかり迷い込んだ虫たちを風圧でそっと追い返す。
◆ 可能性 その3:『T.M.Revolution ごっこ』用 簡易特功装置
台風の季節でなくとも、『T.M.R. ごっこ』が低リスクで手軽に楽しめる。
トイレよりも、むしろカラオケボックスに常備したい。
(まあ、それはそれで野蛮・・・かもしれない。)
◆ 可能性 その4:スタイリッシュな『真実の口』
映画『ローマの休日』でもお馴染み、石の彫刻の口の部分に手を入れると「噓つきは手を喰いちぎられる。」という伝説を持つ『真実の口』の普及版。
アーバンなライフスタイルにも違和感なく溶け込むスタイリッシュなデザインにアレンジ。
同時に、『嘘つき』に対する制裁レベルをコンプライアンスにも配慮した 4段階に再設定。
・制裁レベル1:セーフ:冷風
・制裁レベル2:概ねセーフ:温風
・制裁レベル3:ギリギリセーフ:熱風
・制裁レベル4:アウト:マイクロ波
将来的な軽犯罪裁判の迅速化を念頭に、即決式の『簡易自動裁判装置』としての導入可能性を探る社会実験を実施中。
これまで私は『温風』までしか経験しておりせんので、噓つきのレベルとしては「概ねセーフ」ってことですね。
・・・まあ、それはそれとして。
当記事から、恐らく私は『アンチ・ハンドドライヤー派』かと思われてしまうかも知れませんが、それは違います。
最後に、私の大好きなハンドドライヤーをご紹介。
これはあるメーカーの特定の機種に限定されたお話になってしまうのでアレなんですが・・・。
洗面台のボウルに、ハンドドライヤーがビルトインされたタイプ。
私が初めてこの機種を見掛けたのは、かれこれ 7年程前の『静岡市立美術館』の男子トイレ。
(「女子トイレ」の方の事情は知りません。ホントです。)
当時まだこのビルトイン式のドライヤーに気付いていない方も多く、手を洗った後に壁のハンドドライヤーを探してキョロキョロしてる人がいたら すかさずこのドライヤーを起動させて、ちょっとだけ優越感に浸るのが好きでした。
ただ。
この取説ラベルにある通りに手を拡げて上下させようとすると・・・。
センサーは恐らくフツーに手を洗っている際の誤動作を防ぐため、けっこう手前(ボウルのふちに近いところ)で反応する仕様になっています。
従って・・・。
センサーが反応する位置で手を拡げて上下させると、すぐに指先がボウルの底(手前の斜面)に付いてしまう。
↓
「あっ!」と思って手を少し奥にやると、センサーに反応しなくてドライヤーは停止。
風は出ない。
↓
仕方がないので、手前の方でなんとなくモジモジしながら手を揉み合わせてはみるものの、結局すっきり乾かない
↓
最終的に さりげなくシャツで手を拭う
・・・という結末に。
ある飲食店では、このビルトイン式のドライヤーのスイッチは切ったままで、横にペーパータオルを置いてました。
そんなところも含めて とっても愛おしい。(← マジで。)
(『トイレで手を洗う話』、おわり。)
■ FJスズキ ■